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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【7331】 |
英 名
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M3 Sub Machinegun (Grease gun) |
種 類
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短機関銃、無可動実銃買取品 2020年 冬、東京店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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747mm(567mm) |
口 径
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.45in |
装 弾
数
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30発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【M3 グリースガン 短機関銃 について】
1942年12月に「U.S. SUBMACHINE GUN Cal.45 M3」としてアメリカ軍に制式採用された短機関銃です。 それまでのトンプソンM1928やM1短機関銃は鉄材の切削加工が多くコストがかかった他、重量も重かった為、プレス加工・電気溶接を多用し生産性を高め低コストな短機関銃を目指して開発されました。 発射サイクルもトンプソン短機関銃の700発/分から350〜450発/分程度に落とされ、射撃時の制御が容易になっています。 M3短機関銃の製造はゼネラルモータース傘下のガイドランプで行われました。 「グリースガン」の愛称は、本体形状が当時米軍用車両に装備されていたグリース・オイル注入容器に似ている事に由来します。 M3短機関銃の本体右側面には特殊なクランク型のコッキング・ハンドルが設けられているのが特徴です。 M3短機関銃は当初マガジン・キャッチにガードが設けられておらず、マガジンの脱落事故が発生したため、後期生産型ではマガジン・キャッチ周囲にガードが設けられるようになりました。 また、リア・サイトの両側に強化用のリブが追加される等の改良も行われています。
M3短機関銃は元々生産性が高く単純な構造の短機関銃として設計されましたが、その後さらなる構造の簡略化を目指して、改良型が開発される事となりました。 1944年4月に改良型のプロトタイプであるM3E1と呼ばれるモデルがテストされ、同年の12月21日にM3A1短機関銃として採用されました。 M3A1短機関銃では、コッキング方式がクランク式からボルトに直接指をかけて行う方式に変更されました。 その為、エジェクション・ポートがM3に比べ1.5倍ほど長くなり、容易に判別が可能です。 またM1カービンと共用の筒型オイラーの使用を廃し、グリップ内にオイラーを内蔵しています。 ワイヤー・ストックについても改良が行われ、銃身取り外し時のレンチやマガジン・ローダーとして使用する事が可能となりました。 合計606,694挺が生産されたM3短機関銃に比べ、改良型のM3A1短機関銃は第二次世界大戦中にガイドランプで15,469挺、朝鮮戦争中にIthaca Gun Coで33,200挺が生産されたのみで、現存品は非常に少なくなっています。 (KK)
【本個体の説明】
本商品はマガジン・キャッチにガードが装備されており、リア・サイトの両側が強化された仕様のM3短機関銃です。 バット・ストックはマガジン・ローダー機能の無いオリジナルのM3タイプの物が付いています。 本品のマガジン・ハウジング左側面には、「SUB-MACH GUN CAL.45 M3」のモデル名刻印の他、シリアルNo.やガイドランプのメーカー刻印、米国武器省 (Ordnance Department) の検査刻印である「クロス・キャノン」の刻印が入っています。 その他、トリガー・ガード下部には「B.G.R -GL- B301456」の刻印が入っている他、ハウジング・アッセンブリー下部には「G.L. C153432」の刻印が打刻されています。 また、エジェクション・ポート・カバー内側にも「GL B 301469」の刻印が見られます。
本品の金属部は若干の小傷や擦れは見られるものの、目立った欠損や変形等は見られず、大部分にパーカー仕上げが残っています。 銃身先端付近やコッキング・ハンドル基部付近に一部無可動加工による溶接痕が見られますが、全体の程度を考慮すれば十分許容レベルです。 また、リア・サイト・ガードに若干の歪みが見られる他、マガジン・キャッチのガードにやや表面錆痕が目立ちますが、いずれもそれほど気にならないレベルのものです。 ワイヤー・ストックの伸縮やエジェクション・ポート・カバーの開閉についても問題なく行う事が可能です。 エジェクション・ポート・カバー内のフェルトは一部を残して失われています。 銃身は無可動加工時の熱による曲がりなども殆ど見られず、ストレートな形状が保たれています。 付属の30連マガジンは「SPW GL C-153427」の刻印が入っており、やや打ち傷や擦れは見受けられるものの、目立った凹みや変形等は見受けられず、大部分にオリジナルのブルー仕上げが残った比較的良好な状態が保たれています。 マガジン・スプリングは入っています。 マガジンは装着状態で前後に若干の遊びが見られるものの、取り付け自体はしっかりとしています。 本体左側面に取り付け可能なオイラーが付属致します。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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