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ブローニング .30口径 M1917A1 水冷式重機関銃 (#326160) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6592】 |
英 名
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Browning Cal.30 US M1917A1 Machinegun |
種 類
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重機関銃、無可動実銃買取品 2019年 夏 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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985mm |
口 径
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.30-06 |
装 弾
数
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ベルト給弾 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ブローニング .30口径 M1917A1 水冷式重機関銃 について】
第一次世界大戦時に米軍が採用したM1917重機関銃の改良型で、朝鮮戦争時まで活躍した水冷式の重機関銃です。 使用弾薬は.30-06 スプリングフィールド弾で、弾薬の給弾はベルト給弾式となっています。
M1917重機関銃は、ジョン・ブローニングが1901年に取得した反動利用方式のパテントを基に設計され、当時世間を席巻していたマキシム方式の機関銃より重量が軽く抑えられていた他、高い信頼性を備えていました。 第一次世界大戦時には約4万挺のM1917重機関銃が米陸軍に納入されましたが、戦線に全てのM1917が到着する前に終戦となりました。 M1917の水冷ジャケットは当初銅製でしたが、その後鉄製に変更されました。 また、その後軽量な機関銃を求める要望に基づき、M1917の機関部の構造を引き継ぎながらも銃身を短縮・空冷化したブローニングM1919機関銃が開発され、その後のM1919A4等へと発展する事になります。
M1917及びM1919の発射方式はフル・オートマチック射撃のみで、クローズド・ボルト位置から射撃を行います。 作動方式は反動利用のショート・リコイル式で、垂直にスライドするロッキング・ブロックにより閉鎖が行われます。 発射後にボルトと銃身が後退した後、ロッキング・ブロックが下降して閉鎖が解かれると、反動で後退した銃身がボルト・アクセラレーターと呼ばれる部品に衝突し、銃身後退時の運動エネルギーがボルトの後退運動を補助し、発射時の信頼性を高める構造となっていました。 M1917用の標準三脚はM1917三脚で、T&E (Traverse and Elevation) 機構が内蔵された構造となっていました。 M1917機関銃の運用は通常、射手、補助手、弾薬及び冷却水運搬手2名の4名で行われました。 M1917A1は1936年に採用されたM1917の改良型で、レシーバーのボトム・プレートの強化など各部に改良が見られます。 (YS)(KK)
【本個体の説明】
本体右側面にはシリアルNo.32616の他、「BROWNING MACHINE GUN, U.S.CAL.30 M1917A1」のモデル名刻印及び「MANFD BY ROCK ISLAND ARSENAL」のメーカー刻印や「PATENT 1.621.476」の刻印が見られます。 また、米軍のプルーフ刻印「P」や、米軍の検査刻印であるクロス・キャノン刻印も見られます。
本体はやや小傷や擦れ、経年による褪色は見られるものの、大きな破損や欠損等は見られず、レシーバーのパーカー仕上げも比較的残っています。 水冷缶は経年により全体的に赤みがかっており、小さな凹みが数箇所に見られますが、穴は開いておらずシルエットも崩れていません。 キャリング・ハンドルのエンド・キャップにやや凹みや表面錆が見られますが、部品自体はしっかりとしており、他の部分に大きく見劣りするほどではありません。 木部も若干の痩せが感じられますが、大きな割れや損傷は見られません。 キャリング・ハンドルは前後に若干のガタつきは見られるものの、十分許容レベルです。 樹脂製のグリップ部は、表面にやや小傷や擦れが見られる他、底部に若干の欠けが見られるものの、現状ではしっかりとした強度が保たれており、取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 真鍮製の水冷缶の栓やチェーンは輝きが新しい印象です。 ゴム製の栓は表面が多少削げ落ちてしまっていますが現状では適度な弾力が保たれています。 フィード・カバーの開閉については問題なく行う事が可能で、カバーを開いた際の半開/全開時のロックもしっかりとかかります。 リア・サイトの起倒やエレベーション及びウィンデージ調整もスムーズに行う事が可能です。 尚、フィード・カバー裏面の送弾機構は取り外されています。
付属の三脚は基部に「NO.124828 M1 TRIPOD M1917A2 R.I.A.」の刻印が見られます。 後脚にも銘板が取り付けられていますが、銘は現状摩耗により判読できなくなっています。 三脚はOD色の塗装は小さく剥落している部分がやや見られる他、脚に若干の凹みが見られますが、全体的に見ると大きな破損や欠損等は見受けられず、大部分に塗装が残った良好な状態が保たれています。 脚のそれぞれの基部はタイトにロックされ、機能的な問題はありません。 T&Eギアの仰角・旋回角ともに歯切れの良いクリック感でスムーズに調整可能です。 特徴的なクレイドルも変形は見られず本体の搭載も問題ありません。 脚を閉じた際に束ねる革製ストラップも柔らかく健在です。
ボルトが半分開いた位置で固定されている以外は旧加工と変わらない過渡期の加工品です。 東京店在庫品 (YS)(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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