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S18-1100 (PzB785) 対戦車ライフル (#2578) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【82】 |
英 名
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S18-1100 (PzB785) Anti-Tank Rifle |
種 類
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対戦車ライフル、一品物 |
国 名
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スイス / ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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2,100mm |
口 径
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20mm×138 |
装 弾
数
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5/10発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物とは異なります。 |
コメント
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スイスのソロータン社(Solothurn社)で開発された20mmの自動装填式対戦車ライフルです。 ソロターン社はドイツのラインメタル社(Rheinmetall社)の子会社で、第一次大戦後のベルサイユ条約で銃器製造の制限を受けたドイツがソロータン社で各種の銃器開発を行いました。 ソロータン社製の銃器はその品質高さ(=価格の高さ)も相まって「銃器界のロールス・ロイス」と呼ばれており、その中でも最も大型の小火器である対戦車ライフルはまさにその頂点になるものです。 S18シリーズは1936年に開発され1938年頃から生産が始められました。 作動方式はリコイル・オペレーティッド・セレクティブ・ファイア、ロテイティング・ロッキング・カラーによってボルトを閉鎖するユニークな構造になっています。 ほぼ全ての部品が削りだしで作られており精密機械工業で知られるスイスの加工技術の高さをおもい存分発揮できた品です。 S18/1100はセミ/フルの切り替えが出来るセレクティブ・ファイアで、S18/1000はセミ・オートだけのものです。 スイス陸軍では採用は見合わされたため輸出に力を入れられました。 1940年代に入ると戦車の装甲も厚くなり、20mmでは戦車に対抗するのは難しく、製造コストが高いのも災いして商業的には成功しませんでした。 大戦中に最も多くのS18-1100 を購入したのドイツと同盟国でもあったイタリアでレコン装甲車に搭載して北アフリカ戦線で使用したのは有名です。 Flak30/38と共通の弾薬を使用する理由から、ドイツ軍によってPzB785の名称で少数が使用されました。 ハンガリー軍など枢軸国軍によっても東部戦線で使用されました。 セミ・オートのS18/1000は大口径銃器の規制ない当時に米国に単なるセミオート・ライフルとして輸入され、コレクター市場でも見受けることもありました。 しかし本品はセレクティブ・ファイアであるため、世界的に見ても現存数の非常に少ない品となっています。大口径自動機関砲という特殊なカテゴリーに入るため、欧米でも所持許可を得るのは難しく、ヨーロッパのコレクター市場でも見ることの出来ない希少品です。 先述したFlak30/38と共用の実包の弾頭は重量約146g、銃口初速2,700fpsで鉄鋼弾は100mで暑さ40mmの防弾鋼板を貫くことができました。 ボルトが完全に閉鎖した旧加工品で国内唯一の品です。#2578 東京店在庫品。
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斜めから見た状態。 |
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二脚部拡大図、二脚基部のやや後ろ側のピンを外すとテイクダウンも可能です。 |
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機関部拡大図、バットプレートの近くには一脚が付いています。 |
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マガジンハウジング部拡大図。 機関部左側に3倍率の光学サイトを取り付けられるマウント・チューブが付いています。 |
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機関部上部のモデル名とシリアル刻印の拡大図。 |
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前から見た状態。 |
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機関部右側面。 |
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マズルブレーキ拡大図。 |
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