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コルト M1851 ネービー リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#116416)*  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【6234】
英  名
 Colt M1851 Navy Revolver
種  類
 古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 340mm
口  径
 10mm
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【コルト M1851 ネービー・リボルバーについて】
コルト M1851 ネービー・リボルバーは、サミュエル・コルト社 (Samuel Colt、現在のColt Firearms社) で1851年より1873年まで製造された軍用リボルバーで、正式名称は「Colt Revolving Belt Pistol of Naval Caliber (Colt 海軍口径 回転式ベルト・ピストル)」です。 コルト社は1848年に発売した.44口径のコルト ドラグーン (Model 1848 Percussion Army Revolver) を基に、.31口径に小型化、改良したコルト M1849 ポケット・リボルバーを1849年に発売しました。 それとほぼ平行して、Revolver Ranger Modelが1850年に発売されました。 それにNavyの名前を冠して1851年から軍用とし大々的に売り出し、南北戦争 (1861年-1865年) では主要拳銃として使用されました。 M1851 ネービー・リボルバーは全て.36 口径の6連発のモデルです。 一足先に発売されたM1849 ポケットを一回り大きくしたデザインで、構造は全く同じです。 またM1849 ポケットには銃身長や装弾数の異なるバリエーションが存在しましたが、M1851 ネービーの銃身長は7,5インチのみでバリエーションはありません。 先に発売された.31口径のM1849 ポケットは、その口径から民間市場をターゲットにしていましたが、M1851 ネービーは軍用としての販路を伸ばしました。 当時コルト社が生産した軍用パーカッション・リボルバーの中でM1851 ネービーは非常に成功し、本国の工場で25万挺、英国のLondon工場で2万2千挺が生産されました。 コルト社のパーカッション・リボルバーの特徴として、銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように前後に分解出来る構造になっています。 バレル・ウェッジと呼ばれる「楔 (くさび)」のような小さな部品を右から左に押し出す事によって、銃身部分とフレーム部分が容易に分離します。 シリンダーには、1843年のカンペチェ海戦 (Naval Battle of Campeche) でテキサス海軍がメキシコ海軍を破る場面が描かれており、これが「Navy」と呼ばれる由来となっています。 (MM)

【本個体の説明】
本品はシリアルNo.が116416である事から、1861年 (万延2年/文久元年) に製造された個体である事が判ります。 南北戦争 (1861年-1865年) の勃発時期に製造された品で、南北戦争で使用された可能性が非常に高い品です。 コルト M1851 ネービーは、1851年から1873年まで生産され、1st Modelから Late 4th Modelまで細部の異なる複数のバリエーションが存在します。 本品は1858年から1862年にかけて約32,700挺が生産された「Early 4th Model」と呼ばれるタイプです。 このEarly 4th Modelはシリアル No.が85921から118586までの個体が該当し、本品がEarly 4th Modelの中でも最後期に製造された個体である事が判ります。 Early 4th Modelにはその前モデルであるLate 3rd Modelに比べて大型の真鍮製トリガー・ガードが装備されるようになりました。 尚、その後登場したLate 4th Modelにはパーカッション・キャップを装填する際のガイドとなる「Capping Groove」と呼ばれる溝が追加されましたが、Early 4th Modelにはこの溝が設けられていないのも外観上の特徴となっています。 本銃の各部の作りもこのEarly 4th Modelの特徴に沿ったものとなっています。 尚、本個体の銃身上面に打刻されたコルトのアドレス刻印は、「ADDRESS COL. SAML COLT NEW-YORK U.S AMERICA」となっています。 コルト社は当初、リボルバーの銃身上面に本社所在地であったNew Yorkのアドレス刻印を打刻していましたが、その後1860年〜1861年頃にかけて、南部に多かったコルト社の顧客に配慮して、当時奴隷解放運動の中心地と見做されていたNew Yorkから同社工場の所在地であるコネチカット州のHartfordへとアドレス刻印が変更されました。 しかしながら、その後1861年の南北戦争勃発に伴い、南部の顧客の大半がアメリカ連合国側に付いた為、再び銃身のアドレス刻印がNew Yorkへと戻されたと言われています。 本品は1861年製造の個体ですので、銃身刻印が再びNew York刻印へと戻された南北戦争勃発直後に製造された個体である事が分かります。 Early 4th Modelは、シリアルNo.が概ね64600から98000までの個体にHartfordのアドレス刻印が打刻され、シリアルNo.が98000以降に製造された個体ではNew Yorkのアドレス刻印が順次打刻されるようになりました。 尚、このシリアルNo.刻印の変更はシリアルNo.98000を境として完全に切り替わった訳ではなく、シリアルNo.が101324の個体でもHartfordのアドレス刻印が入った個体も確認されています。
本品の金属部は全体的に古い時代の仕上げ直しが行われている可能性がございますが、全体にオリジナルの仕上げとも思えるような非常に良い雰囲気となっています。 金属部は磨かれていない為、銃身上面やフレーム側面の刻印もハッキリと確認出来ます。 シリンダーのカンペチェ海戦の彫刻は海面の波紋の一部が確認できるのみで殆ど残っていません。 シリンダー側面のパテント刻印は判読困難なものの「(COL)T PATENT」の文字の存在はハッキリ (COLの部分に小さな傷があり、この3文字は判読不可) と確認できます。 それを囲む長方形の枠とシリアル No.もはっきりと確認できます。 シリンダーのパーカッション・ニップルは目立った欠けや変形も見受けられず、ほぼ完全な形状が保たれています。 本品のシリンダー、ローディング・レバー、フレーム、トリガー・ガード、バック・ストッラップ、シリンダー・ベース・ピン (アーバー・ピン)、銃身のシリアル No. (116416又は6416) と、確認できるナンバーはウェッジ (532) 以外全てマッチしているオリジナル度の高い品となっています。 シリンダーやリコイル・シールド、ハンマー表面に若干の表面錆痕が散見されますが、現状では落ち着いて状態となっており、殆ど気になりません。 フレームの左側面には「COLTS PATENT」の刻印が入っています。 真鍮製のトリガー・ガードから続くフロント・ストッラップとバック・ストラップは多少磨かれてはいますが、その後の時代は僅かに付いています。 トリガー・ガード左側面の前に後ろに「L」の刻印が入っています。 トリガー・ガード部分に僅かな当たりがあります。 オリジナルの木製(ウォルナット製)グリップも完全品ですが暗い色合いになっており、経年使用のため角の部分が多少丸みを帯びています。 どちらかと言うと左右両側面とも同じような濃い色合いです。 グリップ下部にやや打ち傷が見受けられる他、グリップ・フレームとの間に僅かに隙間が見受けられますが、グリップの取り付け自体はガタつきもなくしっかりとしています。 作動は良好でハンマーのハーフ・コック及びフル・コックは問題なく掛かります。 ハンマーを起こすとシリンダーがズレる事なく回転し、フル・コック状態でトリガーを引くとハンマーがスムーズに落ちます。 銃身とフレームも非常にしっかりとタイトに固定されています。 構造上シリンダーは前後にやや遊びが見受けられますが、殆ど気にならないレベルのものです。 銃身内にはハッキリと美しいライフリングが残っており、シリンダー内もニップル孔からシリンダー前面まで完全に通っています。
本品が丁度収まるサイズの現代 (半世紀ほど前) に作られたコルト社のロゴが入った木箱が付属致します。 木箱内部のベルベット内張りにはやや使用感が見られます。 蓋内側のコルト社のロゴの焼印が入っていますがコルト社純正ではありません。 尚、木箱の鍵も付属しています。 コルト・パテント型のフラスコ及びモールダーが付属致します。 いずれもコルトのパテント刻印が入っていない事から復刻品と思われますが、銅や真鍮部分には全体に適度な時代感が付いており良い雰囲気となっています。 真鍮製のオリジナルのジャグが付いた1911年型の米国軍用ピストル用クリーニング・ロッドが付属致します。 付属のパーカッション・キャップ缶はMGC製の復刻品ですが、刻印が上手く入っているため一見しただけではそれほど違和感はありません。 国内では「51 ネービー」の呼び名で最も人気のあるモデルの一つですが、お値打ち価格に設定してあります。
東京店在庫品 (MM)(KK)

【その他の情報】
昭和46年10月8日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクに追加予定の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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