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【TKS/D】火縄銃 馬上筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、無銘、天保六年乙未八日□□ 大生堂) (ヤ)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【7439】
英  名
 Japanese Matchlock Pistol
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品、Curio Magazine、ガゼット Vol.19
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 465mm(実測)
口  径
 12mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【火縄銃 馬上筒 (無銘、天保六年乙未八日□□ 大生堂) について】
本品は馬の上から片手で射撃が出来るようにした小型の火縄銃です。 洋式銃ではピストルに相当しますが、火縄銃では馬の上で使用する意味で「馬上筒」と呼ばれました。 本品は全長が実測約465mm、銃身長294mmと馬上筒としては標準的なサイズですが、全体に細身かつ軽量に仕上げられています。
本品の筒 (銃身) は八角形のオクタゴン・バレルで、銃口部分には筋立ての施された芥子柑子が設けられています。 芥子柑子とは、ケシの花が開花する前にプックリと膨らんだ形状から名付けられました。 口径は実測約10mmで、銃口部分は約1mmほど内径が広がっています。 先目当 (照星) はたんけん形で、先目当上部のブレード部分には銀と思われる別金属が鋳込まれています。 元目当 (照門) は筋割の物が付けられています。 筒 (銃身) は二ヶ所の目釘により銃床に固定されます。 台 (銃床) には火縄通しの穴は設けられていませんが、台尻部左側面に火縄消しの穴が設けられています。 銃床は胴金後部に菊の花弁を象った飾り板が取り付けられている他、銃床下面に龍、台尻部右側面に獅子の飾りが取り付けられています。 その他、目釘金具やカラクリの鋲裏座金に梅の花弁を象った金具が取り付けられています。 カラクリは内カラクリ (蟹目カラクリ) で、カラクリの地板や胴金、火挟、火蓋といった金属部は真鍮製となっています。 引金は丸引金で、用心金は設けられていません。 雨覆は楔により銃身に取り付けられています。 本品には銃口部の筋立てが施された芥子柑子や、台かぶ部分の獅子の飾り金具、銃床下部の龍を象った飾り金具など、堺筒に多く見られる高い装飾性を備えている事から、本品も堺系の鉄砲鍛冶により製作された可能性が考えられます。
馬上筒は文字通り乗馬した侍が使用した品です。 足軽が使用した軍用筒や標的射撃、狩猟用の火縄銃とは異なり、馬上筒は武士が使用した兵器の中でも遥かに珍しく、欧米の将校用ピストルよりも希少価性の高い品です。 (KK)

【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) は全体に時代錆が表れており、銃床に隠れる銃身下部にやや痩せが見受けられますが、それ以外には大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃身下部の目釘金具と台 (銃床) の目釘穴の位置は二か所とも一致しています。 尚、目釘は付属致しません。
台 (銃床) についてはやや打ち傷等が散見され、角の部分等に僅かな欠けは見受けられますが、大きな欠損等は見受けられず、オリジナルの艶の有る仕上げも大部分に残っています。 台 (銃床) の内部には「天保六年乙未八日□□ 大生堂」と読める墨書きの銘が確認出来ます。 天保六年 (乙未) は1835年を指しており、本品の台が同年に製作された事を示す貴重な情報となっています。 銃床前部の矢袋 (かるか取り付け穴) 周辺及び胴金に隠れる木部に若干のひびが見られますが、強度的には概ねしっかりとした状態が保たれています。 各部の金具についても現状欠品等は見受けられず、カラクリの地板や胴金、火挟、火蓋、各飾り金具といった真鍮部は適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 カラクリの作動については完全で、火挟を起こした状態で引金を引くと、火挟がスムーズに落ちます。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尾栓の取り外しもスムーズに行う事が可能です。 尚、尾栓のねじ部分の長さは本来の長さよりも短くなっていると思われ、現状12mm程となっています。 木製のかるか (さく杖) が付属致します。
本品は元々現存数の少ない馬上筒の中でも台内部に墨書きされた銘により製作年が判る点で資料的価値の高い品です。 (KK)

【その他の情報】
昭和37年8月9日に静岡県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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