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火縄銃 紀州筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘:巻張 出来助右衛門正優作、十匁筒) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【7153】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, KISHU Style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,095mm |
口 径
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18mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 紀州筒 (在銘:巻張 出来助右衛門正優作、十匁筒) について】
本品は在銘で、銃身下部に「巻張 出来助右衛門正優作」の銘及び花押が入っています。 出来助右衛門は紀州の鉄砲鍛冶の一門で、七代の正優は全国鉄砲鍛冶銘地域別分類P.243及び全国鉄砲鍛冶銘鑑P.225に掲載されています。
本品は全長約110cm、口径18mmの十匁(モンメ)筒と比較的大口径の品です。 銃身は八角銃身で銃口部は筋立の施された八角柑子となっています。 先目当は杉形、元目当は紀州筒に多く見られる片富士 (紀州目当) となっています。 カラクリについても大口径の紀州筒に多く見られる内カラクリとなっており、用心金が無く、引金は三角型となっています。 また、強度を増す為に引金後方にナマコ金が取り付けられているのも大口径の紀州筒の特徴となっています。 銃身は台 (銃床) に対して3か所の目釘により固定される構造となっています。 銃床は紀州筒の特徴でもある庵が浅く台尻の背が薄い作りとなっています。 本品は地板金の鋲裏座金等に桜の花弁を象った金具が使用されている他は目立った装飾などは見受けられず、実用重視のシンプルな作りとなっています。 (KK)
【本個体の説明】
本品は全体に使用感も少なく、金属部は若干の時代錆や表面錆痕、経年による褪色を除いて目立った欠損等は見られず、総じて良好な状態が保たれています。 銃身下部の銘についてもはっきりと確認出来ます。 銃身下部の目釘金具の位置は台 (銃床) の目釘穴と3か所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。 真鍮製の各部については磨かれていますが、銃床のコンディションと比較してそれほど違和感はありません。 ナマコ金に僅かにぐらつきが見られますが、取り付け自体はしっかりとしています。 銃床についても打ち傷等は最小限で、目立った破損等も見受けられず、総じて良好な状態が保たれています。 胴金に隠れる木部に若干のひびが見受けられますが、強度的には影響の無いレベルのものです。 台かぶ右側面に手彫りの文字が薄く入っています。 銃身内は銃口から銃身後端まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尾栓についてもスムーズに取り外す事が可能となっています。 銃身内部は目立った朽ち込み等も見受けられず良好な状態が保たれています。 カラクリの作動については完全で、火挟を起こした状態で引金を引く事により火挟がスムーズに落ちます。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 雨覆の取り付けが甘いものの、銃床を取り付けている状態では簡単に外れてしまう事はありません。 かるか (さく杖) が付属致します。
本品は製作された時代が下る品と思われますが、総じて非常に良く作られており、銃身の銘についても花押も含めて実在する物と非常に近くなっています。 尾栓についても綺麗に外れますので、演武をされる方にもお薦めいたします。 (尚、弊社ではあくまで装飾品としての販売となりますので、演武や実射時に生じたトラブル等につきましては責任を負いかねます)。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
昭和51年1月9日に徳島県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古い機械物の骨董品ですので、現物をご確認の上ご購入いただけますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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