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M16A1 自動小銃 (#9375345)  
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価格(税込)
 \286,000
商品番号
 【7094】
英  名
 M16A1 Assault Rifle
種  類
 自動小銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 冬
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第二次大戦後(1945〜)
全  長
 990mm(実測)
口  径
 5,56mm×45
装 弾 数
 20/30発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【M16A1 自動小銃 について】
米国アーマライト社のユージン・ストーナーが設計し、コルト社が製造を行って1962年に米空軍が採用したM16 (コルト社内モデル名AR-15・M601) の改良型です。
1950年代以降、第一次・第二次世界大戦で蓄積された膨大な戦闘報告書を基にした、戦場における小銃の殺傷能力に関する米英の共同研究により、従来の遠距離からの一撃必中を基本とした戦法よりも、軽量で兵士一人が大量に携行可能な小口径弾を高速で連射した方が効率的であるという理論が確立されました。 この条件を満たす自動小銃の研究開発が各社で開始され、殆どの案が従来型ライフルの域に留まる中、ユージン・ストーナー設計によるアルミ合金や強化樹脂を多用したAR-15自動小銃がその軽量さと連射時の操作性で注目を集めました。 AR-15は1962年に米空軍においてM16として採用されましたが、陸軍でも採用が検討され、M601に改良を加えた仮制式モデルであるXM16E1 (陸軍向けM602) が1965年からベトナムで実戦投入されました。 ベトナムでの実戦経験を踏まえてXM16E1には部分改良が加えられ、1967年2月にM16A1の陸軍制式名が与えられて採用されました。 M16A1 (コルト社内モデル名M603) は、仮制式モデルであるXM16E1 (陸軍向けM602) と同様にボルト・フォワード・アシストを備えており、マガジンから薬室への装填不良が発生した際にもボルトを手動で前進させる事が可能となっています。 M16A1ではマガジン・リリース・ボタンの誤操作を防ぐ為のリブが追加された他、ボルトを始め内部部品が強化されました。 また、薬室内のクロム鍍金処理に加え、銃と一緒にクリーニング・キットと漫画形式の取扱説明書が配給されるようになって、ようやく駄作銃の汚名を払拭するに至り、その後に続くアメリカ軍主力小銃の基本となりました。 M16A1はベトナム戦争拡大に伴う大量の需要に応える為、コルト社以外にもゼネラル・モータースのハイドラ・マチック・ディビジョン及びハーリントン&リチャードソン社でも生産が行われました。 また、輸出向けとしても大量に生産され、これらの輸出向けM16A1にはM613のコルト社内モデル名が与えられました。 M16A1はその後のM16A2やM4カービンといった発展型の開発に繋がる基礎となりました。 M16A1は現在欧米市場でも入手が困難なアイテムの一つです。 (KK Updated)

【本個体の説明】
本品のシリアルNo.は9375345で、コルト社が70年代後半から80年代前半にかけて製造した軍用M16A1の最終輸出仕様である事がわかります。 コマーシャル (民間用) 仕様ではないので、セレクターにフルオート・ポジションがあります。 マガジン・ハウジング左側面にはシリアルNo.の他、「COLT M16A1」のモデル名及び「CAL. 5.56 MM.」の口径刻印が入っています。 また、レシーバー左側面には「COLT'S FIREARMS DIVISION COLT INDUSTRIES HARTFORD CONN. U.S.A.」のメーカー刻印が入っています。
本品は全体に軍役を経た適度な使用感が見受けられ、金属部はやや打ち傷や擦れの他、表面処理の褪色や仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見受けられるものの、大きな欠損等は見受けられず概ねしっかりとした状態が保たれています。 上下レシーバーの接合面については、若干の隙間が見受けられ、僅かに遊びが見られますが、概ね許容レベルです。 樹脂製のハンドガードについては、全体的に打ち傷や擦れの他、一部にひびが見られるものの、全体としては大きな欠損等は見られず、強度的にもしっかりとした状態が保たれています。 ハンドガードの取り付けについても、やや遊びは見られますが、本体への固定自体はしっかりとしています。 樹脂製のバット・ストックには現役中に施されたと思われるペイントの痕が見られます。 グリップやバット・ストックについても、全体的に打ち傷や擦れ等は見られますが、目立った破損は見られません。 樹脂製バット・プレート部の上部にM16A1の持病であるひび及び欠けが見られます。 フロント・スリング・スイベルのビニール・コーティングはほぼ剥落しています。
本品はフルオート・シアが取り外されている関係上、シア・ピンが固定されておりません。 お客様がご購入後にボンド等で固定して下さい。 但し、ボルト・キャリアが後退した加工のため、シア・ピンを固定すると、アッパーとロア・レシーバ―の分割が非常に難しくなってしまいます。 リア・サイトの切り替えやマガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 セレクター・レバーの切り替えについては問題なく行う事が可能ですが、トリガーとの連動等はありません。 コルト社製オリジナル30連アルミ・マガジンが付属します。 マガジンについても全体に使用感が表れており、擦れや一部表面仕上が薄くなっている箇所が見られますが、目立った凹みや変形等は見受けられません。 尚、マガジン・スプリングは入っていません。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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