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【TKS/D】火縄銃 葵紋散肥後細筒 (登録証付古式銃、在銘: 東肥住林権右衛門重安作、文政三庚辰年為土肥共治製之)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【8240】
英  名
 Japanese Matchlock Musket, HIGO Style
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品、火縄銃地方鉄砲鍛冶
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,306mm
口  径
 15mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【火縄銃 葵紋散肥後細筒 (在銘: 東肥住林権右衛門重安作、文政三庚辰年為土肥共治製之) について】
本品は全長約130cmの火縄銃の細筒 (小筒) で、口径は銃口周辺で実測約14,5mm、やや奥まった箇所で13mm (約三匁半) 程度と細筒として標準的な口径となっています。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されました。
本品は肥後 (現在の熊本県) の鉄砲鍛冶である林権右衛門重安による在名品で、銃身下部に「文政三庚辰年為土肥共治製之」及び「東肥住 林権右衛門重安作」の銘が切られています。 銃身上面には葵紋の象嵌が入っており、台 (銃床) 各部にも葵紋が金蒔絵により計11箇所施されています。
本品の銃身は後方に向かってやや広がった八角銃身で、上面の3面はわずかに丸みを帯びた形状となり、各面の境に筋立てが施されています。 銃口部には肥後独特の寸の詰まった芥子柑子が設けられています。 芥子柑子とは、ケシの花が開花する前にプックリと膨らんだ形状から名付けられました。 先目当としては変わった長方形の台に銀と思われるポスト・タイプのサイトが付いており、元目当は筋割となっています。 銃身は4箇所の目釘により銃床に固定される構造となっています。 銃床の庵は浅く、台かぶ部分は肥後筒独特の大振りな形になっています。 銃床の目釘座金やカラクリの鋲裏座金には桜花と思われる花弁を象った金具が用いられています。 芝引金具は剣形 (篠垂形) です。 火縄通しの穴は無く、火縄消しの穴は最小限の大きさで装飾は施されていません。 胴金は真鍮製で、上面と左右斜め上面は平坦ですが、左右両側面と下面は盛り上がった形状になっています。 カラクリは外カラクリ (平カラクリ) で、蟹の目隠しは水滴型となっています。 カラクリの地板や火挟、雨覆、火蓋といった部品は真鍮製となっています。 引金は水滴型で、真鍮製の用心金が設けられています。 肥後筒の掟を全て押さえた造りになています。(KK)

【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) を含む鉄部は落ち着いた色合いの黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃床に隠れる銃身下面にはやや時代錆や表面錆痕の他、一部に鉄部の痩せが見られます。 銃身下面の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は4箇所とも一致しています。 尚、前から2番目の目釘金具に欠品が見られます。 銃身と銃床の合わせはがたつきもなくしっかりとしています。 銃身下面の銘については、一部朽ち込み錆が重なっている箇所が見られますが、大部分がはっきりと判読可能です。
台木 (銃床) については、銃床前部や火皿前方の木部に欠けの補修痕が見られる他、胴金後方の銃床上面や火縄消しの穴周辺に一部ひびが見られるものの、全体としては大きな欠損も見られず、強度的にしっかりとした状態が保たれています。 カラクリの地板や火挟、雨覆、火蓋といった真鍮部品については適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 カラクリの鋲裏座金に一部補修痕が見られますが、大きな違和感は見られません。 カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 火蓋はやや取り付けに遊びが見られるものの、開閉についても問題なく行う事が可能です。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尚、尾栓は現状固着しており取り外しは出来なくなっています。 木製のかるか (さく杖) が付属致します。
非常に凝った造りの上等な品で、台全体に金蒔絵で「葵紋を散らした」肥後細筒を代表する一品です。 「東肥住林権右衛門重安作」の東肥住の鉄砲鍛冶銘も珍しく、また「文政三庚辰年為土肥共治製之」年記と為書きまで入ったお勧めの一挺です。 (MM)(KK)

【その他の情報】
昭和62年7月29日に山口県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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