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コルト M1855 リボルビング・ライフル (初期生産品、#923、銃砲刀剣類登録証付古式銃)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【6532】
英  名
 Colt M1855 Revolving Rifle
種  類
 古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 17
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,162mm
口  径
 9mm (.36口径)
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【コルト M1855 リボルビング・ライフル について】
コルト "ニュー・モデル" リボルビング ライフルとも呼ばれる、コルト社が1855年から1864年頃にかけて製造した初期の連発式ライフルです。 コルト ニュー・モデル リボルビング・ライフルは、機構的にはElisha K. Rootの設計によるコルト M1855 サイド・ハンマー ポケット・リボルバーを拡大したもので、.36口径から.56口径までの口径の異なる様々なモデルが存在し、さらに15インチから30インチまでの銃身長の異なるライフル・モデル及びカービン・モデルが軍用若しくはスポーツ用として製造されました。
コルト ニュー・モデル リボルビング・ライフルには、製造時期に応じて各部の異なるバリエーションが存在します。 当初.36口径で銃身長が21インチから30インチのスポーツ・モデルのみが発表されましたが、その後15インチ及び18インチの銃身を持つカービン・モデル等がラインナップに加わりました。 初期の.36口径 ニュー・モデル リボルビング・ライフルには、バレル・ラグの左側面もしくは極めて稀に右側面に潤滑装置が設けられていました。 これは発射時の残渣の発生を抑える為に、装填後の弾丸表面に潤滑油もしくはグリースを塗布するものでした。 また、初期生産品の.36口径 M1855には他にも銃身に沿ってクリーニング・ロッドが取り付けられていた他、トリガー・ガード前方及び後方に指掛け用の突起が設けられているのも特徴です。 この指掛けは、シリンダー・ギャップ等から漏れ出る発射ガスが添え手に当たらないように銃を構える事を可能にする為のものでした。 当初コルト社では.36口径モデルを軍用向けに供給する事を狙っていましたが、軍用としては.36口径は威力不足であると判断され、その後1855年後半に口径を拡大した.44口径モデルが開発されました。 .44口径モデルは.36口径モデルとは異なり、前述の潤滑装置及び銃身側面に装備されるクリーニング・ロッドは省略されました。
.44口径のコルト ニュー・モデル リボルビング・ライフルは、1856年に米陸軍から101挺の発注を受け米軍が初めて採用した連発式ライフルとなりました。 この米軍が発注したモデルは、銃身長が30インチで、銃身下部の銃床が前部まで伸びたフル・ストックのタイプでした。 米軍では1858年にさらに300挺の発注を行い、実地試験に投入されました。 コルト社ではその後、更に口径を拡大した.56口径のモデルを開発し、1858年から本格的に生産しましたが、このモデルは口径の拡大に伴いフレーム・サイズが大型化されていた他、装弾数も5発に変更されました。 また、1859年には米海軍のトライアルに向けて、フレーム・サイズを更に拡大して口径を.65口径としたモデルも開発されました。 M1855は一旦全弾を発射してしまうと再装填に時間がかかった他、射撃時に銃本体の隙間等に付着していた火薬の残渣に引火し、全てのシリンダーから弾丸が発射されてしまうチェーン・ファイアが起こる危険性があるといった、リボルビング・ライフル特有の欠点が存在しました。 また、チェーン・ファイアが発生しない場合でも、発射時に鉛の断片がシリンダー前方に添えた射手の手首等に向けて飛び散るといった問題も存在した為、軍用、民間用ともに大きな成功を収めるには至りませんでした。 南北戦争勃発時には軍から追加発注が行われましたが、実戦部隊からは早々に引き上げられてシャープス M1859 カービン等に置き換えられる事となりました。 1855年から1864年にかけて製造されたコルト "ニュー・モデル" リボルビング・ライフルの生産数は、全バリエーションを合わせても僅か13,000挺程度であったと言われています。 (KK)

【本個体の説明】
本品は.36口径のコルト M1855 リボルビング・カービンで、その中でもバレル・ラグ側面に潤滑装置、銃身側面にクリーニング・ロッド、そしてトリガー・ガード前後の指掛けが装備された希少な初期生産品です。 銃身基部上面には「COLT'S PT. 1856」のパテント刻印及び「ADDRESS COL. COLT HARTFORD CT. U.S.A.」のコルト社アドレス刻印が入っています。シリアルNo.923はフレーム、トリガー・ガード、シリンダー、バット・プレートでマッチしており、銃身のみシリアルNo.が967となっていますが、仕様としては初期型の.36口径モデルで統一されており、非常にオリジナル度の高い品です。 銃身は当時の一般的なコルト製パーカッション・リボルバーと同様、バレル・ウェッジによりバレル・ラグに固定されています。 本品は全体に適度な時代感が付いており、金属部は大部分に時代錆が表れている他、一部に若干の表面錆跡が見られますが、大きな破損や欠損等は見られず、国内に現存する唯一かも知れないコルト M1855 リボルビング・カービン初期型としてはとても良好な状態が保たれています。 また、フレームの一部にはオリジナルのブルー仕上げが残っている箇所も確認出来、後世に手が殆ど加えられていない事が窺えます。 アッパー・タング上面には「壬申一二八三 名古屋縣」の刻印が鏨で入っています。 壬申刻印は古式銃の一種の戸籍番号とも呼ばれるもので、明治5年 (1872年) に明治新政府の命令で国内にあった銃砲調査が行われました際に打刻された登録番号です。 しかしながら、その際の原本はまだ見つかっていません。 明治4年に6鎮台に分けられた明治陸軍では、主力小銃の統一化を図る為に旧藩の銃砲の種類、挺数の把握が急務となり、翌明治5年 (1872年=壬申) に調査が始まり、明治20年頃まで続けられました。 明治5年 (1872年=壬申) には検査が最も大々的に行われ、今日この種類の刻印の内90-95%が「壬申刻印」となっています。 この事から、本銃も1872年以前から日本国内にあった事が証明されます。 木製銃床についても、全体にやや打ち傷や一部にニス仕上げの剥落、アッパー及びロア・タングとの取り付け部周辺に僅かな欠けは見られるものの、大きな破損や欠損、目立った痩せ等は見受けられず、こちらも製造された時代を考慮すると非常に良好な状態が保たれています。銃床基部右側面に木部の切り欠きが見られますが、これはハンマーを起こした際の"逃がし"として機能するものです。
スプリングが内蔵された潤滑装置の作動や、クリーニング・ロッドの着脱についても非常にスムーズです。 また、バレル・ラグ下部に設けられたローディング・レバーの機能も完全で、レバーを前方に戻した際のキャッチもしっかりと掛かります。 蝶番により回転するリア・サイトについても、適度なテンションがかかっており調整が可能です。 撃発機構の作動についても完全で、ハンマーのハーフ・コック及びフル・コックはしっかりと掛かり、シリンダーが正常に回転します。 また、フル・コック状態でトリガーを引く事により、ハンマーがスムーズに落ちます。 各パーカッション・ニップルやハンマーについても目立った変形や欠けは見られず、良好な状態が保たれています。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けており、ライフリングもはっきりと残っています。
元々生産数が少ないコルト M1855 リボルビング・カービンの国内に現存する品は極めて少なく、特に本場の米国でも数が少ない初期生産品は極めて貴重です。 大阪店在庫品 (KK)(MM)

【その他の情報】
平成5年7月13日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクに追加予定の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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