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シュミット・ルビン IG11 歩兵銃 (#425349) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6885】 |
英 名
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Schmidt-Rubin IG1911 Infantry Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃新入荷品 2014年12月 |
国 名
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スイス |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,310mm(実測) |
口 径
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7,5mm×55,5 |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【シュミット・ルビン IG11 歩兵銃 について】
1889年スイス軍制式となった歩兵銃であるシュミット・ルビンM1889 小銃 (IG89歩兵銃) の発展改良型です。
シュミット・ルビン小銃は、スイス軍のシュミット大佐 (銃担当) とルビン大佐 (弾薬担当) が共同で開発したストレート・プル式ボルト・アクション・ライフルです。 同じくストレート・プル方式であるオーストリアのマンリッヒャー方式とは異なり、ボルト・ハンドルを引くとボルト・スリーブ内のボルト部分のみが90度回転する独特の構造になっています。 シュミット・ルビン小銃の最初のモデルであるM1889小銃では、本体下部から突出したマガジン内には世界初の銅被甲弾 (フルメタル・ジャケット弾) の一つである7,5mm×53,5 GP90弾を12発装填可能でした。 尚、マガジンは着脱式ですが、装填は主に機関部上部からクリップを使用して行われました。 マガジン右側面にはマガジン・カットオフ切り替えレバーが設けられており、レバーを下げた状態でマガジンからの給弾が停止される構造となっていました。 また、レバーを内側に押し込みながらさらに下方に押し下げると、マガジンの取り外しが可能となりました。
その後開発されたM1889小銃の後継モデルであるM1889/96小銃 (IG89/96歩兵銃) では、ロッキング・ラグがボルト・スリーブの後部から前部へと移されているのが最大の特徴です。 これによりレシーバーの全長が若干短縮された他、ボルト及びレシーバーがより高い圧力に耐えられるようになりました。 この改良は当初シュミット大佐によりM1889小銃をベースに行う事が不可能であるとして却下されましたが、その後フォーゲルスガング大佐及び彼の助手であるレブホルツにより研究が進められ、1896年にスイス軍制式となりました。
その後、1911年にスイス軍が新型のGP11弾を採用した事に伴い、M1889/96小銃をベースにこの新型弾に対応できるよう改良したM1896/11 (IG96/11) 小銃が開発されました。 M1896/11小銃では銃身がライフリング3本の旧型から4本の新型へと変更された他、銃床の銃把下部にスキャント・グリップが追加加工され、リア・サイトもより近代的なタイプへと変更されました。 また、IG89系の銃床下部から飛び出た12発用弾倉は6発用に改良されており、IG89系小銃のものに比べて遥かに容易に着脱が可能でした。 その他、IG89小銃で装備されていたマガジン・カット・オフ機能は廃止されました。
M1911小銃 (IG11歩兵銃) は更なる発展モデルで、ロッキング・ラグをボルトの中間位置へと移す事により機関部を強化してGP11使用時の耐久性を更に高めたモデルです。 外観上はIG89/96小銃にスキャント・グリップを追加加工したIG96/11歩兵銃とほぼ同様ですが、IG11歩兵銃ではストックとスキャント・グリップが一体型になっている他、バット・プレートがカーブした形状となっている点で判別可能です。
尚、当時の主流であった歩兵銃の長い全長はIG11になっても変わりはなく、騎兵銃モデルであるK11との併用が行われていました。 スイス軍ではその後の次期モデルであるK31小銃になりようやく歩兵銃と騎兵銃の併用から短小銃1機種への統合運用へと移行しました。 (KK)
【本個体の説明】
本品はシリアルNo.が425349の個体で、機関部薬室上、ボルト、ストック内部、マガジンの下4桁で一致しています。 その他、各パーツにはスイス国章の十字が打刻されておりはっきりと確認出来ます。
金属部に関しては大部分でブルー仕上げが残っています。 全体的に若干の擦れや小傷、経年による退色や地金の露出箇所が見受けられる他、トリガー・ガード付近に表面錆はありますが、大きく目立つ物はありません。 バット・プレート部は錆と塗料のような物が固まった汚れが固着しています。
木部は全体的に落ち着いた濃い色身で、若干の小傷や擦れが見られますが、光沢も薄く残り、概ね良好な状態です。 ハンド・ガードとストックの隙間は最小限で、取り付けにガタも見られず、色味もマッチしています。 その他、ストックには目立つ破損や欠損は見られません。
コッキング・ハンドルの樹脂製パーツについては、経年によるひび割れと一部に欠けが見受けられ、やや取扱に注意が必要です。 リア・サイトの調整、マガジンの着脱についてはスムーズに行えます。 約100年前に制式採用となり、生産後も一世紀近くを経た銃と考えると全体的には良い状態を保っていると言えるでしょう。 尚、マガジン・スプリングは入っていません。
トリガーテンションの無い、ボルトの先端と下部が切除され溶接固定された新加工品です。 東京店在庫品 (OS)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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