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USN ウィンチェスター・リー M1895 歩兵銃  
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価格(税込)
 \1,430,000
商品番号
 【6750】
英  名
 U.S. Navy Winchester Lee Straight Pull Bolt Action Rifle
種  類
 ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2019年 冬、ガゼット Vol.18、東京店在庫品
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,210mm
口  径
 6 mm Lee Navy
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物とは異なります。
コメント
 【USN ウィンチェスター・リー M1895 歩兵銃について】
USN ウィンチェスター・リー M1895 歩兵銃はレミントン・リー M1885 小銃、クラグ M1892 小銃に続く19世紀末に米軍で採用された連発式小銃です。 1894年まで米国海軍独自で研究が進められていた小口径無煙火薬弾を使用する新型海軍用小銃で、海軍部隊と海兵隊として1895年に採用されました。 その後短期間に起こった米海軍と海兵隊が係わった主要戦闘で使用されました。 製造数は1896年1月の第一回目の契約(1st Contract)で約1万挺(シリアル No.1-9,999)、第二回目の契約(2nd Contract)で5千挺(シリアル No.15,001-20,000)と少数のみが製造されたのにも拘らず、この当時は米国の海外植民地獲得時期と重なった為、その急先鋒となった海軍と海兵隊の主要小銃として装備され、米西戦争(Spanish -American War、1898年)、義和団の乱(Boxer Rebellion、1900年)、米比戦争( Philippine–American War、1899年-1902年)などの有名な戦争(事変)で使用されました。 5発用のクリップで装弾するシングル・カラムの固定弾倉を持つストレート・プルの特徴のあるボルト・アクション・ライフルです。 設計はスコットランド生まれの帰化アメリカ人で「ダブル・カラム・マガジンの発明者としても有名なJames Paris Lee技師です。 同技師の名前は英軍のSMLE (=Short Magazine Lee Enfield)の中に入っており後世に残っています。 本品の特徴の一つである無煙火薬(スモーク・レス)の強装薬を詰めたセミ・リムレスの薬莢に小口径の6mm Lee弾を使用すれば.45口径や.50口径の大口径黒色火薬弾薬に比べ、初速の速い無煙火薬弾は小口径ながら対等の威力を発揮しました。 無煙火薬が発明された当時の世界的な小口径化の傾向もあり、植民地獲得競争で重要な役割を果たした列強の海軍上陸部隊の装備近代化に強い影響を受けていました。 製造はConnecticut州のNew HavenにあったWinchester Reeating Arms Co.社で行われました。 米海軍当局は主要小銃と機関銃の弾薬統一を考えており、新たに開発された6mm Lee Navy弾はM1895 小銃と同じ1895年に採用されたコルト社製の「ポテト・デッガー(芋掘り機)」と呼ばれるUS Navy Colt-Browning M1895 Machinegunと共用出来るようになっていました。 M1895 小銃の一番の特徴はやや斜め上に引き上げるようにストレートに引く特殊な「カム・アクション(cam-action) ストレート・プル」と呼ばれるボルト・アクションです。 ボルト・ハンドル(オペレーティング・ハンドル)を最初に少し持ち上げ気味に後方に引く事によってボルトがレシーバーのウェッジ・ロック(Wedge Lock)から開放されます。 この作動はターン・ボルト・アクションのロッキング・ラグがレシーバー内から開放されるのと同じ仕組みになっています。 米海軍の正式名称は" Lee Rifle, Model of 1895, caliber 6-mm "です。 1894年8月1日に米海軍試験委員会がRhode Island州にあるNewportの海軍魚雷ステーション(Naval Torpedo Station)において新型の6mm弾を使用する弾倉式小銃のテストを行いました。 新型の6mm U.S.N ” Ball Cartridge”弾を使用する条件でメットフォード型のライフリングを施した6mm口径の銃身が米国政府から開発者(会社)に供給されました。 Lee ストレート・プル小銃以外に6mm口径という特殊性からVan Patten小銃、Daudeteau 小銃、Briggs-Kneeland小銃、Miles小銃、Russell-Livermore小銃、 Remington ターン・ボルト小銃(側面弾倉付)、M1893/94 Luger小銃、Durst小銃、Lee ターン・ボルト小銃など今では現存品がないような珍しい小銃がトライアルに出されました。 ルガー拳銃で有名なGeorg Luger がGew.88小銃を改造したM1893/94 Luger小銃とLee ストレート・プル小銃が選考の最後まで残り、最終的にLee ストレート・プル小銃が選ばれました。 1895年に「Lee Rifle, Model of 1895, caliber 6-mm」として採用されました。 ストレート・プル方式は当時のターンボルト式に比べ速射性に優れていることも評価されました。 レシーバー側面にセーフティがあります。 しかしながら1898年初頭において海兵隊によってキューバでの実戦の結果ファイアリング・ピン・ロックとボルト・ロック・アクチュエータの脆弱さが第一線兵器としては不適格である事が判明しました。 また.30 Armyと呼ばれる.30-40 Krag弾がアメリカ全軍の共通弾薬となった為、1898年2月7日の第二回目契約(2nd Contract)で5千挺が追加注文されたのを最後に米国海軍及び海兵隊では.30-40 Krag弾を使用するM1892/98 クラグ 小銃に置き換えられました。 第二回目契約(2nd Contract)の出荷は1898年8月から始まり、1898年12月には5,000挺全てが軍に納入されました。  1903年にはクラグ小銃に代わるスプリングフィールド M1903 小銃が大々的に採用され、クラグ小銃と共に第一線から外されました。 海兵隊では1900年1月には全てのLee 小銃をクラグ小銃に置き換えましたが、海軍では1920年代までも海外派遣されている艦艇に装備されていました。 僅か5年間ほどですが19世紀末に海軍/海兵隊に採用されたこともあってアメリカ合衆国の海外植民地派遣軍において実戦で多用された米国軍事史に名を残しました。 総生産数も15,000挺以下であり、その殆どが実戦で使用された事から米国でも米軍用ボルト・アクション小銃を集める上で最も入手困難な品の一つとなっています。 (MM)

【本個体の説明】
本品は歴史的、外見的、構造的にも非常にユニークであり、他に類にバリエーションが存在(僅かな挺数の民間用は除く)しない米国軍用小銃コレクターにとって幻の一挺です。 特に本品は120年以上前に製造され多くが実戦で使用されていることを考えると最高の品と言えるでしょう。 米国でも程度の良い品の現存数が少ない品です。
銃身は美しいブルー仕上げがほぼ完全に残っています。 銃身を除く金属部分であるレシーバー、マガジンと一体になったトリガー・ガード、フロント&リア・バンド、ボルト・ハンドルは多少使用感が見られますがオリジナルのブルー仕上げが60%以上は残っているので製造時代を考えると十分許容範囲以上です。 薬室上部に「-U.S.N.-( 一行目)、アンカー(二行目)、No.15054(三行目)、-J.N.J-(四行目)」の刻印があります。 一行目/二行目は米海軍/海兵隊を表し-J.N.J-は検査官のイニシャルになります。 三行目のシリアルNo.から第二回目契約(2nd Contract)での最初の54挺目に当たる本品は中国に派遣された米国海兵隊が装備ひした可能性が高い品です。また機関部左側面には「-MANUFACTURED BY WINCHESTER Repeating ARMS CO.-( 一行目)、NEW HAVEN. CONN.U.S.A. PAT. OCT. 10. 93. JAN. 30. 94. OCT. 8. 95. 」のメーカー刻印とパテント刻印が入っています。 更にセンターバンド、フロント・サイド・カバーに米軍用を表す「U」の刻印が入っています。 木部は金属部とマッチした美しいアメリカン・ウォルナット製で僅かな小傷はありますが、オリジナルの仕上げがほぼ完全に残った非常に美しい状態です。 しかしながらストックのグリップ部に古いひびの修理跡が見られますが、殆どきにならない程度です。 ストックとハンドガードの色合い材質もマッチしています。 バット・プレートに付いているさく杖(さく杖は付属しておりません)収納用の蓋は可動します。 バット・ストックに付いたスリング・スイベルは取り外し式で、マガジン前方の位置にも変更可能です。
銃そのものは非常にしっかりとした、ガタの全くないキッチリとした造りで、可動部であるリア・サイト の動きは完璧で各目盛でしっかりとロックされます。 目盛もしっかりと残っています。 120年以上前の品だけあり使用感は多少あるものの、素晴らしいコンディションです。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 専用のナイフ型銃剣 (剣身は切断済) が付属します。 (MM)

【その他の情報】

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