 |
|
|
|
 |
火縄銃 堺筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘:摂州住榎並甚左衛門方寛作) |
|
 |
 |
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
SOLD OUT |
商品番号
|
【6543】 |
英 名
|
Japanese Matchlock Musket, SAKAI Style |
種 類
|
古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol.18 |
国 名
|
日本 |
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
全 長
|
1,146mm |
口 径
|
14mm |
装 弾
数
|
単発 |
在 庫
数
|
SOLD OUT |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【火縄銃 堺筒 (在銘:摂州住榎並甚左衛門方寛作) について】
本品は在銘で、銃身下部に「摂州住榎並甚左衛門方寛作」の銘が入っています。 井上関右衛門は堺鉄砲鍛冶の代表的な一門で、方寛も全国鉄砲鍛冶銘鑑P.49にも摂州住として掲載されています。
本品は全長115cm、口径14mmと、火縄銃の細筒 (小筒) としては全長は比較的短く、口径がやや大きな品です。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されましたが、本品は銃床や台 (銃床) に装飾等が殆ど見られず、元々実用的な品として製作された事が窺えます。 本品の銃身は前部と後部がやや広がった形状の八角銃身で、銃口部も柑子のないシンプルな形状となっています。 本品の先目当はたんけん形、元目当は筋割となっています。 銃身は3か所の目釘により銃床に固定されます。 カラクリは外カラクリで、地板金や火挟、火蓋、雨覆、胴金は真鍮製となっています。 引金は丸型で、用心金も設けられています。 各目釘穴やカラクリの留め具穴、火縄通しや火縄消しにはシンプルな円形の金具が嵌め込まれている程度で、装飾性は全く感じられません。 堺筒としては珍しく実用本位な作りが魅力の品です。 (KK)
【本個体の説明】
本品の銃身を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃床に隠れる銃身下部等にやや表面錆が見受けられるものの、大きな朽ち込み等は見られず、概ね良好な状態が保たれています。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は3か所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。 銃床は全体にやや経年による打ち傷等が散見される他、銃床下部の合わせ部分にやや隙間や若干の欠けが見受けられますが、全体としては大きな欠損等は見受けられず、オリジナルの艶のある仕上げも大部分に残った比較的良好な状態が保たれています。 銃把下部に手彫りにより卍が彫られています。 各真鍮製の金具については適度な時代感が付いた良い雰囲気となっています。
銃身内は銃口から銃身後部まで通っていますが、火穴は通っていません。 尾栓は現状では固着しており取り外しはできなくなっています。 カラクリの作動については、現状ではやや火挟にガタつきが見受けられ、起こした際のロックの掛かりがやや甘くなっています。 かるか (さく杖) が付属致します。
大阪店在庫品 (KK)
【その他の情報】
昭和41年12月6日に島根県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |