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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【7490】 |
英 名
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Mauser C96 Carbine |
種 類
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自動小銃、無可動実銃買取品 2021年 春、東京店在庫品 |
国 名
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ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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893mm(実測) |
口 径
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7,62mm×25 |
装 弾
数
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10発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【モーゼル C96 カービン について】
1895年にモーゼルによって開発されたC96のバリエーションの一つです。
原型となったC96は、トリガー前方にあるマガジン・ハウジングにボルト・アクション式ライフルのように本体上部からクリップで装填を行う方式で、当時の自動拳銃としては多弾数を実現していた点や、大型のフレームなど特徴の多い銃です。 「ブルーム・ハンドル」の名称の通り、C96のグリップは箒の柄のようなデザインが特徴的です。 制式採用した国こそ少なかったものの、各国によって輸入やコピー生産されました。 中でもスペインのアストラが製造したフル・オートマチック射撃が可能なモデルは本家モーゼルにも影響を与え、後にM1932としてバリエーションの一つに追加され、生産されることとなりました。 開発元のドイツではあまり使用されませんでしたが、革命後のロシアや中国大陸を初めとするアジア地域でも広く使用されました。 また、日本でも警察や将校によって使用された事が知られています。
C96 カービンは銃身を約400mmに伸ばし、特徴的だったブルーム・ハンドル・グリップは一体型のストックに置き換え、新たに木製ハンド・ガードを備えた完全なカービン・モデルとなりました。 元々C96が拳銃としては大きすぎた事、ストック・ホルスターを取り付ける事で簡易的なカービンとして使用できる特徴を持っていたこともあり、必然的に登場したカービン・モデルと言えるでしょう。
軍用銃としての味を強く残しながらも、木製のハンド・ガードやストックに優雅さを感じさせる不思議な魅力を持った銃です。
【本個体の説明】
本品のフレームはモーゼル社製で、ロア・フレーム左側面にモーゼル社のロゴが入っています。 薬室上面には一部薄くなっていますが「WAFFENFABRIK MAUSER OBERNDORF A/N」のメーカー刻印が入っている他、ロア・フレーム右側面にも「WAFFENFABRIK MAUSER OBERNDORF A. NECKAR」の刻印も見られます。 その他、コッキング・ハンドル上部には「Uと王冠」、ハンマーには「SN」の刻印が確認できます。 シリアルNo.はロック・メカニズム・フレームとハンマーが下3桁でマッチしていますが、それ以外は異なっています。
本品の金属部は全体に丁寧な仕上げ直しが行われており、若干の打ち傷や表面錆痕は見られるものの、目立った欠損等は見受けられず、概ね良好な状態が保たれています。 木製のハンドガード及びバット・ストックについては明るい色合いでマッチしており、打ち傷等は最小限で目立った割れや欠け等も見受けられず、こちらもコンディションは良好です。 バット・ストック肩当て部の滑り止めの溝についても、目立った摩耗等は見受けられません。 リア・サイトの調整やストックの着脱については問題なく行う事が可能です。 また、バット・ストックは基部のロック・ボタンを押す事によりスムーズに取り外しが可能です。 バット・ストック及びロック・メカニズム・フレームは若干のガタつきがみられますが、本体への固定自体はしっかりとしています。 ハンマーは無可動加工により固定されています。 セーフティ・レバーの切り替えは可能ですが、トリガーとの連動等はありません。 本品は戦後に改修された品と思われます。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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