 |
|
|
|
 |
【TK栄】137.0嵌 火縄銃 堺細筒 「寿」銀象嵌 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘: 摂州住井川与三兵衛作)(西)�� |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
|
価格(税込)
|
SOLD OUT |
|
商品番号
|
【7855】 |
|
英 名
|
Japanese Matchlock Musket, SAKAI Style |
|
種 類
|
古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品 |
|
国 名
|
日本 |
|
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
|
全 長
|
1,375mm(実測)/銃身長 1,110mm |
|
口 径
|
9mm |
|
装 弾
数
|
単発 |
|
在 庫
数
|
SOLD OUT |
|
画像について
|
画像は現物とは異なります。 |
|
コメント
|
【火縄銃 堺細筒 「寿」銀象嵌 (在銘: 摂州住井川与三兵衛作) について】
摂州堺 (現在の大阪府堺市) の井川与三兵衛により製作された堺筒です。 井川与三兵衛は全国鉄砲鍛冶銘鑑のP.11-12及び全国鉄砲鍛冶銘地域別分類P.195にも掲載されている鉄砲鍛冶の一門です。 堺筒とは摂州堺の鉄砲鍛冶によって製造された火縄銃で、口径が二匁目玉から三匁目五分玉程度の細筒に銃身や台木など全体に豪華な装飾が施された物が多く見られます。 これらの火縄銃は主に狩猟や射的用として製造されました。
本品は全長1,375mmと長く細い形状が特徴の火縄銃で、細筒 (小筒) と呼ばれています。 口径は実測約10mm (約一匁半) と細筒の中でもやや小口径な品となっています。
本品の筒 (銃身) は後方に向かって緩やかに広がった八角銃身で、上面のみ一段高くなり、上面の左右面はやや丸みを帯びた形状となっています。 銃口部には筋立ての施された八角柑子が設けられており、柑子の基部には玉縁 (環) が取り付けられています。 先目当は三角形、元目当は筋割となっており、銃身は銃床に対して3箇所の目釘により固定される構造となっています。 銃身上面には本歌の精緻な打ち込みにより「寿」の文字の銀象嵌が施されています。 本品の台木 (銃床) は、側面に玉杢 (たまもく) が見られ、堺筒としては装飾の少ない質実剛健な作りとなっています。 銃床の目釘座金やカラクリの鋲裏座金には桜の花弁を象った金具が用いられています。 カラクリは蟹目ナキ内カラクリで、火挟の軸には桜花を象った金具が用いられています。 カラクリの地板や火挟、胴金は鉄製、雨覆、火蓋といった部品は真鍮製となっています。 地板金には波の模様が彫刻により施されています。 引金は長い軸を備えた丸引金で、真鍮製の用心金が取り付けられています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身下面の銃床に隠れる部分にやや表面錆や朽ち込み、若干の痩せが見られるものの、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃身下部の銘についても、朽ち込みによりやや判読が難しくなっている箇所が見受けられるものの、大部分が判読可能です。 銃身下面の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。 銃身と銃床の合わせは現状がたつきもなくしっかりとしています。
台 (銃床) についても、やや打ち傷や線傷の他、火皿周辺の木部に僅かに虫食いが見られる他は目立った破損等は見られず、概ね良好な状態が保たれています。 雨覆、火蓋、引金、用心金といった真鍮部分についても、目立った腐食等は見られず、適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 銃床の目釘座金やカラクリの鋲裏座金についても、現状欠品は見られません。 銃床後端の芝引金具に僅かな欠損が見られるものの、殆ど気にならないレベルのものです。
カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 竹製のかるか (さく杖) が付属致します。 (KK)
【その他の情報】
昭和40年7月1日に奈良県教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| |
