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価格(税込)
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\550,000 |
商品番号
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【8049】 |
英 名
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Breda M1938 Tank Machinegun |
種 類
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車載機関銃、東京店在庫品、無可動実銃新入荷品 2022年6月 |
国 名
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イタリア |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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905mm |
口 径
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8mm×59 |
装 弾
数
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24発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ブレダ M1938 車載機関銃 について】
イタリア軍が1937年に制式採用したブレダ M1937 重機関銃をベースに開発された車載機関銃です。
1930年代初頭、イタリア軍は従来の6,5mm×52弾の機関銃用途での射程及び威力不足を認識し、より強力な新型弾薬の開発を開始しました。 いくつかのトライアルを経て8mm×59 M35弾 (8mm ブレダ弾) が新たに採用され、この弾薬を使用する機関銃としてフィアット-レベリ M1914/35が新たに開発されました。 その後、1937年にイタリアのブレダ社 (Societa Italiana Ernesto Breda) でも8mm ブレダ弾を使用するブレダ M1937 重機関銃が開発されました。
ブレダ M1937 重機関銃の発射機能はフル・オートマチック射撃のみで、オープン・ボルト位置から射撃を行いました。 作動方式はガス圧利用方式で、ロング・ストローク式のガス・ピストンが銃身下部に設けられていました。 ボルト (ブリーチ・ブロック) はガス・ピストンと連動するオペレーティング・ロッドによって持ち上げられる事により、レシーバー内の上部と噛み合い閉鎖が行われる構造となっています。 この構造は薬莢の排出不良が発生する可能性が高かった事から、レシーバー・トップ・カバーには塗油用のオイラーが内蔵されていました。 付属の三脚は特殊なアダプターを使用する事により対空用途にも使用する事が可能です。 ブレダ M1937 重機関銃の給弾は保弾板を用いて行われ、ペリーノ式と呼ばれる方式により、発射済みの空薬莢が銃の外に排莢されずに、再び保弾板に戻され、20発全弾を発射し終えた後で保弾板ごと排莢される特殊な機構を採用していました。 一見信頼性に欠けるようにも見えるこの機構は、実用上は特に問題もなく、反対にイタリア軍が使用した機関銃の中で最も信頼のおける銃として評価され、第二次世界大戦中はイタリア軍の全戦線で主力機関銃として使用され、戦後もしばらく使用されました。
ブレダ M1937 重機関銃の派生モデルとしては、車載用としてM1938 車載機関銃が開発されましたが、こちらは保弾板による給弾ではなく、本体上部に装着する24連の箱型弾倉を用いており、本体下部から排莢を行う構造となっていました。 ブレダ M1938 車載機関銃は、フィアット L6/40、M11/39、M13/40といった車両に搭載されて運用された他、アダプターを使用して三脚に搭載する事により、歩兵用機関銃としても運用が可能でした。 尚、歩兵用として運用する際には、車載用の光学照準器の代わりに、簡易的なフロント/リア・サイトが銃口付近及び本体右側面に取り付けられました。
【本個体の説明】
本ロットのレシーバー上面には「MITRAGL. BREDA TIPO CA. CAL.8」のモデル名及びメーカーを示す刻印の他、シリアルNo.が打刻されています。
全体に適度な使用感が見受けられ、金属部にやや打ち傷や擦れ、一部仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見受けられるものの、目立った欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製グリップについては、僅かに打ち傷が散見されますが、現状大きな破損や欠損等は見られません。 滑り止めの溝も角が立っています。マガジンの着脱やマガジン取り付け孔のダスト・カバーの開閉については問題なく行う事が可能です。 マガジンは一部が固定されています。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (YS)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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