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英国 R.S. Garden社製 上下二連拳銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃) (西)�� |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
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商品番号
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【8038】 |
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英 名
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English Over-under Double Barrel Percussion Pistol by R.S. G |
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種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品、Curio Magazine |
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国 名
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イギリス |
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時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
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全 長
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290mm |
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口 径
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16mm |
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装 弾
数
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2発 |
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在 庫
数
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SOLD OUT |
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画像について
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画像は現物です。 |
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コメント
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【英国 R.S. Garden社製 上下二連拳銃】について
1800年代中頃に英国で生産されたOver-Underと呼ばれる管打式上下拳銃で、銃身はライフリングのないスムース・ボアの英国の.65??口径です。
ハンマー(撃鉄)が銃身後方の両サイドにあり、右のハンマーは下の銃身の雷管を叩き前のトリガー(引き金)によって発射し、左のハンマーは上の銃身の雷管を叩き後ろのトリガー(引き金)によって発射できます。 連発銃ながら信頼性があり、英国を中心にベルギーなど主にヨーロッパで製造されました。 水平二連拳銃に比べ上下二連の生産数は極端に少なく、本品は英国製の上下二連拳銃の典型的な形状を良く残しています。
銃身上部に「ROBT. S. GARDEN 200 PICCADILLY LONDON」の刻印がある事から1870年まで上記住所で営業していたRobert Spring Garden社である事がが判ります。 また数回にわたり僅かながら変更された会社名から1851年以降の製造品である事も銃本体の形状とマッチしています。
Robert Spring Garden社は軍用拳銃やサーベルを製造しており、1860年から1870年までは200 Piccadilly, Londonで、1871年から1877年までは29 Piccadillyに店舗を構えて営業していました。 R.S. Garden社はインド軍用銃を多数納入しておりインド軍御用達兵器業者として有名でした。 小売り店舗はロンドンにありましたが、銃砲の生産はBirminghamで行っていました。
会社名: Garden、住所: 200 Piccadilly London、経営者: Hugh Garden
会社名: Garden & Son、住所: 200 Piccadilly London、経営者: Hugh & Robert Spring Garden
Hugh Gardenの息子が会社に加わりました。
会社名: Robt. S. Garden、住所: 200 Piccadilly London、経営者: Robert Spring Garden
1851年にHugh Gardenが亡くなり、彼の息子が会社を引き継ぎました。
会社名: Robt. S. Garden、住所: 29 Piccadilly London、経営者: Robert Spring Garden
(MM)
【本個体の説明】
本品の上下の両銃身は、左側面にバーミンガム (Birmingham) プルーフ・ハウスの刻印が二種類はっきりと入っています。 一つは1813年から1904年の間に使用されたクロス・ソードの上に王冠、下に「View Mark」を表す「V」が入ったView Markプルーフ刻印です。 もう一つは1813年から1904年の間に黒色火薬を使用する銃身だけに入れられたクロス・ソードの上に王冠、下に「Proof」を表す「P」、左右に「Birmingham」を表す「B」が左に、そして「Company」を表す「C」が右に入ったBirmingham Company Proof刻印です。 この刻印によっても本品がバーミンガム・プルーフ・ハウスの管轄下で製造されたことが判ります。 銃身上部には「ROBT. S. GARDEN 200 PICCADILLY LONDON」の刻印が刻まれています。 1860年頃の製品と思われます。
ウォールナット製の銃床は、時代相応の使用感は見られますが、グリップ部分のチェッカーリングはほぼ残っています。 小さな当たり傷と擦れがあります。 当初からの白磨き仕上げには部分的に表面な朽ち込み錆が僅かに確認されますが許容範囲です。 グリップ・エンドにはバネ式の蓋が付いており、蓋を開けると予備雷管などを収納するコンパートメントが内蔵されています。 また、蓋を開けた状態でドライバーによってグリップが外せるようになっています。 バレル・タングの後ろ (グリップ上部) には家紋を入れる楕円形のプレートが付いています。 リア・サイトは薬室の上部に設けられた半楕円形の基部とV字型サイトを組み合わせたもので、フロント・サイトはアリ溝で取り付けられたブレード・サイト型です。 銃身の下部にはスイベル式のオリジナルのラム・ロッドが付属しています。 スイベル式になったラム・ロッドを回転させ銃口に差し込む機能は完全に残っています。 また、ラム・ロッドを収納した際の抜け止めの板バネのテンションもしっかりと掛かっていますので、銃口を下に向けた時にラム・ロッドが不用意に飛び出す問題はありません。 ラム・ロッドの使用方法としては、ラム・ロッド後端のドングリ型の部分を持ってラム・ロッドを回転させ、ラム・ロッドが固定されているスプリングの隙間から取り外せる位置に合わせて下方に抜くとラム・ロッドが開放された状態になります。 銃口部に取り付けられたスイベルを利用して、ドングリ型とは反対の端を上下の銃身の銃口に入れて使用します。
パーカッション・ニップルは僅かな変形がありますが、ハンマーをコックしなければ見えません。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 ロック部分の作動についても完全で、ハンマーのハーフ/フル・コックともに掛かり、フル・コック状態でトリガーを引くとハンマーが力強く確実に落ちます。 ハンマーは左右に僅かに遊びが見られますが、作動自体には影響は有りません。
弊社でもこのモデルと同じタイプの銃は過去に一挺しか入荷したことはありません。 水平二連拳銃に比べ希少価値があり、本品はその中でも作りの良いメーカーが判明しているお勧めの一挺です。 時代物の木箱は、内部に間仕切りを新しく作って本品とアクセサリーが収納出来るようになっています。 尚、付属品は付属しておりません。 木箱のサイズは37,8cm(W)x25,2cm(D)x5,7cm(H)となっています。 (MM)(KK)
【その他の情報】
昭和48年9月12日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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