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【TKS/O】スイス M1851 フェデラル ロング・ライフル (銃砲刀剣類登録証付古式銃、アユチ刻印)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【8270】
英  名
 Swiss M1851 Federal Long Rifle
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品
国  名
 スイス / 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,322mm
口  径
 10mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【スイス M1851 フェデラル・ライフル について】
スイス陸軍で1851年に制式になった前装式のM1851 フェデラル (連邦制式) ライフルです。 スイス軍では「Jagergewehr Eidgenossisches Modelle 1851 (独語)」が制式名称で、「Jagergewehr (猟兵銃)」の分類になっていますが歩兵銃と全長は殆ど変わりません。 トリガー・ガードの形状が歩兵銃が楕円形になっているのに対して、猟兵銃のトリガー・ガードの後部に指が掛けられるような突起が付いており、これはヨーロッパ諸国に通じる猟兵銃の特徴です。 但し、歩兵銃の一部や猟兵銃以外にもこの突起が付いている銃もあります。
スイス M1851 フェデラル・ライフル (Eidgenössischer Stutzer 1851 / Feldstutzer 1851) とは、1848年のスイス連邦憲法制定後にそれまでの州 (Canton=カントン) レベルでの調達に代わり、連邦政府により初めて調達された初の小銃です。
本銃はそれまでヨーロッパで実質的標準口径であった18mmに代わり、小口径の10,4mm (.41口径) 弾を使用する初めての小銃でもありました。 これにより、歩兵は従来の2倍近い弾数を携行する事が可能となりました。 リア・サイトはスイス軍独特の形状で3から10まで (300mから1,000m) の目盛りが入った扇型のガードに、蝶ネジで調整可能な当時としては非常に精度の高いリア・サイトを備えています。 またフロント・サイトも固定式ではなくサイト基部がアリ溝で銃身に嵌め込まれており、当時の軍用銃としては珍しい微調整が可能になっています。
1867年には本銃をベースにミルバンク・アムスラー・コンバージョン (Milbank-Amsler Conversion) システムを用いた後装単発縁打式への改修も行われ、1869年にベテェーリ小銃が採用されるまで使用が続けられました。
本銃は日本ではリア・サイトの形状からマンソー ライフルと呼ばれている品です。 (KK)

【本個体の説明】
本品の銃身後部上面には「OUSSSTAHL (oußstahl)」と読める刻印が打刻されており、銃身後部左側面には現状判読が難しいもののメーカー名と思われる刻印が確認出来ます。 バット・ストック右側面には盾とスイス十字を組み合わせた刻印及び「W」のアルファベットが打刻されています。 その他、サイド・ロック・プレートに「GW」、センター・バンドに「W」の刻印が確認出来ます。
本品の銃床には正方形 (7mm四方) に「アユチ」の刻印が打刻されていますが、アユチとは尾張国愛知郡の古称です。 国内の古式銃に多く見られる「壬申刻印」と同様に、この「アユチ」刻印は幕末から明治初頭の何処かの段階で愛知郡内に存在していた銃を調査・管理する事を目的として打刻されたものと考えられますが、「壬申刻印」とは打刻方法が全く異なっています。 本品の「アユチ」刻印は、上記の壬申刻印のような国による管理下で全国一斉調査が行われた際に打刻されたものではなく、ほぼ同時期に愛知郡の行政組織が独自に調査を行った際に打刻されたものと思われます。 また、その横に打たれている16233の番号がアラビア数字で打たれているのも特徴です。
銃身や機関部、トリガー・ガードといった鉄部については、時代錆が全体に渡って満遍なく見られますが、全体の造りはしっかりとしています。 本品のフロント・サイトは左右調整の出来ない固定式のタイプが取り付けられています。 銃床についてはリア・バンド後方の銃床左側面やバット・ストック後端下部のバット・プレート取付部付近に一部補修痕が見られる他、バット・ストック後端に一部ひびが見られるものの、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 バット・プレート部についても全体に時代錆が表れ、若干の朽ち込み痕が見られるものの、現状目立った変形や腐食などは見受けられません。 リア・サイトについては蝶ネジを緩めた状態で問題なく調整を行う事が可能です。 作動については完全で、撃鉄を起こした際のロックはしっかりと掛かり、トリガーを引くと撃鉄が力強く落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、やや表面錆は見られるものの、ライフリングも比較的はっきりと残っています。
金属製のラム・ロッドが付属しています。 (MM)(KK)

【その他の情報】
令和5年1月12日に愛知県教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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