 |
|
|
|
 |
火縄銃型 管打式国友八匁軍用筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘: 江州國友源右衛門充胤) (京)�� |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
|
価格(税込)
|
SOLD OUT |
|
商品番号
|
【7761】 |
|
英 名
|
Japanese Percussion Musket, KUNITOMO Military Style |
|
種 類
|
古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、長野倉庫在庫品、✕ |
|
国 名
|
日本 |
|
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
|
全 長
|
1,300mm |
|
口 径
|
17mm(実測) |
|
装 弾
数
|
単発 |
|
在 庫
数
|
SOLD OUT |
|
画像について
|
画像は現物です。 |
|
コメント
|
【火縄銃型 管打式国友八匁軍用筒 について】
火縄銃型の管打式軍用筒で、江州国友鍛冶の名工である「國友源右衛門充胤 (全国鉄砲鍛冶銘鑑記載銃工)」の在銘品です。
充胤は江戸時代の天才発明家、国友一貫斎藤兵衛の実弟である八代目国友源右衛門の子で、九代目国友源右衛門です。 國友源右衛門充胤の銘は、「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.108及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.100に掲載されています。 充胤は明治十九年没ですので、本作が製作された幕末とも時代が一致しています。
本品は口径が銃口付近で17mm (八匁相当) となっており、筒 (銃身) は後方に向かって緩やかに広がった丸銃身で、上面のみ平坦となった「表一角」と呼ばれる形状となっています。 銃口部は僅かに広がり、シンプルな形状の丸柑子が設けられています。 銃身後部の雷管取り付け基部周辺は、同時期に製作された和製ゲベール銃と同様に強度を確保するため大きく張り出した形状となっています。 尚、銃身は銃床に対して3箇所の目釘により固定される構造となっています。
先目当はたんけん形、元目当は千切透しとなっており、先目当上部の狙点部分には銀製と思われる細長い別部品が嵌め込まれています。 先目当及び元目当の間には銀製と思われる半球型の目盛が3箇所設けられています。 あくまでも推測ではありますが、元目当に木製の矢倉と呼ばれる梯子型の照尺を差し込んだ後、矢倉側の目盛と筒側の半球状の目盛を標的までの距離に応じて合わせる事により、射距離の調整を行っていたのではないでしょうか。
台木 (銃床) については火縄銃からの流用ではなく、当初から管打銃用として製作されたものと考えられ、銃床右側面の火皿周辺の切り欠きや火縄通しの穴等は設けられていません。 各目釘座やカラクリの鋲裏座金には桜の花弁を象った金具が用いられていますが、それ以外には飾り金具等は取り付けられておらず、全体に装飾性の少ない質実剛健な作りとなっています。 カラクリは内カラクリ (蟹目ナキカラクリ) で、管打式の撃発方式に合わせて撃鉄のテンションが強くなっています。 カラクリの地板や撃鉄は鉄製となっており、胴金や用心金は真鍮製となっています。 (MM)(KK)
【本個体の説明】
本品の銃身を含む鉄部分は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身にはやや表面錆が見受けられる他、台 (銃床) に隠れる銃身下面にはやや朽ち込み痕が散見されるものの、全体としては大きな欠損等は見られず、概ね良好な状態が保たれています。 銃身下面に切られた「國友源右衛門充胤」の銘についてもはっきりと確認可能です。 銃身下面の目釘金具の位置と銃床の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。
台木 (銃床) については若干の打ち傷の他、胴金前方の銃床左側面や銃床先端に一部ひびの補修痕、銃床左側面の後方に15cmほどのやや目立つヘアライン・クラックが見受けられるものの、全体としては大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 また、用心金など各部の取り付けについても目立ったがたつきは見られません。 カラクリの作動については完全で、撃鉄を起こした際のハーフ・コック及びフル・コックはしっかりと掛かり、引金を引くと撃鉄がスムーズかつ力強く落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尾栓については現状固着しており取り外しができなくなっています。 撃鉄の打撃面の縁にやや欠けや変形が見られますが、パーカッション・ニップルについては大きな変形等も見られず、比較的良好な状態が保たれています。 木製のかるか (さく杖) が付属致します。
技工に優れた名工である國友源右衛門充胤の在銘品です。 全体に装飾を廃した質実剛健な作りで、作動もしっかりとした品です。 弊社では本品以外にも國友源右衛門充胤の銘が切られた中筒及び馬上筒を扱っていますが、いずれの品も丁寧に作り込まれており、その優れた技巧が窺える逸品となっております。 (YS)
【その他の情報】
昭和49年7月11日に佐賀県教育委員会により交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| |
