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ベルギー ルフォーショー 6連発 リボルバー (クラウンG、銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6644】 |
英 名
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Belgian Lefaucheux 6 shot Pinfire Revolver |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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ベルギー |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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316mm |
口 径
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12mm |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ベルギー ルフォーショー 6連発 リボルバー (クラウンG) について】
ルフォーショー (Lefaucheux) リボルバーはピン・ファイア式 (カニ目打ち式) の金属製薬莢を使用するリボルバーで、フランス人のユージーン・ルフォーショーによって1854年に考案され、フランス及びベルギーでパテントが取得された後、1860-70年代頃にかけて様々な製品が製造されました。 ピン・ファイア式は従来のパーカッション (管打ち) 式に比べて装薬や弾頭、そして雷管が脱落する心配がなく、迅速に装填が可能といった長所がありました。
ルフォーショー リボルバーは装弾数が5連発から20連発までの非常に多くのバリエーションが作られた他、銃身長についても3cmほどのラウンド・バレルから15cm以上のオクタゴン・バレルまで様々な長さの物が存在します。 ルフォーショー・リボルバーはその用途も様々で、大型の無骨な軍用モデル以外にも、全体に彫刻の入った小型の護身用モデルまで多数のバリエーションが存在しました。 現存しているルフォーショー・リボルバーの多くにはベルギーのプルーフ・マークが刻印されている個体が多く見られます。 また、王冠の下にメーカー名のイニシャル等が刻印されている個体が多いのもベルギー製ルフォーショーの特徴となっています。
ピン・ファイア式リボルバーは、ヨーロッパではスタンダードな種類でしたが、パテントの関係か、アメリカでは殆ど生産されませんでした。 当時ルフォーショーはピン・ファイア拳銃の代名詞となっており、その後リムファイア方式が登場した後も生産が続けられ、センター・ファイア式が普及する頃までヨーロッパで多種多様な品が作られました。 これらのルフォーショー・リボルバーはヨーロッパを始め、アメリカなど世界各国に輸出されましたが、特に幕末期には多くの種類のルフォーショー拳銃が日本国内に輸入されました。
ルフォーショー・リボルバーには、形状や刻印のバリエーション等、大量生産品のリボルバーとは違った魅力が有り、世界的に愛好家が数多く存在しています。 また、アメリカ製リボルバーよりお手頃な価格帯ですので、それだけを集めるには面白い分野です。 ピン・ファイア式は金属製薬莢を使用し、シリンダーはセンター・ファイアのように完全に前から後ろまで貫通した後装式です。 しかしながら、旧式の金属薬莢を使用し現代実包は使用出来ない為、最も現代銃に近い構造をしているのにも拘らず、日本国内でも古式銃として合法的に所持できます。
【本個体の説明】
本品は6連発タイプのベルギー製ルフォーショー・リボルバーで、シリンダーには楕円形の中にELGの文字が打たれたベルギー・リェージュのプルーフ・ハウス刻印に加えて、王冠の下にGの文字が入ったプルーフ刻印も確認できます。 グリップはルフォーショー・リボルバーの中でも比較的高価なモデルに多く見られるセカンド・タイプと呼ばれる上部が角ばった形状の物が装備されています。 本品はシングル/ダブル・アクションの両方が可能なモデルですが、ハンマーのハーフ・コック位置は元々設けられていません。 本品のフレーム、シリンダー、グリップ・フレーム、トリガー・ガードには、植物を象った精緻な彫刻が施されています。 銃身はラウンド・バレルとなっており、銃身基部のみオクタゴン型となっています。 グリップ下部には軍用ルフォーショーの特徴である、本体の落下/紛失を防止するランヤード (吊り紐) 用リングの取り付け基部が設けられています。
本品は全体に適度な時代感が付いており、元々白磨きの金属部には、ブラウン・パティーナと呼ばれる良い雰囲気の時代錆が表れており、一部に若干の表面錆が見られるものの、目立った朽ち込み等は見られず、全体にしっかりとした状態が保たれています。 銃身先端下部に鋳造時の巣と思われる荒れが見られる他、トリガー・ガード左側に一部僅かな欠けが見られますが、あまり気にならないレベルのものです。 ウォールナット製と思われる黒味がかった色合いのグリップは、角の部分に一部欠けが見られるものの、大きな割れは見られず、本体への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 ローディング・ゲートの開閉については問題なく行う事が可能です。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けており、ライフリングも比較的はっきりと残っています。 作動についても問題なく、ハンマーを起こしてのシングル・アクション及びトリガーを引いてのダブル・アクションについてもシリンダーが正常に回転し、ハンマーとの連動も問題ありません。 尚、エジェクター・ロッド及びロッドの基部については現状では欠品していますが、取り外した箇所に時代感が付いている為、本品が実際に使用されていた当時から実用性重視でエジェクター・ロッドが取り外されていた可能性が考えられます。 11mm口径のダミー薬莢対応品 (11mm口径のダミー薬莢がシリンダーに6発フル装填し、問題なく作動する事を確認済みです。 尚、ダミー薬莢は本商品には付属しておりません)。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
昭和48年12月20日に東京都教育委員会によって発行された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは違い作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただき、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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