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【TKS/D】火縄銃型 井上外記流 管打式馬上筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、無銘) (徳)�� |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
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価格(税込)
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SOLD OUT |
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商品番号
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【7523】 |
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英 名
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Japanese Percussion Pistol, INOUE GEKI Style |
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種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、大阪店在庫品、ガゼット Vol.19、【TK】 |
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国 名
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日本 |
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時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
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全 長
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509mm |
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口 径
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11mm |
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装 弾
数
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単発 |
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在 庫
数
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SOLD OUT |
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画像について
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画像は現物です。 |
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コメント
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【火縄銃型 井上外記流 管打式馬上筒 について】
本品は馬の上から片手で射撃が出来るようにした火縄銃型の管打式銃です。 洋式銃ではピストルに相当しますが、国内では馬の上で使用する意味で「馬上筒」と呼ばれました。 本品は全長が約51cmと馬上筒としては標準的なサイズの品で、井上外記流の形式に則った作りの馬上筒の優品です。
井上外記流は大阪役で稲富流、田付流と共に戦果を上げた名門鉄砲流派です。 始祖の井上九十郎正継は種々の連発銃を開発した他、外記カラクリを発明したことで知られており、井上外記の別名から外記流 (げきりゅう) とも呼ばれます。 井上流の火縄銃は江戸前期から末期に至るまで、ほぼ全国的に生産されましたが、特に讃岐國で広く伝わりました。 井上外記流は幕府の御秘事鉄砲として幕末まで極秘にされていましたが、銃床の形状が独特であったため後世でもよく知られるものとなっています。 銃床(台カブ)は芝引(庵)部分が特徴的なカーブを描いる井上外記流独特の形状となっており、洋式銃の影響を受けたものと言われています。
本品の筒 (銃身) は後方に向かって広がった丸銃身で、その上面だけを平らにした「表一角」と呼ばれる形状です。 銃口部はしっかりとした丸柑子になっており、先目当 (照星) 及び元目当 (照門) は筋割となっています。 筒 (銃身) は前部の一ヶ所の目釘により銃床に固定されます。 本体の左側面には帯に差す際に用いる真鍮製の突起が銃身と平行に付いています。 このような突起は洋式拳銃にもベルト・フックとして装備されている品が見られますが、日本国内で生産されたドントル銃と呼ばれる拳銃に多く見られるものとなっています。 帯差しの突起は基部が銃床を左右に貫通しており、反対側でピンにより固定する構造となっていますが、銃身を固定する目釘としての機能はありません。 カラクリは内カラクリで、撃鉄は洋式小銃の物を小型化したような形状となっています。 管打式のため、撃鉄のテンションは火縄銃に比べて強いものとなっています。 撃鉄及びカラクリの地板金は鉄製で、胴金及び引金は真鍮製となっています。 引金には真鍮製の用心金が設けられています。 銃身下部、ベルト・フック、銃床、尾栓には「十四」の漢数字が彫られているのが確認できます。 尾栓はカラクリの内部と干渉しないよう、一部に切り欠きが設けられています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) は若干の表面錆や時代錆を除いて目立った欠損や朽ち込み等は見受けられず、概ね良好な状態が保たれています。 銃床についても、やや打ち傷や線傷は散見されるものの、目立った破損や欠損等は見られず、艶の有る仕上げも比較的残っています。 時代は付いておりあまり違和感は有りません。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は一致しており、目釘が1本付属致します。 胴金や引金、用心金、ベルト・フックといった真鍮部については、適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 ベルト・フックは取り付けに若干の遊びが見られますが、固定自体はしっかりとしています。 撃鉄やカラクリの地板金にはやや表面錆が見られますが、こちらも現状朽ち込み等は殆ど見られません。 銃身の内部は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尚、尾栓は現状固着しており取り外しは出来なくなっています。 カラクリの作動については完全で、撃鉄を起こした際のロックはしっかりと掛かり、撃鉄が起きた状態で引金を引くと、撃鉄が力強く落ちます。 尚、撃鉄のハーフ・コック位置は元々設けられておらず、フル・コック位置のみとなっています。 撃鉄及びパーカッション・ニップルについては、現状目立った変形や欠け等は見受けられません。 竹製のかるか (さく杖) が付属致します。 本品は幕末に長年火縄銃を作っていた鉄砲鍛冶によって作られた本歌の品で、画像で見るより遥かにキッチリと作られています。 また特筆すべき点はベルト・フックが火縄銃でいう腕貫穴と呼ばれる小型の長方形の窓を利用している点です。ベルト・フックの付け根が反対側に貫通しており、真鍮製の割ピンで固定されています。銃身などの鉄味も良く、時代色の付いた真鍮金具の味わいを手に取って確認して頂きたい品です。
尚、弊社では現在、グリップ部分の形状が本品と非常に近い形状の火縄銃 馬上筒を在庫しております (商品HPはこちら)。 こちらは国友彦兵衛の銘が入った在銘品ですが、形状の類似性から、本品も同じ一門によって製作された可能性も考えられます。 ぜひこの機会に2挺揃えてコレクションしてみてはいかがでしょうか。 (KK)(MM)
【その他の情報】
令和3年1月16日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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