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【TKS/D】火縄銃 播州細筒 銀象嵌合戦図 (登録証付古式銃、在銘: 地鉄二重巻張 播州住喜多村惣七作) (西)㉕  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【8287】
英  名
 Japanese Matchlock Musket, BANSHU Style
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品、火縄銃地方鉄砲鍛冶
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,050mm
口  径
 10mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【火縄銃 播州細筒 銀象嵌合戦図 (在銘: 地鉄二重巻張 播州住喜多村惣七作) について】
本品は全長1,050mmの細筒と呼ばれる火縄銃です。 口径は実測約11,5mm (約二匁半) です。 銃身上部の薬室から中央部にかけて「川中島合戦」と思われる浪(波)に騎馬武者と幟の図が銀象嵌で施されています。
本品は在銘で、銃身下面に「地鉄二重巻張 播州住喜多村惣七作」の銘が切られています。 喜多村惣七は「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.88及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.162に掲載されている播州播磨の鉄砲鍛冶です。 播州は鉄砲の一大産地の堺筒と刀の名産地で鉄砲鍛冶も比較的多い備前に挟まれた地域性か独自の地方色はあまりなく、摂州堺の鉄砲と思われる様な形状の品が見られます。 本品も堺筒の特徴が出た品です。 播州鉄砲鍛冶は銘鑑には僅か25名ほどしか記載されてらず、現存品が少ないので希少性があります。
本品の形状 (シルエット) は堺筒を基本とし、台木 (銃床) の全体的な装飾は華美な堺筒に比べ控え目で、品良くまとめられています。 しかしながら、豪華な堺筒に見られる台下カブ後部 (バット・プレートに相当) 全体を芝金物と一体化した真鍮板で覆い、波に兎の文様が彫られています。 また銃床下部 (先台の外部裏側) には約13,5cmの真鍮金具に波の文様が入っており堺筒の影響が色濃く出ています。 筒 (銃身) は後方に向かって緩やかに広がった八角銃身で、銃口部には丁寧に仕上げられた八角芥子柑子が設けられています。 芥子柑子とは、ケシの花が開花する前にプックリと膨らんだ形状から名付けられました。 先目当は凝った形の杉型で元目当は富士形となっています。 台木 (銃床) は上等の硬い材質の楢材が使用され、丁寧な仕上げが施されています。 注文主の好みと思われますが、堺筒系の銃であっても銃床の装飾は控えめにして銃身の装飾を引き立てています。 台カブ部分のアールは典型的な堺筒になっています。 台カブの両側には大きくそして凝った装飾が施されたデザインの火縄消しの穴があります。 地板の縁全体に鑢目の装飾が施されています。 胴金は約3cmで胴金後方の飾り金具と共に兜の意匠が施されています。 銃床の目釘座金やカラクリの鋲裏座金には桜花と思われる同じ花弁を象った金具が14ヶ所も用いられています。 火縄通し穴の周辺にも花弁を意匠化した飾りが取り付けられています。
カラクリは外カラクリ (平カラクリ) となっており、カラクリの地板や弾金、火挟、胴金、雨覆、火蓋といった部品は真鍮製となっています。 引金は丸引金で、真鍮製の用心金が取り付けられています。 (MM)

【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 傷み易い銃床に隠れる銃床下面についても、やや表面錆や若干の朽ち込み痕は見受けられますが、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃身下部の4箇所の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は一致しています。 尚、目釘は付属致しません。 銃身と銃床はピッタリと合っています。
台木 (銃床) については、非常に良い状態で全体としては大きな破損等も見られません。 各部の飾り金具や座金については、台かぶ下部や芝引の金具に僅かな欠けが見られるものの、現状大きな欠損等は見受けられません。 カラクリの地板や弾金、火挟、胴金、雨覆、火蓋、用心金といった真鍮部分についてはやや磨かれているものの、それほど違和感は感じられません。 用心金等各部の取り付けについても現状ガタつきなどは殆ど見られません。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尾栓の取り外しについても問題なく行う事が可能です。 カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 竹製のかるか (さく杖) が付属致します。
銃身に人気の合戦図が象嵌が品良く施されており、火縄銃の象嵌の中では最も人気の図柄です。 (MM)(KK)

【その他の情報】
昭和37年11月5日に静岡県教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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