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【TKS/D】コルト M1895 重機関銃 (#409)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【68】
英  名
 Colt Model 1895 Machinegun
種  類
 重機関銃、一品物、ガゼット Vol. 15、東京店在庫品
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,037mm
口  径
 .303in.
装 弾 数
 ベルト給弾
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 米国の有名な銃器設計者であるジョン・M・ブローニングが設計した、世界初のガス圧利用式機関銃です。 射撃時に発生する火薬の燃焼ガスの一部を銃身から下部の作動レバーに導き、ガスの圧力によって連続した装填/排莢操作を自動的に行います。 近代的な機関銃の原型として、銃器発展史上重要なモデルです。

【コルト M1895 重機関銃 について】
世界初のガス圧利用式機関銃で、世界中の銃器専門博物館でも代表的な展示品として展示されている希少品です。
1889年に有名な銃器デザイナー「ジョン・M・ブローニング」が設計を始め、1895年に6mm Lee Navy口径の品がアメリカ海軍によって採用されてM1895と命名されました。 ブローニングより製造権を買い取ったコルト社で生産されアメリカ軍だけではなく、需要に応じて6種類以上の口径に改造され輸出もされました。 1898年に起こった米西戦争でアメリカ軍が初めて実戦に投入し米国海兵隊によって使用されました。 しかしその当時はアメリカ陸軍では、まだ手動式(手回し式)機関銃のガトリング・ガンを使用していました。 米西戦争でM1895の性能が認められ、ガトリング・ガンに代わる近代的な自動式機関銃の元祖となりました。 1898年に編成されたセオドア・ルーズベルト大佐(のちの大統領)が指揮する第1合衆国義勇騎兵隊 (1st United States Volunteer Cavalry、通称ラフ・ライダーズ /Rough Riders)は7x57mm Mauser口径(スパニッシュ・モーゼルと同一口径)のM1895を私的に装備していました。 ラフ・ライダーズ は米西戦争のキューバ戦線で活躍し、要衝サン・フアン・ヒルへの突撃を成功させたことでも有名です。 これは米軍が敵側の口径の機関銃を装備した珍しい例とも言えます。 その後6mm Lee Navy口径のM1895は米比戦争(1899年-1913年)、義和団の乱(北清事変、1900年)で米国海軍と海兵隊によって実戦で使用されました。 後にその当時の米国制式小銃弾と同一の .30-40 Krag口径、.30-06 Springfield 口径の品も生産されました。 しかしながら米国陸軍は正式にはM1895を採用する事はありませんでした。 1904年には150挺の7mm×57 Mauser口径のM1895がメキシコ軍に納入されてメキシコ独立運動で使用されました。 同じくウルグアイ軍にも同時期にM1895を納入されてウルグアイ内戦で使用されました。 .303口径のM1895がカナダ軍騎兵隊によって第二次ボーア戦争 (1899年–1902年) で使用されて大きな成果を挙げ、その後第一次世界大戦でも同品がカナダ軍によってビッカース機関銃が採用されるまで使用されました。 本品は.303口径で、カナダ軍によって使用された品と言われています。 最も多くのM1895を使用したのは帝政ロシアで1914年に数千挺の7,62mm×54R弾口径のM1895を発注し第一次大戦で使用しています。 また、シベリア出兵時に日本軍がM1895をロシア軍から捕獲し、準制式としたとも言われています。 少なくとも日本軍が使用した世界初のガス圧利用式機関銃であることは間違いない品です。
M1895は肉厚の銃身を備えた空冷式の機関銃で、水冷式機関銃に比べて銃本体がコンパクトかつ軽量でした。 しかしながら、クローズド・ボルト位置から射撃を行う構造の為、薬室内部が過熱し易く、弾薬が高温の薬室内で自然発火するコックオフ現象が発生し易かったと言われています。 また、M1895は連射速度が毎分約400発以下と低かった為、連続射撃を控える事で銃身寿命を延ばすことができましたが、その後水冷式のマキシム系機関銃が広まるにつれてその地位を譲る結果となりました。 尚、多くのM1895は銃身に放熱用のフィンを追加された改良型であるM1895/14に改修された為、本品のようなオリジナルの状態の現存数が極めて少なくなっています。 銃器発展史上避けては語れない歴史的価値のある逸品です。 欧米の銃器専門の博物館でも近代機関銃の原型として常に表舞台で展示されている、まさにミュージアム・アイテムと呼ぶにふさわしい品です。

【本個体の説明】
本品の銃身上面には「COLT AUTOMATIC GUN BROWNING PATENTS」のモデル名の他、「PATENTED IN THE UNITED STATES, JULY 30, AUGUST 20, 1895」のパテント刻印、「MANUFATURED BY COLTS PAT. FIREARMS MFG. CO., HARTFORD, CONN., U.S.A.」のコルト社のメーカー刻印等がコルト社製の拳銃や小銃に見られる古い趣のある書体ではっきりと入っています。 また、本品の口径を示す「CAL .303」の刻印も入っています。 本品のシリアルNo.は409と比較的若い番号となっているのも興味深い点です。
本品は鉄部のブルーは失われて表面的な時代錆が出ていますが約100年前の機関銃と考えれば、表面仕上げに後世の再仕上げ等の手が加えられていない事が評価されます。 多少傷み(一部欠け)はありますがオリジナルの木製グリップが付属しています。 本品の銃本体後部下面には、三脚以外のマウントに取り付ける事を想定した取り付け部が追加されています。
クレイドル部分はOD色に塗装された真鍮製で、非常にユニークかつ単純な構造のオールドファッションな三脚も特徴です。 その三脚のクレイドル側面には弾薬箱を固定する為の溝がついています。 また主脚(後脚)には簡易座席が付いているのも、古き良き時代の機関銃であることが伺われます。 尚、本品に付属の三脚は伏射を容易にする為に脚を短くした1914年頃に登場したタイプとなっています。
本品は米国のコルト社で製造され、カナダ軍によって第一次大戦時にフランスの西部戦線で使用された後、イギリスに渡った品と言われています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 日本唯一の品で、これからの入荷が全く見込めない弊社一押しの逸品です。

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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特徴的な回転式ガス・ピストン、通称「ポテトディガー(芋ほり)」と呼ばれていました。
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