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J. V. Funk & Söhne社製 前装管打式精密射撃用小銃  
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価格(税込)
 \715,000
商品番号
 【6201】
英  名
 German Percussion Rifle made by J. V. Funk & Söhne, Suhl
種  類
 古式銃(無可動) 、単発、無可動実銃買取品 2020年 夏、大阪店在庫品
国  名
 帝政ドイツ
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,385mm
口  径
 13.5mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【J. V. Funk & Söhne社製 前装管打式精密射撃用小銃について】
J. Valentine Funkはドイツの銃砲生産地で有名なSuhl (ズール) のFunk一族の一人で、息子と一緒にJ.Valentine Funk & Söhne社として高級狩猟用/精密射撃用小銃や散弾銃を製造していました。 同社の作品は1840年から1870年の間の品が現存しており、本品はその最盛期に作られた品と思われます。
管打式小銃はドイツ語ではPerkussionsbuchseまたはPerkussionsgewehreと呼びます。 精密射撃用小銃にはセット・トリガーが標準装備されており、オプションでピーピング・サイトを取り付けられるようになっていました。 そして木製ストックには高級な素材が使用され、装飾も多く施されていました。 精密射撃用と狩猟用の違いは明確ではありませんが狩猟用は比較的軽量で取り回しの容易なサイズが多く、精密射撃用は太く重たい銃身 (ヘビーバレル) が基本で、バット・ストックには肩にフィットし易いカーブの強いバット・プレートが付いていました。 17世紀頃から南ドイツからドイツ語圏スイス、オーストリアに跨るチロル地方で使われたフリント・ロック式の特別仕上げの小銃が始まりで、19世紀に入りパーカッション式 (管打式) が主流となりドイツ全土で使用されるようになりました。 チロル地方以外のドイツでは牛角などでの装飾が控えめになっています。 本品はドイツ中部に位置するテューリンゲン州のズールで作られた品で、ズールではThuringer Wald (テューリンゲンの森) をひかえた土地柄もあり多くの狩猟用小銃や散弾銃が生産されました。
当時のズールは中世より鉄の産出地として知られており16世紀以降は宗教戦争が多発する中で銃の生産地として発展しました。この地の職人が作り上げた銃は、ネーデルラント (現在のオランダ)・スイス・デンマークなど各地にまで輸出されました。 20世紀に入っても武器産業は盛んで、Sauer & Sohn社、Simson(BSW、Gustloff)社、C.G. Haenel社などの有名メーカーがありました。 第一次世界大戦中にはMP18、第二次世界大戦中にはMP38/MP40、StG44などの最先端の武器が生産されていたため連合国から激しい空爆を受け市は破滅的な被害を受けました。 ズール市にはドイツで唯一、市立の銃器製造学校があり、市内にはズール武器博物館があるほど銃器の生産地として栄えた都市で、ズール製はドイツの銃器の中では特出した評価を得ています。(MM)

【本個体の説明】
本品は1860年頃に作られた中央ドイツ地方独特の精密射撃用小銃です。 しっかりとライフリングが入った口径16mmの太く重たく、そして長いオクタゴン (八角形)・バレルが特徴です。 銃身の上面には唐草模様と共にドイツ旧書体の銀象嵌で「J. Valt: Funk & Söhne in Suhl」と入っています。 銃身後部に続くアッパー・タングにも緻密な唐草模様が入っています。 リア・サイトは大きな固定V字サイトに加え2枚の板状のフリップ・サイトが付いており、その前面にリア・サイト・ベースから伸びた装飾金具が存在感を増しています。 バット・ストックの上部分にピーピング・サイトを取り付ける事も可能な正方形の孔が付いています。 サイドロック、ハンマー、パッチ・ボックスなど主要金具全てに緻密な唐草模様の彫刻が入っています。 ハンマーの前方下部にハンマー・セーフティが付属している点が独特で、このセーフティを掛けておれば物理的に絶対にハンマーが雷管を叩く事はなく安全性を考慮した作りになっています。 凝った形状の唐草模様の彫刻が施されたパッチ・ボックスの蓋は開閉可能です。フル・ストックと呼ばれる銃口近くまでストックが伸びており、その先端 (Stock Nose) には水牛の角で美しく補強されており、ストックが引き締まって見えます。 ストックの左側にチーク・ピースの膨らみがついた高級な木目の美しいウォルナット製で、前後のグリップ部分に緻密で装飾的なチェッカリングが入っています。 トリガーはセット・トリガーになっており、後ろのトリガーを引くとシアが解放され、前方のトリガーを僅かでも引くとハンマーがリリースされます。 木製のさく杖の先端にはStock Noseとマッチした、水牛の角で飾られています。 素晴らしい銀象嵌が入った大きく重たい銃身は非常に存在感があり、木部も職人の凝った作りによる芸術品感がマッチした美しい品です。 160年以上前に製造された品にも拘わらず特に大きな問題点も無い (木製ストックに僅かなヘアー・ライン・クラックはあります) 素晴らしい品です。 銃身を含む鉄部は白磨き仕上げになっており、一部に表面的な時代錆がありますが許容範囲で、アンティークな品だけにその品格が備わった時代感があります。 (MM)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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