 |
|
|
|
 |
火縄銃 肥前筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘:鍛二重巻張有吉作之進吉直、漢字銀象嵌) (幸) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
|
価格(税込)
|
SOLD OUT |
|
商品番号
|
【6538】 |
|
英 名
|
Japanese Matchlock Musket, HIZEN Style with Inlay |
|
種 類
|
古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 17 |
|
国 名
|
日本 |
|
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
|
全 長
|
1,380mm |
|
口 径
|
12mm |
|
装 弾
数
|
単発 |
|
在 庫
数
|
SOLD OUT |
|
画像について
|
画像は現物です。 |
|
コメント
|
【火縄銃 肥前筒 (在銘:鍛二重巻張有吉作之進吉直、漢字銀象嵌) について】
本品は在銘で、銃身下面に「鍛二重巻張 有吉作之進吉直」と入っています。 有吉作之進吉直は、全国鉄砲鍛冶銘鑑 (P.6) 及び全国鉄砲鍛冶銘地域別分類 (P.326) に長崎住として記載されている肥前の鉄砲鍛冶です。
本品は口径が12mmの細筒 (小筒) と呼ばれる狩猟用、または標的射撃用の火縄銃です。 全長は約138cmで火縄銃の細筒としては一般的なサイズとなっています。 本品の銃身は、後方に向かってやや広がった形状の八角銃身で、柑子は筋立てが施された芥子柑子となっています。 また、先目当はたんけん形、元目当は筋割となっています。 銃身は銃床に4か所の目釘金具により取り付けられており、各目釘穴には植物の葉を象った飾り金具が取り付けられています。 銃身上面には「静智」と思われる漢字 (崩し字) が銀象嵌により入っています。 本品のカラクリは外カラクリとなっており、カラクリ、雨覆、火蓋、胴金、引金、用心金といった金属部は全て真鍮製となっています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の銃身を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃床に隠れる銃身下面にやや表面錆や朽ち込み痕が見受けられますが、現状では大きな欠損等は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は4か所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。 銃床については、全体にやや経年による擦れや打ち傷が散見されるものの、大きな破損や欠損等は見受けられず、製造された時代を考慮すると比較的良好な状態が保たれています。
元目当付近の銃床左側面周辺に表面的なひびがやや見受けられますが、現状は強度的に影響のないレベルのものです。 目釘金具など各部の飾り金具についても全て残っていますが、胴金後方の銃床下部及び地板金上方の飾り金具に一部欠けが見られます。
本品の銃身内は銃口から銃身後部まで抜けている事を確認済みですが、火穴は通っていません。 尾栓は現状では固着しており、取り外しは出来なくなっています。 カラクリの作動については完全で、火挟を起こした状態で引金を引く事により、火挟がスムーズに落ちます。 火蓋は若干のガタつきは見られるものの、開閉は問題なく行う事が可能です。 尚、火蓋の回転軸のピンは現状取り付けがやや緩くなっています。 かるか (さく杖) は付属しておりません。
東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
昭和28年3月26日に大分県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上ご購入いただけますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクに追加予定の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| |
