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価格(税込)
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\1,650,000 |
商品番号
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【6586】 |
英 名
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Gew.41 (W) Self-loading Rifle |
種 類
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自動小銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2022年 秋 |
国 名
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ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,125mm |
口 径
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7,92mm×57 |
装 弾
数
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10発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【Gew.41 (W) 自動小銃 について】
Gew.41はソビエト軍のトカレフ SVT自動小銃に対抗する新型の自動小銃として開発されました。 歩兵の小銃の自動化に関しては第一次大戦中の課題及び戦訓により、いよいよ各国で試行錯誤されるようになりました。 一方で開発の難しさと軍部の中の保守派の頭の固さにより、なかなか実現には至りませんでした。 この流れは当時のドイツにも言えましたが、開戦翌年の1940年にはドイツはモーゼル社とワルサー社に自動小銃の設計を依頼、そのため当初は競作となったモーゼル社のGew.41(M)とワルサー社のGew.41 (W) がどちらもGew.41の名前を付けて試作とも呼べる少数のみ生産され実験的に採用されました。
この2社の銃は計らずも同じようなコンセプトを持ち、同じような使用方法、同じような外観を持つ銃となりました。 このため、Gew.41の場合、モーゼル社には(M)、ワルサー社には(W)の頭文字がモデル名の後に付けて区別されていました。 結果としてワルサー社に軍配が上がり、Gew.41(W)はGewehr 41として1942年12月に正式採用になりました。 このため正式採用されてからの生産品には、試作品に見られた(W)の刻印がなくなり、G.41のみ刻印されています。 本品もその(w)が付いていない品です。 しかしながらまだまだ過渡期の自動小銃であり、そのガスシステムを中心とした機関部は問題を残しており、さらなる改良が求められました。 その後、トカレフ半自動小銃やシモノフ自動小銃を参考にしたと思われるガス圧利用システムをGew.41に組み込むことにより、後のGew.43が完成されることになります。 Gew.41は、ワルサー(ac)社とベルリン・リューベッカー(duv)社の2社により、Gew.43採用後も1944年初めまで生産が続けられたとされています。
【本個体の説明】
本品は非常に珍しいGew.41 (W) で、薬室左側面にはシリアルNo.9948の他、「G.41」のモデル名刻印や1943年ベルリン・リューベッカー (Berlin Lubecker) 社製を示す「duv 43」のコードが打刻されています。 機関部、ボルト・キャリア、レシーバー・カバー、弾倉、トリガー・ガード、フロント・サイト・ベース、マズル・アダプター、バット・ストック下部と見える範囲で全てマッチしています。 その他、アムト刻印が各部に入っています。
本品の金属部は適度な使用感が見受けられ、やや打ち傷や擦れ、若干の経年による褪色は見られるものの、大きな破損や欠損等は見受けられず、オリジナルの仕上げも比較的残った概ね良好な状態が保たれています。 木製銃床についても全体にやや打ち傷等が散見されますが、大きな割れや欠け等は見られず、こちらも全体にしっかりとした状態が保たれています。 樹脂製のアッパー・ハンドガードについても同様に、若干の打ち傷以外は目立った破損等は見られません。 傷み易いバット・プレートについてはやや経年による表面錆痕が見受けられますが、目立った変形等は見られず、銃床への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 リア・サイトの調整は問題なく行う事が可能です。 クリーニング・ロッドが付属いたします。
オリジナルのトリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 Gew.41は日本国内に7挺程しかない貴重品ですが、本品はその中でも各部のシリアルNo.がマッチしたオリジナル度の高い品です。 弊社代表が約30年前に米国でヨーロッパ戦線に従軍した元米兵から直接購入した弊社がお勧め出来るオリジナル性の高い一挺です。(KK)(YS)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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