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スイス ピーボディ-マルティニ ターゲット ライフル (無可動古式銃、Albert Meier社製)  
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価格(税込)
 \495,000
商品番号
 【6180】
英  名
 Swiss Pebody-Martini Action Schuetzen Rifle by Albert Meier
種  類
 古式銃(無可動) 、単発、レバー・アクション、無可動実銃買取品 2020年 秋、東京店在庫品
国  名
 スイス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,261mm
口  径
 10,4mm (10.4x38mm Swiss Rimfire)弾
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ピーボディ・マルティニ・アクション ターゲット・シューティング ライフルについて】
1862年にアメリカで発明されたピーボディ・アクションを基に、スイス人のフレデリック・フォン・マルティニが開発したピーボディ・マルティニ・アクションを用いたターゲット ライフルです。
ピーボディ・マルティニ・アクションは、トリガー・ガードを兼ねたレバーを下に押し下げるとブリーチ・ブロックが後部上方を軸にして上下に薬室が開放・閉鎖され、連動してブリーチ内蔵のストライカーがコッキングされる、後装単発式機関部の完成形の1つです。 反動に強く信頼性の高いピーボディ・マルティニ・アクションは、1870年代に民間用として幅広い国で多岐に渡り利用されており、特にスイスではマルティニ・アクションの人気が高く多くの銃砲メーカーがピーボディ・マルティニ・アクションを利用した猟銃や標的射撃銃 (ターゲット ライフル) を製造し、仕上げの豪華さやクオリティを高めて争っていました。 本品はその中でも優れた仕上げを誇る逸品です。
ドイツ語でSchutzenまたはFeuerstutzenと呼ばれる本ライフルは、スイスのシュヴィーツ州リギ山の麓にあるKüssnacht am Rigi (キュスナハト・アム・リギ) と呼ばれる村にあったAlbert Meier社の製品で、1880年頃に製造された品と思われます。 ヘビー・ラウンド (丸型)・バレルの後部約11cmがオクタゴン (八角形) バレルで、当時のスイス軍用銃と同じ造りになっています。 スイス軍正式小銃弾である10,4mm (10,4mm×38 Swiss Rimfire) 弾を使用します。
バット・ストックにはSchutzen スタイルと呼ばれるチーク・ピース部分が膨らんだ作りになっています。 一世紀以上前に造られたスイス軍で使用された木製銃床は、素材の良さと木目の美しさに定評があります。 美しい木製バット・ストックとチーク・ピース、そして独特のバット・プレートを備えたスイス製Schutzen ライフルは一挺だけでも壁に掛けて展示しても十分に見栄えがする豪華さがあります。 バット・プレートはダブル・ホックと呼ばれる上方と下方の肩当て部分が大きく出ているスタイルです。 同じくスイス軍用のハンドガードがセットになっています。 スイス軍用の1851 小銃系と同じ木部と思われます。 軍用と同じ精密射撃用のダブル・セット・トリガーが標準装備されています。 (MM)

【本個体の説明】
機関部やブリーチ・ブロックなどには美しいケースハードン仕上げが多く残っている程度の良い品 (ケースハードン仕上げによるブラウン系の色合いになっています) です。 ヘビー・ラウンド・バレルも薄く表面錆のあとが散見されますが、ブルーが95%以上残った素晴らしいコンディションです。 銃身後部のオクタゴン部分左側面に楕円形に「CL」の刻印が入っています。 ハンドガード後部左側面に「353」と「707」の数字が刻印されている他、バット・プレートとノーズ・キャップに「404」の刻印が見られます。 この「404」のマッチしたシリアル刻印は銃床がM1851 小銃であった頃の名残です。 軍用型ではありますが非常に上質の木部にはオリジナルの仕上げが美しい艶を残しており、素晴らしいコンディションです。 ハンドガードは側面からの楔(くさび)一本で留めてあり程度も良い品です。 楔はスムーズに着脱できますが非常にタイトに固定され、造りの良さが感じ取れます。
ハンドガードの左側面後方に僅かな欠けがありますが150年近く経った品と考えれば全く問題を感じない許容範囲です。 また、グリップ部上面に長くのびたアッパー・タングの溝を埋木しており、同様に右側面にもサイド・ロックの溝を埋木しているため、古いM1851 小銃系ストックを流用しているものと思われます。 埋木は大変丁寧に処理されており、周囲に違和感無く馴染んでいますので、指摘されないと判らない程度です。 この仕事は後年の修理ではなく、150年近く前の当時マルティニ・アクションを軍用ストックに載せ代えた際に行われる一般的なものです。 ハンド・ガードの後端にも似たような調整が見られます。
トリガー・ガードを兼ねたレバーは可動しブリーチ・ブロックが解放されて薬室の溶接が確認できます。 シアが取り除かれているので、トリガーと撃発装置は連動していませんが、オリジナルのトリガー・テンションが残っています。 ダブル・セット・トリガーになっており、後ろのトリガーを引くことで前のトリガー・ストロークが非常に短くなる、セット・トリガーのメカニズムを楽しむことができます。 このトリガー・ユニットはロア・タング後端の大型螺子(ネジ)を緩める事でワンタッチで着脱可能です。 これは精密射撃を行う上で簡単にトリガー・ユニット内の微調整ができるように工夫されたスイスの高級銃器に見られる特徴です。 リア・サイトは通常の軍用モデルに比べ精密射撃に適したリーフ部分が長くなっているモデルです。 同様にフロント・サイトも軍用と同じですが蟻溝にしっかりと入ったブレイドですが工具を使えば左右に調整できるようになっています。 バット・ストック右側面中央に楕円形の金属製銘板が付いており「Albert Meier, Küssnacht」のメーカー名が入っています。 オリジナルのスイス軍用型さく杖が付いており、スムーズに抜き差しする事が出来ます。 非常に立派なマルティニ・アクションで同様のモデルはあまり日本には入っていませんがお値打ち価格に設定してあります。(YS)(MM)

【その他の情報】

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