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【TK2549S/D】火縄銃 日野細筒 獅子牡丹象嵌 (在銘: 江州日野和田太一郎重正)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【8209】
英  名
 Japanese Matchlock Musket, HINO Style
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,350mm
口  径
 12mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【火縄銃 日野細筒 獅子牡丹象嵌 (在銘: 江州日野和田太一郎重正) について】
本品は江州日野 (現在の滋賀県蒲生郡日野町) の鉄砲鍛冶により製造された、日野筒と呼ばれる火縄銃で、銃身に獅子牡丹象嵌が入った高級な日野筒の典型的な品です。 獅子牡丹図は百獣の王「獅子」と百花の王で富貴の象徴とされる「牡丹」を取り合わせて吉祥の意味を強めた文様です。
同じ江州の国友筒が幕府の定式鉄砲として納められていたのに対し、日野筒はそのような受注がなかった事から、市場での競争力を高めるため当時は廉価で販売する手法が取られました。 しかしながら、その作り自体は他所で製造された火縄銃に決して劣るものではなく、緻密な装飾が施された品も多く見られます。 本品もその優作の一つです。
本品は在銘で、筒 (銃身) の下面には「江州日野和田太一郎重正」の銘が切られています。 和田太一郎は江州日野の鉄砲鍛冶の一門で、重正は「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.308及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.153に掲載されています。 和田太一郎重正は江戸末期から火縄銃の製作を行っており、明治に入っても火縄銃を作り続けた数少ない鉄砲鍛冶の一人で、重正銘で「明治二十一年」の年記が入った品が確認されています。
本品の筒 (銃身) は八角銃身で、銃口部には柑子は設けられておらず僅かに広がった形状となっています。 先目当は洋式銃のブレード・サイトに似た三角形、元目当は筋割となっています。 銃身は台 (銃床) に4箇所の目釘と1本の細い台締金により固定される構造となっています。 銃身上面には獅子や牡丹と思われる花の象嵌が精緻に施されています。 銃床の目釘穴やカラクリの鋲裏座金に鬼蔦の金具が用いられており、胴金及び胴金後方の飾り金具には兜、台かぶ右側面に獅子、銃床下面に松、台かぶ上面に波を象った飾り金具が取り付けられています。 カラクリは外カラクリ (平カラクリ) で、菊花を象った蟹の目隠しが取り付けられています。 引金は丸引金で、真鍮製の用心金が設けられています。 (MM)(KK)

【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) は全体に時代が付いた良い雰囲気となっており、一部時代錆や若干の表面錆、朽ち込み痕が見受けられるものの、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃身後部上面の色絵象嵌についても剥落等は殆ど見られず、比較的良好に残っています。 銃身下部の銘については、一部表面錆痕が表れているものの大部分がはっきりと確認可能です。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は4箇所とも一致しており、真鍮製の細い台締金が1本付属致します。
台木 (銃床) については若干の打ち傷が擦れが散見される他は目立った破損や欠損等は見られず、概ね良好な状態が保たれています。 各部の飾り金具についても現状欠品等は見受けられません。 カラクリの地板や火挟、火蓋、雨覆、引金、用心金といった真鍮部分については適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) いますが、火穴は抜けていません。 尾栓は現状固着しており取り外しは出来なくなっています。
竹製のかるか (さく杖) が付属致します。 (KK)

【その他の情報】
静岡県教育委員会によって昭和52年1月19日に交付、令和4年12月27日に再作製された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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