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ブローニング .50口径 M2 重機関銃 (コルト社製、初期型バレル・サポート付、#288345)  
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価格(税込)
 \1,980,000
商品番号
 【7341】
英  名
 US Browning M2 HB Machinegun w/ Early Slotted Barrel Support
種  類
 重機関銃、無可動実銃買取品 2020年 冬、東京店在庫品、ガゼット Vol.19
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦
全  長
 1,635mm
口  径
 .50in.
装 弾 数
 ベルト給弾
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ブローニング .50口径 M2 重機関銃について】
M2ブローニング重機関銃は、ジョン・M・ブローニング (John Moses Browning) が開発し、1933年にアメリカ軍制式となった.50口径 (12,7mm) の多目的大口径機関銃です。
構造的には同じくブローニングが設計した.30口径 M1919機関銃のスケール・アップ版で、当初は水冷式機関銃として開発されましたが、軽量化の為にウォーター・ジャケットを廃止し、肉厚の空冷式銃身に置き換えたタイプがM2 HB Flexibleと呼ばれます。 M2重機関銃は信頼性が高く、長大な射程と高い精度、強力なストッピング・パワーを持ち、第二次世界大戦大戦時には米国だけで各バリエーションを合わせて1,870,461挺が製造されました。 また、戦中戦後を含めてバリエーションも非常に多く、地上用、車載用、航空機用、対空用、艦艇用など幅広い用途で使用されました。 第二次世界大戦中にはColt’s Patent FA Co、High Standard Mfg、AC Spark Plugの3メーカーが地上用のM2 HB Flexibleを合計335,188挺生産しました。 また、これら3メーカーとSavage Arms Corp、Kelsey-Hayes、Buffalo Arms Corp、Brown-Lipe-Chapin、Frigidaire Divisionを合わせた計8メーカーにおいて、航空機搭載用モデルの.50 Browning AN/M2が合計1,455,903挺製造されました。 その他、少数ながらColt’s Patent FA Co、High Standard Mfg、Frigidaire Divisionが合計79,370挺の水冷モデルを製造しました。 尚、第二次大戦中に製造された1万挺のM2重機関銃がスプリングフィールド造兵廠にて航空機搭載用モデルであるAN/M3に改修されました。 その後、航空機用の武装として20mm機関砲等が一般的になると、航空機用途から外された.50 Browning AN/M2及びM3は地上用として地上用のM2 HB Flexibleと同仕様に改修されて使用された経緯があります。
ブローニング .50口径 M2 重機関銃は、現在でも世界各国で使用が続けられており、我が国の自衛隊でも12,7mm重機関銃 M2の名称で採用されています。 (KK Updated)

【本個体の説明】
本品のレシーバー左側面には、モデル名を示す「BROWNING MACHINE GUN, CAL.50 M2」の刻印や「MANUFACTURED BY COLT'S PATENT FIRE ARMS MFG. CO. HARTFORD, CONN., U.S.A.」のメーカー刻印の他、パテント刻印が二行に亘り打刻されています。 本品には一般的な円形ではなく細長いスロット型の冷却孔が開いた珍しい初期型のバレル・サポートが取り付けられています。 このバレル・サポートが付いた地上用.50口径は大戦中の写真等にしばしば見られます。 レシーバーとバレル・サポートの右側面の近い位置に同じ「3-6」という刻印が入っている事から、このバレル・サポートは造兵廠にて正規に取り付けられた事が窺えます。 その他、レシーバー右側面にはやや薄くなっているものの、米国武器省 (Ordnance Department) の検査刻印である「クロス・キャノン」の刻印に加えて、1936年から米陸軍の兵站・小火器調達部門を管轄し、第二次世界大戦中にスプリングフィールド兵站管区で小火器の生産・調達を指揮していたGuy H. Drewryを示す「GHD」の受領刻印が入っています。 その為、本品のレシーバーも大戦中に製造された個体である事が窺えます。 尚、コルト社で大戦中に製造された地上用のM2 HB Flexibleの総生産数は僅か18,429挺と言われています。 本品の機関部には他にも「RA」といった刻印が確認出来ますが、RAはラリタン造兵廠 (Raritan Arsenal) の検査・再整備時に打刻される「RA-P」の刻印であった可能性が考えられます。 本品のコッキング・ハンドルは木製、スペード・グリップは樹脂製となっており、グリップ上下のハンドル・チューブ・スクリューはマイナス・ネジではなくツー・ホール・タイプとなっています。 また、トリガー・ピンについてもタブの付いたタイプではなく、板バネ型となっています。 尚、フロント・サイト・ガード及びハンドル・チューブ・スクリューにAC Spark Plugを示すと思われる「AC」の刻印、グリップ基部にHigh Standard Mfgを示すと思われる「HS」の刻印が入っている (いずれのメーカーも地上用M2 HB Flexibleを製造) 事から、再整備時に部品交換が行われたものと考えられます。
本品は全体に適度な使用感と時代感が見受けられ、金属部はやや小傷や擦れ、若干の表面錆が見受けられますが、目立った欠損等は見受けられず、総じてしっかりとした状態が保たれています。 各部品についても各部に目立ったガタつきなども見られません。 木製のコッキング・ハンドルや樹脂製のスペード・グリップについても、やや打ち傷等は見られますが、現状目立った破損や欠損等は見受けられません。 コッキング・ハンドルにやや遊びが見られますが、それほど気にならないレベルのものです。 フィード・カバーの開閉やリア・サイトの調整操作については問題なく行う事が可能です。
付属のM3三脚は大戦中の1944年製で、シリアルNo.は159002となっています。 三脚基部の銘板には「MOUNT, TRIPOD, CAL. .50, M3」のモデル名及び製造メーカーを示す「CENTRAL STEEL TUBE CO.」の刻印が入っています。 三脚はやや擦れや若干の表面錆が散見されますが、各部のロックや調整機構については問題ありません。 T&Eギアも付属しています。
本品のように初期型のバレル・サポートが付いており、大戦中の仕様が比較的保たれたコルト社製.50口径 M2HBは国内への入荷数が極めて少なく希少です。
トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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