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AR180 SCS 自動小銃 (#PH00019)* |
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価格(税込)
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\495,000 |
商品番号
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【6414】 |
英 名
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AR180 SCS Self-loading Rifle |
種 類
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自動小銃、無可動実銃買取品 2019年 夏、東京店在庫品、ガゼット Vol.19 |
国 名
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イギリス / アメリカ合衆国 |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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980mm(実測) |
口 径
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5,56mm×45 |
装 弾
数
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20発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【AR180 SCS 自動小銃 について】
AR180はアーマライト AR18自動小銃をセミ・オートマチック射撃のみとしたコマーシャル・モデルです。
ベースとなったAR18自動小銃は、1963年にアーマライト社で開発された、5,56mm×45弾を使用する自動小銃です。 同じアーマライト社で開発されたAR10やAR15自動小銃が可能な限り軽量な自動小銃にする事をコンセプトに設計されたのに対して、AR18は生産性の高い自動小銃を目指して設計が行われました。
AR18の原型はユージン・ストーナーが設計した7,62mm×51弾を使用するAR16と呼ばれるモデルで、1961年にストーナーがアーマライト社を去った後、新たにアーマライト社の設計主任となったアーサー・ミラーの主導によってAR16をダウンサイズする形で設計が行われました。 AR18ではハンマーやトリガーも含めプレス加工を多用しており、大規模な製造施設がなくても生産可能なように設計されています。 また、AR18の閉鎖機構はAR15系と同じくロータリー・ボルト式ですが、作動方式はAR15のようなガス・インピンジメント・システムではなく、ショート・ストロークのガス・ピストン方式が採用されています。 AR18のレシーバー上部にはArmalite社純正のスコープが装着可能となっています。
AR18は商業的にはAR15のような成功は得られませんでしたが、その後の各国の自動小銃開発に与えた影響は大きく、近代の自動小銃の開発史を語る上でも重要なモデルとなっています。 AR18にはコマーシャル・モデルであるAR180の他に、銃身長を260mmに短縮したAR18Sと呼ばれるバリエーションも作られました。 AR18及びAR180自動小銃は、1969から1972年にかけてカリフォルニア州のCosta Mesaにあったアーマライト社でAR18が1,171挺、AR180が4,018挺生産された他、1970年から74年にかけて3,927挺のAR180が日本の豊和工業でも生産されました。 その為、国内でも他の自動小銃とは違った根強い人気があります。 また、AR18は我が国の89式小銃を開発する際にも参考にされました。 AR18系自動小銃の製造は、1975年から1978年にかけて一時中断したものの、1979年からは英国のスターリング・アーマメンツ社による製造が行われ、1985年まで製造が続けられました。
本品はスターリング製のAR180をベースに、当時スターリング社の工場長であったPhil Hartがデザインしたサム・ホール・ストックを装備したAR180 SCSと呼ばれる初期のスポーター・モデルです。 ベースとなったAR180とは異なり、エジェクション・ポート・カバーが廃されている他、セーフティ・レバーの位置も変更されています。 また、マガジン・リリース・ボタンについても本体右側面に円形のボタン状のタイプが装備されています。 AR180 SCSの生産数は400挺にも満たなかったと言われており、海外でも極めて希少なモデルとなっています。 (KK)
【本個体の説明】
本品のシリアルNo.はPH00019で、シリアルNo.の最初の2文字はPhil Hartのイニシャルに由来するものと考えられます。 この事から、本品が当初よりAR180 SCSとして製造された事が窺えます。 機関部左側面にはアーマライト社のロゴや「AR-180 CAL 5.56mm」のモデル名の他、スターリング社製を示す「MFG. BY STERLING ENGLAND」や「MFG FOR ARMALITE INC. COSTA MESA CALIF.」の刻印が入っています。
本品の機関部や銃身、アッパー・ハンドガードといった金属部はやや小傷や擦れは見受けられるものの、大きな破損や欠損等は見られず、大部分にオリジナルの仕上げが残った比較的良好な状態が保たれています。 機関部及び銃身は若干紫がかったブルー仕上げとなっています。 木製銃床についても、やや打ち傷や線傷が見受けられるものの、大きな破損等は見受けられず大部分にオリジナルのウレタン仕上げが残っており、しっかりとした状態が保たれています。 銃床上面の銃本体取り付け部周辺に僅かな欠けが見られるものの、あまり気にならないレベルのものです。 傷み易いバット・プレートについてもやや打ち傷が見られるものの、目立った破損や摩耗などは見られず、しっかりとした状態が保たれています。 バット・プレート取り付け部右側に、バット・プレートを取り外し易いようにするための半円形の切り欠きが設けられています。 マガジンの着脱やリア・サイトの調整、セーフティ・レバーの操作については問題なく行う事が可能です。 セーフティ・レバーは安全位置でトリガーがロックされます。 マガジン・スプリングは入っています。
アーマライトの2.75倍純正スコープが付属致します。 スコープ上面には「ARMALITE 2.75× 20mm」の刻印が入っています。 スコープの外装は若干の小傷や擦れは見られるものの、視界はチリや曇り等も殆ど見られずクリアな状態が保たれています。 スコープの着脱についてもスムーズに行う事が可能です。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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