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【TKS/D栄】133.5火縄銃 細筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、無銘、 岐阜縣刻印入) (京)㉓  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【8096】
英  名
 Japanese Matchlock Musket
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,333mm
口  径
 13mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
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コメント
 【火縄銃 細筒 岐阜縣刻印入 (無銘) について】
本品は全長約133cm、口径13mm (三匁三分相当) の細筒 (小筒) と呼ばれるサイズの火縄銃です。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されました。
本品は無銘ですが、各部の仕様から江州=近江国 (おうみのくに: 現在の滋賀県) で製作された品と思われます。 筒 (銃身) は柑子のない八角銃身で、先目当は三角形、元目当は筋割となっています。 先目当の頂部には銀と思われる別金属が直線状に埋め込まれています。 江州は堺と並んで鉄砲の生産が盛んな地域で、中でも国友の鉄砲鍛治は江州を代表する鉄砲の生産地でした。
銃身は台 (銃床) に対して3か所の目釘により固定される構造となっており、目釘座や鋲裏座金に桜の花弁を象った金具が用いられています。 また、引金の基部には花菱紋を象った金具が取り付けられています。 芝引金具は剣形 (篠垂形) となっています。 銃床には火縄通しの穴及び火縄消しの穴が設けられています。
カラクリは蟹目ナキ内カラクリとなっており、火挟は断面が角型の特徴的な形状となっています。 火挟の軸には桜の花を象った金具が用いられています。 カラクリの地板や火挟、胴金、雨覆、火蓋といった金具は真鍮製となっています。 胴金は幅2,4cmとやや幅広な作りとなっています。 雨覆は楔を用いて取り付ける構造となっています。 引金は真鍮製の水滴型で、真鍮製の用心金が取り付けられています。 (KK)

【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身にはやや時代錆や表面錆の他、銃床に隠れる銃身下面に若干の朽ち込み痕が見受けられるものの、目立った欠損等は見受けられず、比較的良好な状態が保たれています。 銃身下面の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属致しません。
本品の銃身後部上面には壬申刻印に相当する「岐阜縣」の刻印が確認出来ます。 「壬申刻印」とは古式銃の一種の戸籍番号に相当します。 明治4年に明治陸軍は主力小銃の統一化を図る為、旧藩に残る銃砲の種類、挺数の把握が急務となりました。 翌明治5年 (1872年、壬申) 1月から、太政官布告第28号第五則の「銃砲取締規則」によって、私蔵されていた銃砲の「我が国初の管理統制」が始まりました。 廃藩時に旧藩は旧家臣に軍用銃を下付した事例が多く見られ、旧士族の家には一挺の軍用銃があったとも言われています。 それらの銃はその後市中に大量に出回り私蔵されていました。 銃砲取締規則ではこれらの私蔵されていた銃砲について、管轄庁 (東京と大阪は武庫司) に持参して改刻印式によって番号、官印を受ける (これが明治5年度であれば壬申刻印と番号) 事が義務付けられました。 同時に管轄庁は同人名と番号を管轄鎮台に届け出て、鎮台より武庫司にそれらが提出される仕組みになっていました。 この調査は明治20年代頃まで銃砲調査が行われましたが、明治5年 (1872年=壬申) の調査が最も大々的に行われ、今日この種類の刻印の内90-95%が壬申の年に行われた事から、古式銃に打たれた漢字の刻印をまとめて「壬申刻印」と呼ばれています。
台 (銃床) については、全体にやや打ち傷や線傷、擦れの他、床尾部分にややひびが見られるものの、それ以外には大きな破損や欠損等も見られず、強度的にもしっかりとした状態が保たれています。 目釘座や鋲裏座金といった金具についても、現状欠品等は見られません。 カラクリの地板や火挟、胴金、雨覆、火蓋、引金、用心金といった真鍮製金具についても、現状腐食等は見られず、一部磨かれてはいるものの大きな違和感は感じられません。
カラクリの作動については完全で、火挟を起こした状態でのロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 竹製のかるか (さく杖) が付属致します。 (KK)

【その他の情報】
令和4年1月13日に愛知県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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