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火縄銃 紀州筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘:藤巻張芝辻甚三郎清正、家紋銀象嵌) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6541】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, KISHU Style with Inlay |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol.18 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,240mm |
口 径
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13mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 紀州筒 (在銘:藤巻張芝辻甚三郎清正、家紋銀象嵌) について】
本品は在銘で、銃身下部には「藤巻張芝辻甚三郎清正」の銘が入っています。 芝辻甚三郎は全国鉄砲名鑑P.185にも記載されている銘で、摂州住となっていますが、本品は全体に紀州筒の特徴が見られます。 これは当時紀州の鉄砲鍛冶が不足していた事から、堺の鉄砲鍛冶等に銃身を下請け発注していた為と考えられます。
本品は全長約124cm、口径13mmの一般的なサイズの細筒です。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されました。 本品の銃身は柑子のない八角銃身で、先端と後端がやや広がった形状となっています。 先目当はたんけん形、元目当は筋割となっています。 銃身は3か所の目釘金具により銃床に取り付けられ、さらに銃床前部で真鍮製の胴金により固定されます。 銃身上面には銀象嵌により丸に揚羽蝶の家紋が施されています。 銃床は庵は浅く、カラクリは蟹目ナキ内カラクリです。 銃床は比較的装飾は少なく、目釘穴やカラクリ金具に植物の花弁を象った飾りが施されている他、火挟みの軸部分にも桜を象った飾りが取り付けられています。 火挟や地板金、胴金は鉄製ですが、雨覆や火蓋は真鍮製となっており、煙返しが付いています。 引金は精緻なローレットが施された涙滴型で、特徴的な角型の用心金が取り付けられています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の銃身を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身表面にはやや表面錆痕が見られる他、銃床に隠れる銃身下面についてもやや表面錆や朽ち込み痕が見受けられますが、現状では大きな欠損等は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は3か所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。 銃床については先端部に僅かに欠けやヘアライン・クラックが見受けられる他、火皿周辺にも若干のヘアライン・クラックが見られるものの、全体としては強度的にしっかりとした状態が保たれています。 銃床左側面の火縄消し穴付近の木部に僅かに欠けが見受けられます。 火挟みは現状ではやや変形が見られる他、先端部に割れが見受けられます。 銃身内は銃口から銃身後部まで通っていますが、火穴は通っていません。 尾栓は現状では若干緩んだ状態で固着しています。
カラクリの作動については問題なく、火挟みを起こした状態で引金を引くと火挟みがスムーズに落ちます。 また、火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 先端部に真鍮製の金具が付いたかるか (さく杖) が付属致します。
大阪店在庫品 (KK)
【その他の情報】
平成17年9月12日に岡山県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上ご購入いただけますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクに追加予定の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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