 |
|
|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
|
価格(税込)
|
SOLD OUT |
|
商品番号
|
【6964】 |
|
英 名
|
Type 99 Sniper Rifle |
|
種 類
|
ボルト・アクション、狙撃銃、無可動実銃買取品 2019年 冬 |
|
国 名
|
日本 |
|
時 代
|
第一次大戦〜第二次大戦 |
|
全 長
|
1,125mm(実測) |
|
口 径
|
7,7mm×58 |
|
装 弾
数
|
5発 |
|
在 庫
数
|
SOLD OUT |
|
画像について
|
画像は現物とは異なります。 |
|
コメント
|
【九九式短狙撃銃 について】
九九式短狙撃銃は九九式短小銃を基に製造され、本格的な生産は昭和18年 (1943年) 末ごろから1万挺程度が小倉/名古屋工廠にて生産されました。 それ以前の九七式狙撃銃では、6,5mmの実包と2.5倍の光学照準を使用していましたが、九九式短狙撃銃ではより強力な7.7mm実包と4倍の狙撃眼鏡も使用されるようになりました。 狙撃眼鏡は3種類の物が使用され、出荷前に造兵廠にてゼロイン調整が行われました。 狙撃眼鏡の生産は東京第一陸軍工廠を始め多くの民間企業が参加していました。
九九式短狙撃銃は九九式短小銃の生産途中において銃身や機関部などの精度が高い物を選び出し、それに狙撃眼鏡台座を付し、さらに槓桿 (ボルト・ハンドル) を光学照準器に干渉するのを防ぐため、30mmほど長く延長し約35度の角度に折り曲げ射撃調整を行い生産されました。 狙撃眼鏡台座は、2.5倍用と4倍用で若干形状が異なり、生産時期によってこれらが混在して取り付けられています。 尚、小倉工廠製の九九式短狙撃銃では極一部の例外を除いて基本的に2,5倍用のマウントが取り付けられており、名古屋工廠製の個体については、シリアルNo.1〜5,000及び7,000〜10,000の範囲の個体には4倍用マウント、5,000〜7,000の範囲の個体には2,5倍用マウントが装備されていました。 各工廠における九九式短狙撃銃の生産数は、小倉工廠が約1,000挺、名古屋工廠が約10,000挺となっています。
陸軍において狙撃銃は一般の歩兵中隊内の選抜射手によって使用され、九九式短狙撃銃は7,7mm弾 (九九式普通実包) を運用している装備部隊に、九七式狙撃銃は6,5mm弾 (三八式実包) 装備部隊に配備されました。
その他バリエーションとして九九式狙撃銃 (長小銃型) が存在しますが、主力小銃としても狙撃銃としても量産された物の大半は短小銃型であり、ほとんどは短小銃で長小銃は生産数が極少数と限られています。 (KK Updated)
【本個体の説明】
シリアルNo.648の小倉工廠製です。 通常の小銃では機関部左側面にシリアルが打刻されていますが、九九式短狙撃銃ではその位置に狙撃眼鏡用の台座が配置されているため上部クリップ・ガイド手前に打刻されています。 菊の御紋章、九九式の刻印共に削られること無く完全に残っています。
下帯 (センター・バンド) にはオリジナルの一脚基部及び一脚が取り付けられており、照尺 (リア・サイト) に高射表尺も付属します。
金属部は全体的にオリジナルのブルーの表面仕上げがしっかりと残っており、小傷は少なく目立つものは見受けられません。
銃床はさく杖止め、水抜き穴 (ドレイン・ホール) のある初期型の仕様です。 木部は打ち傷や小傷が見られますがどれも時代がついており、ニス仕上げの艶が良好に残っています。 旧軍特有の銃床上下の木部継ぎ目についても殆ど隙間は見られず、ガタつきも見られません。 傷み易い床尾板については、角部を中心に僅かな擦れは見られるものの、目立った凹みや変形等は見受けられず、銃床への取り付けについてもガタつきもなくしっかりとしています。
九九式短狙撃銃としては珍しい九七式狙撃銃用の2,5倍の富岡光学機械製造所製のシリアルNo.2919の狙撃眼鏡が付属します。 狙撃眼鏡はロック状態にてしっかりと固定され、着脱もスムーズに行えます。 光学照準器本体は黒の焼付け塗装仕上げで、一部に剥落が見られるものの塗膜の大分部分はしっかりと残っており、オリジナル度が高くなっています。 視界には細かな塵が散見されますが、視界自体はクリアで特徴的なレティクルもはっきりと視認することができます。欠損していることの多いラバー・アイピースもしっかりとした状態で付属しています。 オリジナルのさく杖が付属します。
トリガー・テンションのある、ボルトを閉じた状態で固定した旧加工品です。
小倉工廠で製造された九九式短狙撃銃の総生産数は1,000挺程度と推定されており、名古屋工廠と併せて約11,000挺が製造された九九式短狙撃銃のバリエーションの中でも極めて希少なタイプとなっています。 弊社が取り扱った旧軍狙撃銃の中でも希少価値・コンディション共に最高の部類に入る逸品です。 大阪店在庫品(TK)(KK)
三十年式銃剣も同時に入荷しております。 今回入荷した銃と同時にお買い上げのお客様には、対象の三十年式銃剣を特別価格\18,000(税別)にて販売致します。 尚、銃剣単品でご購入の場合は、\25,000(税別)での販売となります。
対象となります三十年式銃剣はこちら
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認頂いた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| |
