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三八式歩兵銃 初期型 (小倉製)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【6660】
英  名
 Type 38 Infantry Rifle, Early Production
種  類
 ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2019年 秋
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦
全  長
 1,276mm
口  径
 6,5mm (6,5mm x 50弾)
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【三八式歩兵銃 初期型について】
三八式歩兵銃は日露戦争後の 1905年(明治38年、皇紀2565年)に日本陸軍が制式採用した小銃です。
三十五年式海軍銃と三十年式をベースにして、主任設計には南部麒次郎大尉が担当しました(海外ではアリサカ・ライフルと呼称されることが多いのは、原型となった三十年式歩兵銃の開発者が有坂成章陸軍砲兵大佐であるため)。機構的には殆ど完成されていた三十年式小銃でしたが、中国大陸での厳しい自然環境の中でいくつかの欠点が見つかり、三十五年式海軍銃の特徴 (遊底覆など)も取り入れて、明治38年に改良型が制式となりました。 部隊配備は日露戦争終戦後の1908年から始められ、約2年ほどで三十年式歩兵銃からの更新を完了されました。 初の実戦投入は第一次世界大戦(青島の戦いなど)で以来日本軍の主力小銃となり日本の小銃の代名詞ともなり九九式小銃と共に終戦まで使用されました。 6,5mm弾は威力的に力不足でしたが、機能的には信頼性が高く前線兵士の間でも好評だったようです。
戦前にはイギリス、フィンランド、メキシコ等、数ヵ国にわたり輸出されました。 また中国で武装解除された部隊が使用した相当数の旧日本軍小火器は、戦後中国軍によって使用され旧軍の小銃を元にした小銃が現地でも製造されました。
三八式歩兵銃は1942年(昭和17年)まで国内工廠にて生産され、その後も国外工廠の奉天工廠(南満陸軍造兵廠)では1944年まで生産されました。国産銃としては最多の約340万挺が生産されました(九九式短小銃は約250万挺)。 また、バリエーションとして三八式騎兵銃、三八式短小銃、四四式騎兵銃、九七式狙撃銃、三八式改狙撃銃があります。
初期型は主東京砲兵工廠で生産された品で軍用銃としては非常に綺麗な仕上がりをしていますが、多くの初期型は教練用などに払い下げがおこなわれ、程度の良いは非常に希少となっています。弊社での初期型定義は照星にガードがなく、床尾板がプレート型の東京砲兵工廠を初期型としております。
その他の三八式歩兵銃の特色や、弊社での分類を説明したブログがございますので、詳しくはこちらをご覧下さい。

【本個体の説明】
本個体は三八式騎兵銃 初期型、小倉工廠製です。
機関部側面にはシリーズ<ネ>とシリアル No.に加え小倉工廠製を示す刻印が打たれており、小倉移転直後の生産品と思われ、外見上の特徴から弊社の分類で初期型に当たります。
機関部上面の菊花紋章表面は削り取られていますが、削った面は滑らかに均されています。 しかしながら紋章の葉が6枚ハッキリと残っており、他に4枚が外周だけが極僅かに確認できます。「三八式」の刻印ははっきりと残っています。 照星はサイト・ガードのない初期タイプとなっている他、照門もVノッチ型の初期タイプで動作も問題ありません。安全子についても突起の大きい初期タイプの物が取り付けられています。安全子は押し込んで回転させることが可能です。 銃床の床尾板についても一枚板のフラット型となっており、全体に典型的な初期型の仕様で統一されています。
本品は使用感が見られ、金属部は時代錆や小傷が全体に渡って満遍なく見られます。一部にオリジナルの仕上げが残っておりますが退色が進んでおり、機関部等は仕上げが薄れている部分が見られます。上/下帯、用心金や弾倉底板などのトリガー・グループなども機関部と同じく退色等が見られる他、朽ち込み錆を均した跡が銃身、機関部に散見されます。 木製の銃床や木被は機関部同様使用感がありスレや打ち傷などが多数見受けられます。 一部樹脂のようなもので補修された部分が数箇所みられますが、そのどれもが時代がついており周囲に馴染んでいます。 また右側面あたりに細いピン6本で補強された約10cmほどのひびが見られますが、現状ではピッタリと閉じており割れが進行している様子は有りません。 また床尾下部が磨耗して床尾板より痩せている他、旧軍小銃の特徴である床尾の合わせ目に隙間が見られるものの、ガタは無く前期の特徴でもあるプレート型床尾板もしっかりと固定されています。 また銃床には「2」や「0」のように見える刻印が施されています。 トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。
東京店在庫店(YS)

【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。

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