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火縄銃 仙台筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘:仙臺住雄右衛門作) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6955】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, Sendai-style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,200mm |
口 径
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14mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 仙台筒 (在銘:仙臺住雄右衛門作)について】
本品は東北諸藩で使用されたシンプルな外観の武骨で実戦的な火縄銃で、仙台筒と呼ばれる品です。 本品は在銘で銃身下部に「仙臺住雄右衛門作 安政二年」の銘が入っている他、「五」「六」の漢数字や太陽と風を象ったと思われる刻印が入っています。 台 (銃床) には墨書きで銘が入っていますが、現状では薄くなっており判読は難しくなっています。 本品は全長約120cmの銃卒用小銃で、口径は当時の仙台藩の軍制に沿った約14mmとなっています。 照星 (先目当) 及び照門 (元目当) は共に谷型 (筋割) となっています。 また、筒 (銃身) は仙台筒の掟通り柑子のない八角銃身となっています。 銃床は銃身に沿った前床部が平面で角張ったデザインとなっています。 また、銃床後部には火縄通しと呼ばれる穴が設けられています。 カラクリは大型の無双カラクリ (外記カラクリ) と呼ばれる物が付いています。 また、火挟みの火縄の保持部分が長く高く持ちあがったデザインとなっており、「馬面」の愛称で呼ばれています。 仙台筒で一般的な薄板の輪引金と呼ばれる特徴的な引金が付いています。 これらの特徴は東北の銃に共通しており、一見シンプルな外観ながら複雑な構造も備えています。 目釘穴にはこちらもシンプルな円形の真鍮製飾り金具が取り付けられています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の銃身を含む鉄部の大部分は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身は表面錆が見受けられる他、銃身下部に一部朽ち込みや痩せが見受けられるものの、それ以外は大きな欠損は見受けられず、現状では比較的しっかりとした状態が保たれています。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は前部のみ一致しており、実射時には胴金で銃身と銃床を固定して射撃したものと思われます。 尚、目釘及び胴金は付属しておりません。
銃床については全体にやや打ち傷や線傷等が見受けられる他、銃床左側面の後方の目釘穴付近にひび及び木部の変形が見受けられる他、銃床先端付近にヘアライン・クラックが見受けられるものの、強度的には比較的しっかりとした状態が保たれています。 用心金は取り外されており、取り付け基部の木部が埋木により埋められています。 また、用心金を固定するカラクリ地板金の鋲が1本欠品しています。 各真鍮部品は磨かれているものの、大きな腐食等は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 カラクリの作動については完全で、火挟を起こした状態で引金を引く事により火挟が力強く落ちます。 火蓋の開閉についても問題なく可能です。 銃身内は銃口から銃身後端まで通って (抜けて) おり、火穴も通っています。 また、尾栓も取り外しが可能です。 尚、かるか (さく杖) は付属しておりません。
大阪店在庫品 (KK)
【その他の情報】
平成元年10月21日岩手県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは異なり、作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただき、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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