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三八式騎兵銃 初期型 (小石川製、#0017049)  
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価格(税込)
 \165,000
商品番号
 【8062】
英  名
 Type 38 Carbine, Early Production
種  類
 ボルト・アクション、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2024年 春
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦
全  長
 965mm
口  径
 6,5mmx50
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【三八式騎兵銃 初期型について】
三八式騎兵銃の元となった三八式歩兵銃は日露戦争後の 1905年(明治38年、皇紀2565年)に日本陸軍が制式採用した小銃です。
三十五年式海軍銃と三十年式をベースにして、主任設計には南部麒次郎大尉が担当しました(海外ではアリサカ・ライフルと呼称されることが多いのは、原型となった三十年式歩兵銃の開発者が有坂成章陸軍砲兵大佐であるため)。機構的には殆ど完成されていた三十年式小銃でしたが、中国大陸での厳しい自然環境の中でいくつかの欠点が見つかり、三十五年式海軍銃の特徴 (遊底覆など)も取り入れて、明治38年に改良型が制式となりました。 部隊配備は日露戦争終戦後の1908年から始められ、約2年ほどで三十年式歩兵銃からの更新を完了されました。 初の実戦投入は第一次世界大戦(青島の戦いなど)で以来日本軍の主力小銃となり日本の小銃の代名詞ともなり九九式小銃と共に終戦まで使用されました。 6,5mm弾は威力的に力不足でしたが、機能的には信頼性が高く前線兵士の間でも好評だったようです。
戦前にはイギリス、フィンランド、メキシコ等、数ヵ国にわたり輸出されました。 また中国で武装解除された部隊が使用した相当数の旧日本軍小火器は、戦後中国軍によって使用され旧軍の小銃を元にした小銃が現地でも製造されました。
三八式歩兵銃は1942年(昭和17年)まで国内工廠にて生産され、その後も国外工廠の奉天工廠(南満陸軍造兵廠)では1944年まで生産されました。国産銃としては最多の約340万挺が生産されました(九九式短小銃は約250万挺)。 また、バリエーションとして三八式騎兵銃、三八式短小銃、四四式騎兵銃、九七式狙撃銃、三八式改狙撃銃があります。
中でも三八式騎兵銃は三八式歩兵銃の銃身を騎兵用に短縮したモデルで、騎兵以外にも、砲兵、輜重兵、車両部隊、空挺部隊といった特殊用途で使用されました。 歩兵銃と同じく半世紀以上にわたって生産された為、時代により三種類のバリエーションが存在します。
初期型は主東京砲兵工廠で生産された品で軍用銃としては非常に綺麗な仕上がりをしています。弊社での初期型定義は床尾板がプレート型の東京砲兵工廠を初期型としております。
その他の三八式歩兵銃の特色や、弊社での分類を説明したブログがございますので、詳しくはこちらをご覧下さい。

【本個体の説明】
本品は三八式騎兵銃 初期型の東京砲兵工廠 (小石川) 製です。 東京砲兵工廠では1923年 (大正12年) の関東大震災により甚大な被害を受け、一部機能を残しその役目を小倉工廠に移すまで生産されました。 初期型の東京砲兵工廠 (小石川) 製は、非常に丁寧な仕上がりで、検査刻印が多数打刻されているのが特徴的です。 本品の機関部左側面にはシリアルNo.0017049に加えて東京砲兵工廠製を示す刻印が入っています。 尚、シリーズ刻印は入っていません。 薬室上面の菊花紋章には教練用として払い下げられたことを示す追加刻印が打たれています。 また、モデル名刻印の「三八式」の前にも教練用を示す「文」の追加刻印が見られます。 その他、上帯下部に「ナ95」の番号が入っています。
本品の機関部や銃身といった金属部は、やや小傷や擦れ、経年による褪色の他、若干の表面錆等は見受けられるものの、目立った欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 上帯、下帯、用心鉄、弾倉底板はやや表面仕上げが落ちて地金っぽくなっていますが、現状大きな錆や朽ち込みは見られません。 木製銃床についてはやや小傷や打ち傷などが見られ、全体的に表面仕上げが落ちてやや使用感のある印象になっていますが、各金属部との合わせに大きなガタつきはなく、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木被上面には約16cmほどのクラックを補修した痕が見受けられますが、現状では亀裂は広がっている様子は見られず、強度的な影響は少ないものと思われます。 また、木被の取り付けにガタつきは見られません。 銃床左面の指掛けの溝上部には一部に小さな欠けと長さ約2.5cmほどのクラックが見られますが、現状クラックが入っている箇所に欠損はありません。 また、銃床左面の床尾板との境目に長さ約6,5cmほどのクラックが見られますが、こちらも強度的に影響のない程度のものです。 銃床上部と床尾板との境目には経年に伴う痩せが見られ、銃床下面の床尾板付近の木部に欠けが見られます。 欠けている箇所の断面には時代が付いており、大きな違和感はありません。 床尾板の取り付けに関してはガタつきもなく、しっかりと固定されています。 旧軍小銃特有の銃床上下の継ぎ目については、ごく僅かな隙間こそ見られるものの、現状ガタつき等は見られません。 銃床右面には当時本銃を教練銃として使用していた教育機関の校章と思われる「中」の焼印が押されています。 その他、照尺の起倒・調整や弾倉底板の着脱については問題なく行う事が可能です。 尚、さく杖は付属しません。
ボルトの先端と下半分を切除して、ボルト・ハンドルを閉じた状態で溶接固定した新加工品です。 (TK)

三十年式銃剣も入荷しております。 今回入荷した銃と同時にお買い上げのお客様には、対象の三十年式銃剣を特別価格\19,800(10%税込)にて販売致します。 尚、銃剣単品でご購入の場合は、\27,500(10%税込)での販売となります。
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【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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