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火縄銃 長州細筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、無銘) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6957】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, Choshu-style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,271mm |
口 径
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13mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 長州細筒 (無銘) について】
本品は無銘ですが、各部に長州や周防 (現在の山口県) で製作された長州筒の特徴が見られます。 長州筒の中でも特に細筒は、堺筒からの影響を受けながらも各部に特徴的な形態を有しています。
本品は全長127cm、口径13mmの一般に細筒 (小筒) と呼ばれるサイズの火縄銃で、狩猟用や標的射撃用として使用されました。 銃身は台 (銃床) に4本の目釘により固定される構造となっています。 本品の銃口部はやや広がった形状の八角柑子で、銃身の先端は台木から約9,5cm前方に伸びた長州防州地方に最も特徴的な形態を有しています。 台木は台かぶが大きく張って庵が深くなっており、用心金は鉄製で前方に大きく返しの付いた独特の形状となっています。 機関部は堺筒に比べて地板金が大きく、カラクリは外カラクリとなっており、桜の花弁を象った蟹目隠しが付いています。 火挟は鉄製で、先端部の貝口のみ真鍮製となっており、長州筒の特徴的な形態をほぼ有しています。 先目当はたんけん形、元目当は富士形で、胴金は段が付いてやや盛り上がった形状となっています。 台 (銃床) には植物や獅子を象った飾り板が取り付けられています。 また、しのぎ目 (目釘穴) 金具や鋲裏の座金は桜の花弁を象った形状となっています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の銃身は全体に時代錆が表れており、やや表面錆や朽ち込み痕が見受けられますが、現状大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃身下部の目釘金具の位置は銃床の目釘穴の位置と4箇所とも一致しています。 尚、銃身下部には前方にもう一か所目釘金具が設けられていますが、現状では銃床に対応する目釘穴は設けられていません。 真鍮製の目釘は3本付属しています。 銃床は内部に木の薄板を接着して補修が行われており、銃身取り付け部周辺の木部にやや欠けが見られる他、先端部のかるか取り付け穴周辺にもやや欠けが見受けられます。 その他、台かぶ部に一部樹脂のような物による補修が見られる他、角の部分にややひびや摩耗が見受けられます。 カラクリの地板金や胴金、飾り金具などの真鍮部分については若干の腐食は見受けられるものの、適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 火挟や用心金といった鉄部はやや表面錆や一部象嵌の剥落が見られるものの、比較的しっかりとした状態が保たれています。 銃床右側面の目釘穴の穴が若干広げられています。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尚、尾栓は現状では固着しており取り外しは出来なくなっています。 カラクリの作動についても完全で、火挟を起こした状態で引金を引く事により火挟が力強く落ちます。 火蓋の開閉については問題なく行う事が可能です。 かるか (さく杖) は付属致しません。(KK)
【その他の情報】
昭和63年10月20日に兵庫県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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