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【123.0】火縄銃 堺筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘:井上関右衛門ニテ直シ) (幸) |
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価格(税込)
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\187,000 |
商品番号
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【6539】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, SAKAI Style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、ガゼット Vol.18、東京店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,230mm |
口 径
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13mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 堺筒 (在銘:井上関右衛門ニテ直シ) について】
本品は在銘で、銃身下部に「井上関右衛門ニテ直シ」の銘が入っています。 井上関右衛門は堺鉄砲鍛冶の代表的な一門で、全国鉄砲鍛冶銘鑑P.31-32にも摂州住として掲載されています。
本品は全長123cm、口径13mmと、火縄銃の細筒 (小筒) としては一般的なサイズの品です。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されました。 本品の銃身は後方に向かってやや広がった形状の八角銃身で、銃口部には筋立の施された八角柑子が設けられています。 先目当は杉形、元目当は筋割となっています。 先目当後端には黄銅色の別金属が埋め込まれています。 銃身は銃床に対して4か所の目釘により固定されます。 本品の銃床には目釘穴やカラクリの留め具に梅の花弁を象った飾り金具が取り付けられている他、火縄通しや火縄消しに菊を象った飾り金具が付いています。 他に胴金後方の銃床上面には唐草模様の入った飾り板が取り付けられていますが、堺筒としては装飾は全体に控えめとなっています。 本品のカラクリは外カラクリで、地板金や火挟、胴金、火蓋、雨覆は真鍮製となっています。 引金は涙滴型で、用心金が設けられています。 本品の火蓋下面には漢数字の「二」が彫られている他、銃床内側にも同じ「二」の数字が墨書きされています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の銃身を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃床に隠れる銃身下部等にやや表面錆や若干の朽ち込み痕が見受けられるものの、大きな欠損等は見られず、概ね良好な状態が保たれています。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は4か所とも一致しています。 銃床は全体に若干の経年による打ち傷や擦れが見られる他、現状先端部内側に16cm程度の亀裂が見られ、亀裂を中心に銃床が左右にやや広がって隙間が生じていますが、現状では他に大きな破損や欠損は見受けられず、全体に概ねしっかりとした状態が保たれています。
銃身内は銃口から銃身後部まで抜けており、火穴も通っています。 尾栓は現状では固着しており取り外しはできなくなっています。 カラクリの作動については、火挟みのバネのテンションは効いており、火挟みを起こした際のロックもしっかりと掛かりますが、現状では引金を引いた際に火挟みが雨覆に干渉して完全には落ちなくなっています。 雨覆を留める楔が欠品していますが、雨覆自体は現状では銃身に問題なく固定されており、簡単に外れてしまう事はありません。 かるか (さく杖) が付属致します。(KK)
【その他の情報】
昭和28年3月26日に大分県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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