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モーゼル スタンダード 短小銃 (#AE3441) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6873】 |
英 名
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Mauser Standard Model Short Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2019年 秋 |
国 名
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ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,113mm |
口 径
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7,92mm×57 |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【モーゼル スタンダード 短小銃 について】
モーゼル スタンダード モデル (Mauser Standard Modell) は第二次大戦前に作られた輸出用の軍用銃で、当時の主流となっていた歩兵銃と騎兵銃の中間サイズの全兵科共通の短小銃です。 第一次世界大戦でドイツ軍が使用したKar.98b短小銃がベースになりました。 Commercial Model (民間型) とも呼ばれますが、購入先は中国、ボリビア、エチオピアなどの外国軍でした。 第一次世界大戦後のヴェルサイユ条約で武器の製造を制限されていたドイツでは、海外に輸出する為に武器の製造を行う事が出来ず、1924年にはベルギーのFN社とチェコのCZ社がモーゼル・アクションの短小銃を世界各国に輸出し莫大な利益を上げました。 モーゼル社は遅れて1930年より生産が始め、最大の輸出先は中国でした。 その数年後から生産が始まったKar.98k小銃にもその形状が受け継がれ、Kar.98kの元祖とも呼べる品です。 Kar.98kとの相違点としては、ボルト・ハンドルがGew.98と同じストレート・ボルト・ハンドルとなっており、スリング・スイベルが下方に取り付けられている点や、ストック中央部に指掛け溝が設けられており、フロント・バンドの固定方法 (スプリングの形状) が異なる点等です。 1909年から取り入れられたモーゼル社のロゴ (MAUSER Banner Logo) が薬室上面に入っている事から、英語圏ではモーゼル・バナー・ライフルとも呼ばれます。 本銃は7,92mm×57、7mm×57、7,65mm×53口径のモデルが作られました。 スタンダード・モデルの初期の品ではレシーバーの左側面に「Standard Modell」の刻印が入ってましたが、後期生産型には「Waffenfabrik Mauser」の刻印が入るようになりました。 フロント・バンド下部にはGew.98小銃と同様の「C字型」フックが付いており、これは初期の製品に比較的多く見られました。 最後期の製品はボルト・ハンドルがターン・ボルトに変更され、スリング・スイベルが廃止されてスリングが銃側面に取り付けられたモデル (バット・ストックに通す方法) に変更されました。 これらはドイツ郵便省やドイツ鉄道省に配備され、更に準軍事組織でも使用された他、1935年には大きな変更も無くドイツ国防軍の制式小銃 (Karabiner 98 kurz) として採用されました。 スタンダード・モデルの多くは戦前に輸出され、殆どの品が第三国で第二次世界大戦後もそのまま使用された為、現存品で程度の良い品はKar.98kと比較して非常に珍しくなっています。 (MM)(KK)
【本個体の説明】
本品の薬室上面にはやや薄いもののMauser社のバナーが確認できます。 また、機関部左側面にも非常に薄いですが「Waffenfabrik Mauser」のドイツ語による刻印が確認出来ます。 銃身及び薬室の左側面にはシリアルNo.AE3441が入っている他、ボルト・リリースやリア・サイト・ベースにも本体と同じシリアルNo.が入っています。 ボルトのシリアルNo.は847、セーフティ・レバーは11、コッキング・ピースが4536となっています。 本品は全体にやや使用感が見受けられ、金属部は経年による褪色の他、やや表面錆や木部との境界付近に朽ち込み痕が見受けられますが、概ねしっかりとした状態が保たれています。 尚、エキストラクター及びエキストラクター・リングは欠品しています。 コッキング・ピース下部に一部溶接痕が見られますが、あまり気にならないレベルのものです。 木部については全体に仕上げ直しが行われており、斑状に黒色となった部分が散見される他、全体にやや打ち傷や若干の欠けが見られますが、大きな破損や欠損等は見られず、こちらも比較的しっかりとした状態が保たれています。 銃床下部に長さ8cm程度のひびが見られますが、現状では強度的に大きな影響のないレベルのものです。 バット・プレートは全体に再仕上による黒染めが行われており、一部にやや表面錆や若干の朽ち込み痕が見受けられますが、現状大きな変形は見られず、銃床への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 フロント・バンド及びリア・バンドの取り付けについてはガタつきもなくしっかりとしています。 フロント・バンドには珍しくスリングを引っ掛ける小型のフックが付いています。 リア・スリング・スイベルにややガタつきが見られますが、取り付け自体はしっかりとしており外れてしまう事はありません。 リア・サイトの調整については問題なく行う事が可能です。 マガジン・フォロワー及びスプリングは入っていません。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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