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【TK2293S/D】22 火縄銃 日野筒 (登録証付、在銘:江州日野□□□□□重、地板に波図銀象嵌) (幸) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6550】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, HINO Style with Inlay |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,167mm |
口 径
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13mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 日野筒 (在銘:江州日野□□□□□重、地板に波図銀象嵌) について】
本品は在銘で、銃身下部に一部判読できないものの「江州日野□□□□□重」の銘が入っています。 江州日野とは現在の滋賀県蒲生郡日野町を指し、この地で製造された火縄銃は日野筒と呼ばれます。 同じ江州の国友筒が幕府の定式鉄砲として納められていたのに対し、日野筒はそのような受注がなかった事から、市場での競争力を高めるため当時は廉価で販売する手法が取られました。 しかしながら、その作り自体は他所で製造された火縄銃に決して劣るものではなく、緻密な装飾が施された品も多く見られます。
本品は口径が13mmの細筒 (小筒) で、全長は細筒としてはやや短く約116cmとなっています。 銃身は後方に向かって僅かに広がった形状の八角銃身で、銃口部には小ぶりな八角柑子が設けられています。 先目当は杉形、元目当は筋割となっています。 銃身は3か所の目釘により銃床に取り付けられる構造となっています。 カラクリは蟹目ナキ内カラクリで、地板金や火挟は鉄製、雨覆や火蓋、胴金は真鍮製となっています。 地板金には波を描いた銀象嵌が施されています。 また、引金には真鍮製の用心金が設けられています。 銃床の目釘穴やカラクリの留め具穴にはそれぞれ桜の花弁を象った飾り金具が取り付けられており、火挟の軸部分にも桜の飾りが取り付けられています。 銃床前部下面には丸に片喰の家紋が入った飾り板が取り付けられています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の銃身は全体に時代錆が表れており、表面錆や朽ち込み痕、若干の痩せ等が散見されますが、大きな破損や欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製銃床については、全体にやや経年による打ち傷や擦れ、角の部分に若干の摩耗などが見受けられるものの、大きな破損等は見られず概ねしっかりとした状態が保たれています。 火皿の下部付近の木部にはやや欠けが見受けられ、仕上げが落ちて木部の地肌が表れている箇所が見受けられます。 目釘穴など各部の飾り金具についても現状では欠品は見受けられません。 火蓋や胴金、用心金といった真鍮部品は全体に適度な時代感が付いた良い雰囲気となっています。 用心金は取り付けにガタつきは見られません。 地板金の鉄部にもやや表面錆や朽ち込み痕が見られますが、現状では比較的落ち着いた状態となっています。
銃身は銃口から銃身後部まで抜けていますが、火穴は通っていません。 尾栓は現状では固着しており取り外しは出来なくなっています。 カラクリの作動については完全で、火挟を起こした状態で引金を引くと、火挟が力強く落ちます。 火蓋はややガタつきが見られるものの、開閉自体は問題なく行う事が可能です。 火皿の上面及び下面にろう付けのような物で補修した痕跡が見受けられます。 かるか (さく杖) が付属致します。本品のような日野筒は意外と現存品が少なく、象嵌入りの鉄製地板金や細筒にしては珍しい鉄製の火挟など通常の細筒とは違う魅力がある品ですがお値打ち価格に設定してあります。(KK)(MM)
【その他の情報】
平成17年1月25日に宮崎県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上ご購入いただけますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクに追加予定の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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