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【TKS/O】オランダ M1842 管打式歩兵銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃) ■  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【7362】
英  名
 Dutch M1842 Percussion Infantry Musket
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品、ガゼット Vol.19
国  名
 オランダ
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,380mm
口  径
 17mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【オランダ M1842 管打式歩兵銃 について】
オランダで1842年に採用された前装管打式の歩兵銃で、元々はフランス軍が1670年に採用したフリント・ロック式小銃を1777年にオランダ軍が採用したモデルを原型としています。 オランダでは19世紀に入ってフリント・ロックの撃発機構に代わってパーカッション・ロックが採用され、その後前装管打式滑腔銃のマイナー・チェンジが何度か行われましたが、基本的には同じような形状をしており一部には正式なモデル名を持たない品も存在します。 また、当初からパーカッション式として製造されたM1842の他に、1815年型のフリント・ロック式マスケットを1841年にパーカッション式に改造したM1815/41と呼ばれるモデル等も存在します。
オランダ軍用の管打式小銃の特徴として、パーカッション・ニップルが取り付けられる薬室右上部が補強の為に盛り上がっており、これをコピーした和製ゲベール小銃の多くも同様の形状となっています。
当時の日本では同じパーカッション式でも、ライフリングのない前装滑腔銃をゲベールと呼称し、ライフリングのある前装施条銃は使用弾薬によって当時はミニエー銃、またはエンピール銃 (=エンフィールド銃)、鳥羽銃 (鳥羽=タワー、タワー刻印が入ったエンフィールド銃) と一般的に呼ばれました。 これらの銃は文久年間 (1861-64年) 頃に輸入されましたが、形状が良く似ていたので日本では混同されており、はっきりとエンフィールドとミニエーの違いを区別するようになったのは慶応三年 (1867年) 頃と言われています。
本品は前装式滑腔銃で、銃身が約1,000mmと長い3バンドの歩兵銃型です。(MM)

【本個体の説明】
本品は幕末に日本で作られた和製ゲベール銃の原型になった品です。 国内に現存する和製ゲベール銃の殆どが本個体と殆ど変わらない形状になっており、その意味でも原型となったオリジナルのモデルは貴重となっています。 本品のアッパー・タングにはオランダ軍におけるモデル名である「M1842」の文字が入っています。 本品の銃身後部左側面には非常に薄くなっていますが、ベルギー・リエージュのプルーフ・ハウス刻印 (楕円形にE.L.G) と思われる刻印が確認できる事から、本品の銃身がベルギーで製造された可能性が窺えます。 当時はオランダ軍用であってもスイスやフランス同様に銃器製造の先進国であったベルギーで製造された品も多く存在します。 また、ベルギー・リエージュのプルーフ・ハウスでの検査が当時ヨーロッパで最も信頼がおける検査機関でしたので品質を証明するために外国製品でも同プルーフ・ハウスで検査を受けた品も多数存在します。 尚、銃床右側面には円形の中に「P.STEVENS A.MAASTRICHT」及び製造年を示す「1856」の刻印が入っています。 その他、銃身下面に「10」や「UP」と読める検査刻印と思われる刻印が確認出来ます。(現時点ではこの「UP」の二文字がどこの造兵廠か判明していません。 因みに「HL」はDelft Armouryを表します。
本品の銃身は時代錆が表れており、全体にやや表面錆痕が見受けられますが、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃床についても全体に時代が付いており、やや打ち傷が見られる他、サイド・ロック周辺やさく杖取り付け穴周辺に若干の欠けが見られますが、全体としては目立った破損等は見られず、銃床側面の刻印もはっきりと確認できます。
ロア・タング後方の銃床下部に「癸酉(きゆう)」の「酉」と思われる漢字の大きな刻印(焼印)が見られます。「壬申刻印」の次に多いのが翌年 (明治6年/1873年) の「癸酉刻印」の「酉」の意味ではないかと推測されます。 
スリング・スイベルやバレル・バンド固定用のスプリングは現状固着しています。 銃床左側面のサイド・プレート前方に一部ひびを補修した痕跡が見られますが、現状強度的にはしっかりとした状態が保たれています。 傷み易いバット・プレート部については全体にやや時代錆や朽ち込みが表れていますが、銃床への取り付けはガタつきもなくしっかりとしています。 機関部の作動については完全で、ハンマーのハーフ/フル・コックともにしっかりと掛かり、フル・コック状態でトリガーを引くとハンマーが力強く落ちます。 パーカッション・ニップルは現状固着により取り外しは出来なくなっており、やや変形は見られますが、ハンマー側には目立った欠けや変形等は見受けられません。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 さく杖 (ラム・ロッド) は付属致しません。 (KK)(MM)

【その他の情報】
令和3年1月22日東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い骨董品ですので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願い致します。 無可動実銃とは異なり、作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身でされる事をお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただき、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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