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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【7007】 |
英 名
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Carcano M1891 Infantry Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2016年 夏 、大阪店在庫品 |
国 名
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イタリア |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,290mm |
口 径
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6,5mm×52 |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【カルカノ M1891 歩兵銃 について】
トリノ陸軍工廠でサルヴァトーレ・カルカノ技師によって開発され、ベテェーリ及びベテェーリ・ビタリ小銃の後継として1892年3月に採用されたイタリア軍初の無煙火薬使用の制式小銃です。
カルカノ小銃は機関部をモーゼル式のコック・オン・オープニング方式、弾倉はエンブロック・クリップを使用するマンリッカー方式を改良して用いており、この機構をカルカノ式と呼びます。 ボルト・ヘッドには2箇所のロッキング・ラグが設けられている他、ボルト・ハンドル自体がレシーバー後部のブリッジと噛み合う事でセーフティ・ラグとして機能します。 エンブロック・クリップは上下対称な形状となっており、上下いずれの向きでも弾倉内に装填が可能となっていました。 尚、弾倉内のクリップから最終弾が引き抜かれるとクリップがマガジン・ハウジングの底部から自動的に排出されました。 また、ドイツのGew.88小銃と同様に、トリガー前方のマガジン・ハウジング後部にはクリップ・キャッチが設けられており、ボルトを開放した状態でキャッチを押し込む事により、弾倉内のクリップ及び弾薬を本体上方から取り出す事が可能となっていました。 カルカノM1891歩兵銃のリア・サイトは、600mから2,000mまで対応したクアドラント・サイトで、サイトを前方に完全に倒すと300mの戦闘距離にセットする事が可能でした。
イタリア軍はカルカノM1891小銃を主力として、第一次世界大戦の対オーストリア戦、エチオピア戦争、第二次世界大戦ではアフリカ戦線、東部戦線、本土であるイタリア戦線まで広く使用しました。 更に1943年のイタリア降伏後にはドイツ軍が大量に接収し自国の国民突撃隊に配備しました。 また、戦後においても中東各国における戦争で正規軍・非正規軍を問わず使用されました。 (KK Updated)
【本個体の説明】
薬室付近左側面に#OG8508のシリアル等が確認が出来、ストック左側面のシリアルともマッチしています。 薬室上部にはTERNI(TERNI工廠)の刻印が確認できます。 ボルト・ハンドルにはイタリア王国を示す小さな王冠の刻印があります
木部はストック、ハンド・ガードとも色調が良くマッチしています。 スレや打ち傷、ストック下部に小さな欠けなどが散見されますが、仕上げの艶はしっかりと残っています。そのほかひびや割れなど破損に繋がるような箇所は見受けられず、概ね良い状態です。 またストック左側面には見難くなっていますが円形の印が確認できます。 金属部はごく薄い朽ち込み錆の跡が受けられますが、ブルーイングも残っておりオリジナルの雰囲気をよく残しています。 所によってはやや退色している箇所も見受けられますが機関部や銃身などはブルーがしっかりと残っています。 前後のスリング・スイベルも固着などは見られません。
この所入荷の機会の無かった珍しい戦時中のイタリア軍のライフルです、ぜひコレクションに加えられてはいかがでしょうか。 薬室左側面にスリットがありトリガーのテンションが無く、ボルトの先端が切除された状態の新加工品です。(AW)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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