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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6427】 |
英 名
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SMLE No.1 MKIII* Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2019年 春 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,150mm(実測) |
口 径
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7,7mm×58 |
装 弾
数
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10発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【SMLE No.1 MkIII 小銃 について】
ショート・マガジン・リー・エンフィールド (SMLE) 小銃は1907年にイギリス軍制式となり第一次、第二次両大戦を通じて使用された小銃です。 SMLE小銃はボルトのロッキング・ラグが同時期の他のボルト・アクション・ライフルと比較して後部に配置されていたためボルト・ストロークが短くなり、より短時間で連射する事ができました。 SMLE No.1 MKIII小銃は第一次、第二次両大戦を通じて使用されました。 MKIIIではリア・サイトが簡略化された他、MKIではボルト・ヘッドに設けられていたクリップ・チャージャー機能が本体側に移されました。 また、ハンドガードやマガジンのデザインも変更され、薬室形状も高初速の尖頭弾であるMKVII弾を使用出来るよう改良が加えられています。 MKIII*はMKIIIの製造コストを下げる為に一部を改良したモデルで、第一次世界大戦中の1915年に登場しました。 MKIIIに装備されていたマガジン・カットオフ機能が廃止された他、長距離射撃用のボレー・サイトやリア・サイトのウインデージ調整機能も省略されています。 また、コッキング・ピースの形状も円形から滑り止め溝の付いた板状に変更されました。
イギリスでの製造は1943年までですが、インド、オーストラリアでは50年代まで生産されていました。
その後の第二次大戦中期以降のイギリス軍主力小銃となったSMLE No.4と徐々に交換されました。 SMLE No.4との大きな違いはリア・サイトが機関部後部に前方にあり、銃口の先端がストックと面一になっており、かなり個性的なフェイスになっている点ですが、内実は大きな変更はされていません。 最終的にはL1A1が採用されるまで実に約60年間主力小銃であり続けた英軍を代表する名銃です。
【本個体の説明】
本品のレシーバー後部右側面には若干薄くなっているものの「王冠及びGeorgius Rexの刻印」や、Birmingham Small Arms Co. Ltdを示す「BSA Co.」のメーカー刻印に加えて「1915」の刻印が入っている事から、本品が1915年に生産された事が判ります。 他にも最終検査刻印やブロード・アロー等の刻印が見られます。 また本品のモデル名刻印は第一次世界大戦型と同じMkIIIとなっておりマガジン・カットが付いています。
本品の金属部については若干の小傷や擦れが見受けられ、多少表面仕上げが落ちた箇所が見られます。 特にリア・サイトガードがやや地金っぽくなっており、表面的な朽ち込みの跡が見受けられますが、現状状態は安定しており錆が進行している様子はありません。 一方で大型のノーズキャップは全体的に黒染めがはっきりと残っており表面もスムーズです。 ストックについては若干の小傷や打ち傷が見られますが目立った破損や欠損は見受けられません。 アッパー・ハンド・ガードにはクラックを防止するためと思われる接木が見られます。 アッパー・ハンドガードと銃床本体とは製造年代が後で若干アッパーの方が色味が若干明るい印象ですが、あまり気になりません。 傷みやすい真鍮製のバット・プレートはバット・ストックに比べ一回り小さくなっています。 バット・プレートのコンパートメントの蓋についても問題無く開閉できます。 トリガーとの連動は無いもののセーフティ・レバーが動きます。 付属のマガジンについても目立った凹みや変形等は見受けられません。 マガジン・フォロワー及びスプリングは入っています。 マガジンの着脱やリア・サイトの調整については問題なく行う事が可能です。
トリガー・テンションのある、ボルトが完全に閉じた状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (TK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像(Detail Photos)はこちら
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