|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
SOLD OUT |
商品番号
|
【6892】 |
英 名
|
Yugoslav M53 Machinegun |
種 類
|
軽機関銃、汎用機関銃、無可動実銃買取品 2019年 冬 |
国 名
|
ユーゴスラビア / ドイツ |
時 代
|
第二次大戦後(1945〜) |
全 長
|
1,220mm(実測) |
口 径
|
7,92mm×57 |
装 弾
数
|
ベルト給弾 |
在 庫
数
|
SOLD OUT |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【M53 汎用機関銃 について】
ユーゴスラビアでは第二次世界大戦終戦時にドイツ軍から接収したMG42機関銃数千挺をM42として装備した他、戦後賠償としてドイツから製造機械を譲り受け、MG42をコピーした機関銃の生産を行いました。 サラク (Šarac) とも呼ばれるこの機関銃は、クラグイェヴァツ (Kragujevac) のツァスタバ (Zavodi Crvena Zastava) で1954年から生産が行われました。
M53は大戦中のMG42からのリバース・エンジニアリングによりほぼ同じスペックで生産されており、使用弾薬も7,92mm×57 モーゼル弾で共通です。 基本的な違いは、連射速度が950発/分に落とされている点及び刻印と対空サイトの取り付け基部が省略されている程度です。 また、M53の中にはMG42の部品を流用した品もみられます。 対空サイト取り付け基部が無いためMG42用の対空スパイダー・サイトは装着出来ませんが、ラフェッテなど他のアクセサリーは殆ど共用が可能です。 M53はユーゴスラビアで1999年まで使用された他、1980年代にはイラクにも輸出され、イラン・イラク戦争や湾岸戦争等でも使用されました。
余談ですが、1970年代に制作された戦争映画はユーゴ・ロケが多く、その中でこのM53がドイツ軍のMG42として多数使用されました。 ユーゴ内戦終結から約10年が経ち、その際に出た余剰火器も全てがスクラップにされました。 弊社ではその前に4万挺残った品の中からMG42とM53を全て仕入れました。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品のフィード・カバー上面にはユーゴスラビア社会主義連邦共和国の国章が入っています。 レシーバー後部左側面にはシリアルNo.に加えて「7.9 M53」のモデル名刻印が入っている他、「Preduzeče 44」の刻印がキリル文字により入っています。 Preduzeče 44はツァスタバを示しています。 シリアルNo.はレシーバーがC-16699、フィード・カバーがI-26367、バット・ストックが51633となっています。 銃身はドイツのMG42用が流用されており、グストロフ社を示すdfbのコードやアムト刻印が確認出来ます。 その他各部にユーゴスラビアの部品番号刻印が確認できます。
本品は全体に適度な使用感が見受けられ、金属部はやや打ち傷や擦れ、経年による褪色等が見られますが、大きな破損や欠損等は見受けられず、総じてしっかりとした状態が保たれています。 木製バット・ストックについてはやや打ち傷や線傷が見受けられる他、角の部分に摩耗が見られるものの、現状大きな割れ等は見られません。 バット・ストックの本体への取り付けについてはやや遊びが見られるものの許容レベルです。 樹脂製のグリップ・パネルについては左右ともに黒色でマッチしており、やや打ち傷や若干の摩耗は見られるものの、目立った割れや欠け等は見られず、グリップ・フレームへの取り付けもぐらつき等もなくしっかりとしています。 二脚は開度の調整ノブが付いており、展開操作については問題なく行う事が可能です。 その他、フロント/リア・サイトの起倒・調整やフィード・カバー及びフィード・トレイの開閉等についても問題ありません。 また、トリガーとの連動は有りませんがセーフティ・ボタンの操作も可能で、適度なクリック感が残っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |