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【TKS/D】火縄銃 細筒 柳ニ小野道風図銀象嵌 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、無銘) (京)㉙ |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【8380】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、東京店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,404mm |
口 径
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14mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 細筒 柳ニ小野道風図銀象嵌 (無銘) について】
本品は細筒 (小筒) と呼ばれる狩猟用、または標的射撃用の火縄銃です。 全長は1,404mmで火縄銃の細筒としてはやや長めのサイズとなっています。 本品の口径は実測約12,2mm (約三匁弱、銃口付近で僅かに広がって約14mm) と細筒としては標準的な口径の品となっています。
本品の筒 (銃身) は後方に向かってやや広がった八角銃身で、銃身前部の最も細い部分の外径は約19,5mmで後部の最も太い部分の外径は約26,7mmになっています。 銃口部には芥子柑子が設けられています。 芥子柑子とは、ケシの花が開花する前にプックリと膨らんだ形状から名付けられました。 先目当としては頂部に溝が切られた三角形、元目当は筋割となっています。 本品の銃身は台 (銃床) に対して4か所の目釘及び2本の台締金により固定される構造となっています。 筒 (銃身) 後部の上面には小野道風と思われる人物が銀象嵌により施されています。 銃床についてはしのぎ目穴や地板の鋲裏座金に菊の花弁を象った金具が用いられており、各部に桐や牡丹と思われる花を象った飾り板が取り付けられています。 銃床には火穴通しの穴と火縄消しの穴が設けられており、いずれも菊の花弁を象った金具よる装飾が施されています。 台尻部の芝引金具は剣形 (篠垂形) です。 カラクリは外カラクリ (平カラクリ) で、カラクリの地板金や胴金、雨覆、火蓋、火挟は真鍮製となっています。 引金は水滴型で、真鍮製の用心金が設けられています。
【本個体の説明】
本品の筒 (銃床) は全体に時代錆が表れ、一部表面錆痕や朽ち込みが見受けられますが、銃身後方上部の象嵌については比較的良好に残っています。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は4箇所とも一致しています。 真鍮製の台締金が2本付属致します。 尚、目釘は付属しません。 最前部の銃身の目釘金具に一部欠けが見られますが、銃身の銃床への固定自体は問題なく行う事が可能です。 台 (銃床) については、胴金前方の銃床両側面に木部の欠けやひびの補修跡が見られる他、銃床先端部に一部ひびが見られます。 カラクリの地板金や胴金、雨覆、火蓋、火挟、引金、用心金といった真鍮部品については、やや磨かれているものの大きな違和感は感じられません。 用心金の取り付けに若干の遊びが見られるものの、銃床への固定自体はしっかりとしています。
カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) います。 かるか (さく杖) が付属致します。 (KK)
【その他の情報】
兵庫県教育委員会によって昭和48年3月1日に交付、令和5年1月30日に訂正された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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