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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6531】 |
英 名
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Japanese Type 89 Machine Gun Camera |
種 類
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その他、無可動実銃買取品 2019年 夏 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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730mm |
口 径
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無 |
装 弾
数
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無 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【八九式活動写真銃改二 について】
昭和4年 (皇紀2589年) に帝国海軍制式となった、航空機搭載用の活動写真機です。 機上での射撃訓練や模擬空戦等に使用され、引金を引いている間の射界内の目標や射撃時刻を、2個のレンズを通して映像として記録し、射撃の照準や射撃タイミング、発射弾数等を評価する為に用いられました。 開発は六櫻社 (現コニカミノルタ) が行い、英国Thorton-Pickard社のHythe ガンカメラ MK3を参考にしたと言われています。 本体は鏡筒部、フィルム送進部、暗箱部、指数器部、原動機部、照準器等から構成されています。 対目標側のレンズはヘキサー 75mm F4.5、前蓋部の前面に時計撮影用のヘキサー 40mm F4.5 レンズを備え、その上部に時刻表示用の時計をセットする事が可能となっていました。 各レンズにはシャッターが備えられており、通常対目標レンズは1/300、対時計レンズは1/70で露出を行いました。 暗箱部には35mmフィルムを装填した特殊なフィルム・マガジンを取り付け、内蔵のスプロケットによりフィルムが送られる構造となっています。 撮像面手前には審査図ガラスと呼ばれる十字線と3つの同心円が刻まれたガラスが取り付けられており、フィルムに敵速130、100、70ノットに相当する同心円表示を焼き込む事が可能となっています。 また、フィルム撮像面後部にはレンズの光軸と航空機の軸線を一致させるための調整を行う際に使用する焦点検査反射鏡が備えられています。 本体後部上面に設けられた指数機部は3桁の数字によりフィルムの撮影コマ数が表示されます。 原動機部には折り畳み式のハンドルが設けられており、これを起こして前後に回転させ、本体上面の巻数指示器が「始」の表示となるまで内部のバネを巻き上げて撮影を行います。 写真銃本体下部にはネジ4本により着脱可能な固定銃座用脚 前後1対の他、旋回機銃座に取り付ける為の脚を取り付ける事も可能です。 尚、固定式として使用する場合は、遠隔操作で写真銃を操作する為のケーブルを引金部と交換して使用する構造となっています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の本体後部右側面には、「八九式 活動寫眞銃 改二」のモデル名の他、シリアルNo.や「六櫻社計画製造」と書かれた銘板が取り付けられています。 本体には全体に黒色のシボ塗装が良好に残っています。 また、暗箱部上面には2個のレンズのシリアルNo.が入った銘板が取り付けられています。 主鏡筒上部の懐中時計撮影部の黄色い透明樹脂製カバーについても、やや傷や擦れが見られるものの、現状では大きな割れ等は見られません。 尚、このカバーを取り付ける前方のネジが1本欠品していますが、現状ではカバーの取り付け自体はしっかりとしています。 形状は航空機関銃ですが、機能的にはカメラですので特に無可動加工は施されていません。 尚、現時点では活動写真機としての作動については確認しておりません。
本品には格納用木箱、フィルム・マガジン6個、レンズ・キャップ、遠隔操作用ケーブル、固定式引金、照星、照門、旋回銃座用取り付け金具、固定銃座用脚、固定銃座用脚取付部交換プレート2枚、フィルム巻取器、オイラー、取扱説明書、試写フィルム小片が付属致します。 取扱説明書は合計20頁で、13頁以降に一部虫食いにより判読できない箇所がございますが、大部分が判読できます。 木箱は六櫻社のメーカー名及び昭和17年9月製造と入った銘板が取り付けられており、外装及び内部に若干の割れ等が見受けられる他、蓋部分に米兵が鹵獲して米国に送られた際の宛名等が書かれています。 木箱の鍵は付属しておりません。
本品のように付属品が概ね揃ったセットはあまり見かけません。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
本品には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文下さい。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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