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【TKS/D】火縄銃 大筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘: 國友鉄三郎重殖) (京)�� |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
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価格(税込)
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SOLD OUT |
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商品番号
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【7488】 |
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英 名
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Japanese Large-caliber Matchlock Gun |
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種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品、Curio Magazine 広告掲載品、ガゼット Vol.19 |
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国 名
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日本 |
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時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
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全 長
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1,040mm |
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口 径
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26mm |
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装 弾
数
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単発 |
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在 庫
数
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SOLD OUT |
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画像について
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画像は現物です。 |
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コメント
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【火縄銃 大筒 (在銘: 國友鉄三郎重殖) について】
本品は全長が約104cm、重量約10kgの火縄銃で、抱きかかえるようにして射撃をしたと思われます。 軍用の火縄銃としては、中筒と呼ばれる品が6匁(もんめ)筒 (15,8mm)〜10匁筒 (18,7mm) 前後で、それ以上は大筒と呼ばれる事もあります。 本品の口径は実測29mmとなっており、一般的に中筒に分類されるクラスの火縄銃に比べると遥かに大口径な品でこの大きさになると現存数は急に減ってきます、そのため本品の商品名は「大筒」と致します。 尚、大筒の定義は定かではありませんが、抱えて射撃の不可能な50匁筒 (33mm) 以上の品だけを大筒と呼ぶ事もあるようですが、外国では銃と言うより大砲に分類されています。
本品は在銘で、銃身下部に「國友鉄三郎重殖」の銘が切られています。 「國友鉄三郎重殖」は「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.133及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.69に掲載されている鉄砲鍛冶です。 同書によると、国内には「國友鉄三郎重殖」の銘とともに「尾州住」「文政元年」と切られた品が存在している事が判ります。 この事から、國友鉄三郎重殖が文政元年 (1818年) 頃に尾州 (=尾張国: 現在の愛知県西部) で活動していた鉄砲鍛冶である事が窺えます。
本品の筒 (銃身) は後方に向かって広がった丸銃身で、その上面だけを平らにした「表一角」と呼ばれる形状となっており、銃口部には寸が詰まった丸柑子が設けられています。 目当は前後2箇所で、先目当と元目当ともに筋割となっています。 銃身は台 (銃床) に対して2箇所の目釘により固定される構造となっており、台 (銃床) は大口径の発射に耐えられるよう、銃床先端部分まで幅広な作りとなっています。 カラクリは外カラクリで、地板金や胴金、火挟といった金具は真鍮製となっており、地板金は銃床の後部まで長く伸びています。 火蓋は閉じた状態でも火皿が見えるのが通常ですが、本品は火蓋が火皿全体を覆う特殊な形状で、幾つかある本銃の特殊な箇所の一つです。 銃床は床尾に向かってかなり絞り込まれた形状となっていますが、台かぶ (銃把) 部分は強度を増すために鉄製の別部品が取り付けられているのがもう一つの大きな特徴です。 この鉄製の台かぶ部分には時代が付いておりますので、本品が製作された当初から台に取り付けられていたものと考えられます。 (KK)(MM)
【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃床に隠れる銃身下面にはやや表面錆や若干の朽ち込みが見受けられるものの、目立った欠損等は見受けられず、「國友鉄三郎重殖」の銘についてもはっきりと確認できます。 銃身上部に「洪」と思われる漢字が象嵌により入っています。 銃身下部の目釘金具と台 (銃床) の目釘穴の位置は2箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。 銃口付近の銃身下部に銃床の形に沿った錆の痕が見られますが、銃床自体がその痕まで届いていないため、損傷など何らかの理由から銃床前端を詰めて成形し直したものと思われます。 とはいえ現状すでに十分な時代が付いており全く違和感はありません。 その他若干の打ち傷や線傷を除いて、大きな破損等も見受けられず、製造された時代を考慮すると概ね良好な状態が保たれています。 銃床後端の木部に一部ひびを補修した痕が見受けられますが、現状強度的にしっかりとした状態が保たれており、台かぶ部の取り付けにもガタつき等は見られません。 カラクリの地板金や胴金、火挟といった真鍮部分についても、適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 また、鉄製の台かぶ部分についても、若干の表面錆痕や僅かな朽ち込み痕を除いて大きな欠損等は見受けられません。 かるか (さく杖) の取り付け穴は手前5cmほどまで塞がっています。 カラクリの地板金と銃床の取り付け部に若干の段差が見られますが、取り付け自体はガタつきもなくしっかりとしています。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尚、尾栓は現状固着しており取り外しは出来なくなっています。 カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、火挟が起きた状態で引金を引くと、火挟が力強く落ちます。 火蓋の開閉についても問題ありません。
本品のような大口径の火縄銃で、更に鉄砲鍛冶銘から製造された年代が推測できる品は、現存数が極めて少なく国内でも殆ど出回らない希少品です。 また作りも変わっており本歌品でこのような特徴がある品は珍しくなっています。 (KK)(MM)
【その他の情報】
平成29年10月16日三重県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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