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フィンランド DP (7,62 Pk D) 軽機関銃 (中期型、#4353)  
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価格(税込)
 \198,000
商品番号
 【8183】
英  名
 Finnish DP (7,62 Pk D) Light Machinegun, Middle Production
種  類
 軽機関銃、大阪店在庫品、無可動実銃新入荷品 2022年11月
国  名
 フィンランド / ロシア&ソ連
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦
全  長
 1,270mm(実測)
口  径
 7,62mm×54R
装 弾 数
 47発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【フィンランド DP (7,62 Pk D) 軽機関銃 について】
ヴァシーリー・デグチャレフの主導により開発され、1927年に制式名が与えられて1928年から部隊配備が始まった軽機関銃で、第二次世界大戦を通して使用されました。
作動方式はガス圧利用式で、ロッキング・フラップによる閉鎖機構を備えています。 本銃の使用弾薬である7,62mm×54Rはリムド・カートリッジのため、マガジンは強いアーチを描くバナナ・マガジン形状となりますが、その延長として生まれたと言われる円盤型の47連パン・マガジンが本銃の最大の特徴となっています。 また、銃身から機関部にかけての細身の外観も独特で、銃身の取り外しが難しい初期型と、機関部側面に銃身ロックを設け銃身交換を容易にした後期型があります。
DP軽機関銃のリコイル・スプリングはガス・ピストンの周囲に配置されていましたが、これは長時間の射撃によるリコイル・スプリングの過熱と、それに伴うスプリングの反発力低下を引き起こしました。 この問題を解決するため、後にリコイル・スプリングをレシーバー後方へと移した改良型であるDPM軽機関銃が開発されました。 DPM軽機関銃ではレシーバー後方から伸びるリコイル・スプリング用スリーブによりストックの銃把部分を握って射撃する事が困難となった事から、新たにピストル・グリップがレシーバー下部に追加されました。 その他にも空軍向けのDAや車載型のDT及びDTM、ベルト・リンク式給弾機構を追加して銃身をヘビー・バレル化するなどの改良を行ったRP-46といった派生型が開発され、戦後ソ連以外の社会主義国等でも運用された非常に息の長い機関銃です。
フィンランド軍は冬戦争 (1939-1940年) で3,000挺以上、継続戦争 (1941-1944年) で約5,000挺のDP軽機関銃を鹵獲し、Pikakivääri 7,62 D (Pk D) の制式名で運用されました。 継続戦争中に鹵獲されたDP軽機関銃の大部分は、1941年に捕獲されたと言われています。 フィンランド軍は、鹵獲したDP軽機関銃について早い段階から共和国銃器工廠VKT (Valtion Kivääritehdas) で修理・整備を行っており、マガジンやスペアパーツ等の新造も行われました。 これらのフィンランド製スペアパーツの中で最も特徴的なのはバット・ストックで、これはオリジナルのソ連製バット・ストック下部に見られる半円形の膨らみが省略された形状となっています。 DP軽機関銃はフィンランドで開発されたラハティ-サロランタ M/26 軽機関銃よりも信頼性が高く、弾倉容量も大きかった事からフィンランド兵に好評で、フィンランドで人気のあるワルツにちなんでエマ (Emma)というあだ名も付けられました。 これはDP軽機関銃の板状の弾倉が、射撃中に銃の上で回転する様子がレコード・プレーヤー上のレコードに似ていた事に由来すると言われています。 DP軽機関銃は継続戦争においてフィンランドの前線部隊で最も多く使用された軽機関銃となり、その後も1960年代まで運用されました。

【本個体の説明】
本個体はソ連製のDP軽機関銃をフィンランド軍が鹵獲・使用した品でアッパー・レシーバー後部上面にはシリアルNoの他、見難いですがコブロフ工廠を示す砲弾に矢印の刻印や製造年の刻印などが入っています。 シリアルはアッパー及びロア・フレームでマッチしています。 本品はDP軽機関銃としては中期の生産品で、冷却フィンの省略された銃身が付属しています。 バット・ストックについては、下部に半円形の膨らみがあるソ連タイプではなく、膨らみが省略されたフィンランド・タイプとなっています。 製造年は1935年で1939年に勃発した冬戦争での捕獲品であった可能性が高いと思われます。
全体に適度な使用感が見受けられ、金属部はやや小傷や擦れ、角の部分など一部に仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所や二脚の右側の中央部に凹みが見受けられるものの、他に目立った破損や欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製のバット・ストックについても、若干の打ち傷や線傷等は見られるものの、現状目立った破損等は見られず、各部の取り付けも目立ったがたつき等は見られません。 マガジンの着脱や二脚の展開、リア・サイトの調整等については問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンについても、やや小傷や擦れ、若干のアタリは見られますが、大きな変形などは見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 マガジンは一部が固定されています。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (AW)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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