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ドントル銃 (アウトレット品、真鍮製銃身、銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【7857】 |
英 名
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Japanese Percussion Single Shot Pistol w/ Brass Barrel |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、アウトレット、登録証付古式銃買取品、大阪店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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220mm |
口 径
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12mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ドントル銃 (真鍮製銃身) について】
幕末に雷管式小銃が欧米から輸入されるようになってから、国内でもゲベール銃などの模作が盛んに行われました。 和製の小銃はオリジナルと大きな違いはありませんが、短銃は火縄銃からの流れを汲む日本独自の形状になりました。 携帯する時は帯に差した十手のような使い勝手ではなかったでしょうか。 多くの和製の短銃には、本体左側面に帯に差す際の突起が銃身と平行に付いた品が見られます。 西洋でもこのような突起 (ベルト・フック) が付いた品は存在しますが、和製のドントル銃ほど一般的に備えられるものではありませんでした。 また、銃口下部にさく杖 (ラム・ロッド) を固定する為のスイング式の金具 (ラム・ロッド・スイベル) を備え、銃身下部にさく杖の取り付けが可能となっている品も多く見られます。 このような短銃は当時「ドントル銃」と呼ばれました。
尚、1842年 (天保13年) 頃に蘭学者 吉雄常三によって著された火薬技術等に関する文献である「粉砲考」によると、当時西洋で開発された発火薬の一種を日本において「ドンドルプードル」と呼称していたという記述が見られます。 これはオランダ語で「雷 (Donder) の粉 (Poeder)」を意味する「ドンダー ポーダー (Donder Poeder)」が日本において訛ったものであると考えられます。 ドンダー ポーダーは熱や衝撃を加えると激しく爆轟する発火薬で、当時重要の雷管に用いられた雷汞 (雷酸水銀(II)) と同種の化学物質であると思われます。 「ドントル銃」の呼称は、この発火薬を雷管に使用する管打ち式の銃器について、ドンドルプードルの「ドンドル」部分のみが残り、更にこれが訛って生み出された呼称である可能性が高いと考えられます。
「ドントル」という呼称は当時は管打ち式の短銃だけに限ったものではありませんでしたが、現在では小型の和製管打ち式短筒の総称としてドントル銃と呼ばれています。 ドントル銃は基本的に護身用として使用されました。 (KK)
【本個体の説明】
本品は真鍮製の銃身を備えたドントル銃で、銃身及び機関部表面には真鍮製のドントル銃にしばしば見られる植物を象った彫刻が施されています。
真鍮部分には適度な時代が付いた良い雰囲気となっており、やや打ち傷は見られるものの、目立った腐食などは見受けられません。 銃身下部には元々さく杖及びスイベルさく杖固定金具が備わっていたと考えられますが、現状欠品しています。 用心金についても真鍮製となっており、取り付けに僅かな遊びが見られますが、固定自体はしっかりとしています。 機関部後方のアッパー・タング固定螺子にやや浮きが見られます。 本体左側面のベルト・フックは鉄製の代用品に交換されています。 丸みを帯びた木製グリップはやや打ち傷や線傷、取り付け基部付近の若干の欠けの他、アッパー・タング後端からグリップ下端付近にかけてヘアライン・クラックが見られますが、強度的には比較的しっかりとした状態が保たれており、取り付けについてもがたつきもなくしっかりとしています。 作動については現状正常で、撃鉄を起こした際にフル・コック位置でロックが掛かり、引金を引くと撃鉄が問題なく落ちます。 尚、ハーフ・コック位置は設けられていません。 ハンマーには僅かに左右にぐらつきが見られますが、機能的には影響のないレベルのものです。 パーカッション・ニップルには僅かに打撃痕が見られますが、現状目立った欠け等は見受けられません。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 (KK)
【その他の情報】
昭和43年12月19日埼玉県育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
アウトレット品のためお値打ち価格に設定してあります。 尚、本商品につきましては原則として返品・交換はお受け致しかねます。 アウトレット品は何かしらの問題点がございますので、その点をご了承いただき、必ず下記の詳細画像 (Detailed Photos) で商品のコンディションをご確認いただいた上でご注文をお願い致します。 また、本品は全ての難点を記載する事が難しい品ですので、可能でしたら店頭にて現物をご確認いただいた上でご購入ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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