 |
|
|
|
 |
火縄銃 堺筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘:榎並屋□□□、丸に片喰紋象嵌) (富)�� |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
|
価格(税込)
|
SOLD OUT |
|
商品番号
|
【7398】 |
|
英 名
|
Japanese Matchlock Musket, SAKAI Style |
|
種 類
|
古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品 |
|
国 名
|
日本 |
|
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
|
全 長
|
1,236mm |
|
口 径
|
12mm(実測) |
|
装 弾
数
|
単発 |
|
在 庫
数
|
SOLD OUT |
|
画像について
|
画像は現物です。 |
|
コメント
|
【火縄銃 堺筒 (在銘:榎並屋□□□、丸に片喰紋象嵌) について】
本品は全長約123cmの火縄銃の細筒 (小筒) で、口径は12mm (実測) となっています。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されました。
本品は在銘で、銃身下面には「榎並屋」と摂州・堺の鉄砲鍛冶に多く見られる銘が確認可能ですが、それ以外の部分は判読が難しくなっており、本品が榎並屋一門のどの人物によって製作されたかについては現状不明です。 本品の筒 (銃身) は後方に向かって緩やかに広がった丸銃身で、その上面だけを平らにした火縄銃では「表一角」と呼ばれる形で、銃身上面後部には片喰紋の象嵌が入っています。 先目当は杉形、元目当は富士形となっており、銃口部には芥子柑子が設けられています。 銃床には外観上は4か所の目釘穴が設けられていますが、実際に銃身の固定用として機能するのは最後部の目釘穴のみで、銃身下部の目釘金具も後部に1箇所設けられているのみとなっており、これと台締金を併用して銃身を固定したと考えられます。 台 (銃床) については、全体に堺筒らしい装飾性の高い作りとなっています。 胴金周辺に兜武者を象った装飾が見られる他、銃床下部に小鳥と雲、銃床左側面に獅子、台尻部に雲と兎を象った飾り金具が取り付けられているなど、各部の装飾は華やかでバラエティに富んでいます。 その他、目釘穴や鋲裏座金に桜花と思われる花弁を象った飾りが取り付けられており、火縄通しの穴の周囲等にも菊の花弁を象った装飾が施されています。 カラクリの地板や胴金、火挟、雨覆、火蓋といった各部は真鍮製となっています。 カラクリは外カラクリで、菊の花弁を象った蟹の目隠しが取り付けられています。 尚、雨覆は一般的な楔等ではなく、後部が螺子により固定される独特の構造となっています。 引金は丸引金で、真鍮製の用心金が取り付けられています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃床に隠れる銃床下面にはやや表面錆や朽ち込み痕の他、一部金属の地肌が現れている箇所が見受けられます。 銃身後端の目釘金具と銃床の目釘穴 (最後部) の位置は一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。 銃身上面の片喰紋象嵌については、やや擦れが見られるものの、大きな剥落は見られず、大部分に残っています。 台 (銃床) についても全体に適度な時代感が付いており、やや打ち傷等が散見される他、胴金前方の銃床左側面及び内部にややひびが見受けられますが、強度的には概ねしっかりとした状態が保たれています。 各部の飾り金具についても現状目立った欠品等は見受けられません。 カラクリの地板金や弾金、火蓋、用心金、台締金、各部の飾り金具といった真鍮部品については、適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 用心金等各部の取り付けについても、現状目立ったガタつきなどは見受けられません。 カラクリの作動については完全で、火挟を起こした状態で引金を引くと、火挟がスムーズに落ちます。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尚、尾栓は現状固着しており、取り外しはできなくなっています。 竹製のかるか (さく杖) が付属致します。 (KK)
【その他の情報】
昭和49年2月17日に兵庫県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
現状では登録証には「銘あるも判読できない」となっていますが、弊社で手入れをした結果「摂州住」まで判読が可能になりました。
古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| |
