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【TK0766S/D】火縄銃 細筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘:廣島 大下林助作) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6320】 |
英 名
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Japanese Matchlock Gun |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,332mm |
口 径
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10mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 細筒 (在銘:廣島 大下林助作) について】
本品は口径が10mmの細筒 (小筒) と呼ばれる狩猟用、または標的射撃用の火縄銃です。 全長は約133cmで火縄銃の細筒としては一般的なサイズとなっています。
本品は在銘で、銃身下面に「廣島 大下林助作」と入っています。 大下林助は全国鉄砲鍛冶名鑑には記載が見られませんが、各部の作りに堺筒の影響を受けている事が窺えますが、廣島藩の鉄砲鍛冶と思われます。 本品の銃身は前部と後部がやや広がった形状の八角銃身で、銃口は筋立が施された八角柑子となっております。 先目当はたんけん型、元目当は富士型の物が取り付けられています。 銃身表面には松竹梅が象嵌により描かれています。 銃身は銃床に3本の目釘により取り付けられる形状となっています。 銃床下部に松を象った真鍮製の飾り板が取り付けられている他、しのぎ目 (目釘穴) など各部に桜の花弁型の飾り金具が取り付けられています。 カラクリは外カラクリで、紅葉と思われる植物の葉を象った形状の蟹ノ目隠しが取り付けられています。 カラクリや雨覆、引金、用心金といった主要な金属部は全て真鍮製となっており、輪引金となっている引金には用心金が設けられています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の銃身下面には「廣島 大下林助作」の銘がはっきりと確認できます。 本品の銃身を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃床に隠れる銃身下部等にやや表面錆は見受けられるものの、現状では大きな朽ち込み等は見受けられず、比較的良好な状態が保たれています。 銃身表面の象嵌についても美しく残っています。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は一致しています。
銃床については銃身先端右側に接ぎ木による補修痕が見受けられるものの、時代は付いており違和感はありません。 銃床右側にやや長めのヘアライン・クラックが見られ、内部から膠と思われる接着剤により補強が行われていますが、外観からは殆ど目立ちません。 それ以外の木部については経年に伴う小傷や擦れ等は見られるものの、大きな破損や欠損等は見られず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 各部の飾り金具等の欠品も現状では見られません。 尚、目釘は付属しておりません。
銃身内は銃口から銃身後部まで通っていますが、火穴は抜けていません。 尾栓は現状では固着しており取り外しは出来なくなっています。 カラクリの作動については完全で、火挟みを起こした状態で引金を引く事により火挟みがスムーズに落ちます。 火蓋はややガタつきは見られるものの、開閉は問題なく行う事が可能です。 かるか (さく杖) は付属致しません。
東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
平成3年1月17日広島県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは異なり、作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただき、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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